2012年7月18日 (水)

ソラマチ探訪記:レストラン編

第三弾はレストラン編とゆこう。

見晴らしの点では、展望デッキのレストラン「634」が一番だろうが、今回はスカイツリーに登れなかったので除外。ソラマチイーストタワーのレストランに入った。

前々回でご紹介したように、30F、31Fレストランフロアからの眺めは素晴らしく、隠れた穴場だと思う。そのレストランでゆっくり食事が出来れば言うことはない。ここには以下のレストランが入っている。

http://www.tokyo-solamachi.jp/floor/30f/
http://www.tokyo-solamachi.jp/floor/31f/

一番人気は、31Fの天空ラウンジだろう。まさに目の前にスカイツリー・・・といっても胴体で、フロアに寝そべらないと天辺は見えない・・・が鎮座しているのだ。特に夜景は素晴らしいと聞く(写真はレストランのHPから)。

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同じくスカイツリーの正面といえば、30FのBEER&PUB SUPER"DRY"も眺めがいい。ただここは、展望スペースの後ろにちょっと引っ込んでいるので視界が展望客で遮られるうえ、半オープンスペースなので騒がしく、ゆっくり食事が出来る雰囲気ではない。

当日土曜日、営業開始の11時に夕食の予約の電話を入れた。スカイツリーが展望できる西側に面した店は、全てが既に満席であった。夕方5時からの早い時間を指定したがこれもだめ。ただ、例外的に自由席を若干残している店もあり、早い時間に来て、並べば座れる可能性もある・・・・という話であった。

折角ここまで来たのだからと、5時15分前にレストランフロアに到着、いくつかの店を回ってみたがやはり難しそう。だが、30FのイタリアンIssare shu cielo [イザーレ シュウ チエロ]の支配人と交渉、7時半までなら入れるとの事で胸をなでおろした。しかも、通された席はというと、正面にスカイツリーが見える特等席だった。なんて、ついてるんだろう。

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このイタリアンは、名古屋から上京、名古屋ではイタリアンの代表格だという。もともとは岐阜多治見の澤千という日本料理が発祥らしい。スカイツリーが目の前という場所が場所だけに、かなり高額と覚悟していたが、コースで6000円からだからボッタクリではない。スカイツリーのライトアップまでの時間稼ぎにこのコースを頼んだ。パスタを中心に、ヘルシーだが手の込んだ料理で大変満足であった。

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気になったのは時間。スカイツリーの点灯時間だ。ホールの人に聞くと点灯は7時。7時半から次の客がくるのだが、早く到着したら我々は席を立たなければならないだろう。コース料理も終わり、時間稼ぎにゆっくりコーヒーを飲む。

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30分もそうしていただろうか、ようやく時計が7時に・・・・・点灯だ。満席のテーブルのあちこちから、「オーッ」という歓声があがる。スカイツリーのライティングにはブルーの「粋」とパープルの「雅」があるが、この日は「粋」。ツリー全体が幻想的な水色に包まれて美しい。

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レストランを出て、スカイツリーの乗降階から見上げた姿。

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そうそう、レストラン編ではこれをご紹介しなくちゃ。一番人気と書いた「天空ラウンジ」のディナーコース。アミューズタワーが売り物なんです。なかなかおしゃれでしょ。これで4500円とのことですから、お試しあれ。

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2012年6月 5日 (火)

星はヒカリエ(笑)

本題に入る前に、報告をひとつ。報告といっても極めてプライベートなことである。父親がまた入院してしまった。土曜日の朝に呼吸の調子が悪くなり、ついでに腰を痛め、しばらく様子を見ていたた。私が仕事から帰宅した夕刻くらいから一層苦しくなり、救急車を呼んで病院に運び込んだのだ。幸いに危篤状態だった前2回に較べると軽症のようだが肺炎を併発していて、予断はできない。また、本人にとっても、家族にとっても闘病生活が始まるのだ。この1年、半分は入院生活を強いられた父は気の毒だが、毎日お見舞いに行く私を含めた家族の負担も大変大きい。高齢者社会の辛さは、経験してみないと分からないものだ。

さて、暗い話はこの位にして、本来は明るい話を書きたかった。新橋のミュージックレストランなるものを初体験した。その名は「アルテリーベ」。声楽家がクラシックを中心とした愉しい歌を歌い、客はビアグラスを傾け、時には一緒に歌う・・・・・というドイツ料理のビアレストランである。

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実は、ソプラノ歌手の浪川佳代さんの自称追っかけをやっていて(笑)、先日、同じくミュージックレストランの銀座「ライオン」に続き、ここアルテリーベにやってきたのだ。なぜ、浪川さんの追っかけになったか、自分でも良く分からないのだが、冗談で言っていたら、いつの間にかみなされてしまったらしい。まあ、追っかけでもそうでなくても、余り大差はないのだから良しとしよう(笑)。

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この日はマルガツで歌友のムッシュ一夫、おそらく30年ぶりくらいに再会する中高時代の友人Iさん、そして以前居た会社の後輩かつ歌友のFさんとの4人編成。Iさんはムッシュ一夫とIさんは初対面だが、フェイスブックが引き合わせた不思議なご縁なのだ。歌も会話も弾み本当に愉しかった。

アルテリーベハは、私に言わせると「視聴者参加型レストラン」。歌を一緒に歌うのは当然として、客が舞台に上がっての「ラインダンス」には驚いた。果ては会場全員で縦列を作っての「歌行進」まである。本当にビックリした。銀座「ライオン」はここまではやらない。聞くところによると、ここアルテリーベは過去何回も閉店の憂き目をみたのだが、そのたびにファンの要請で復活、いまは個人のファン数名がスポンサーになる「有限責任事業組合」としてスタートしたのだという。だから、お客さんを愉しませる精神が浸透しているのだろう。

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もちろん、浪川さんの歌も素晴らしい。何が素晴らしいかって?まず、コスチューム(笑)。ドイツ風というか、チロル風というか・・・・コスプレまがいで可愛らしい。いや、コスプレは浪川さん自身が言っていることなので、ここに書いても良いのだ。まったく浪川さんは愉快な人だ。

もちろん歌も忘れてはならない。素晴らしい持ち歌を沢山ご披露してくれた。「ライオン」でも歌ったと思うが、「私のお父さん」。そして、オペラ「トスカ」から、テノールの名アリア「星は光ぬ」と並び、人気絶大のタイトルロールのアリア「歌に生き、恋に生き」の絶唱は見事!

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そうそう、「星は光ぬ」で思い出したが、先週末渋谷「ヒカリエ」を視察した。開業して一ヶ月余り。すこしは落ち着いたかと思い、見に出かけたのだが、まだまだ大変な混みようだった。このヒカリエは「大人の女性のためのショッピング施設」と銘打つだけに、ターゲットを絞り込んだ潔さを感じた。8フロアのうち空いているのはコスメチックの階だけで、あとは大盛況。特に雑貨のフロアは歩くのにも苦労するほどの混みようだ。ショップの一つ一つがなかなかユニークで、見ていて愉しい。

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レストラン街も充実していて、大人の女性のオーガニック志向を反映した店が集められていた。店ごとのスペースの囲いが極力取り払われていてオープンなのも良い。伊勢うどんまであるのには驚いた。地下のスィーツも大人気で、サダハル・アオキのショップは大判マカロン目当ての女性で長蛇の列だ。

私は、友人が勧めてくれた京都「然花抄院」の生成りカステラを買い求めた。

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後で考えたことだが、ヒカリエの前は東急文化会館だった。この屋上には有名な五島プラネタリウムがあったのだ。意外に、ヒカリエのネーミングは「星は光ぬ」から来ているんじゃないかなあ。

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2012年5月21日 (月)

つけ麺は、ちょっと苦手だけど・・・。

近年つけ麺がブームである。次々に新しいお店が出てくる。

ところが、どうもこのつけ麺、私は苦手なのである。あまりに濃厚なスープ。魚粉がしこたま入っていて粉っぽい。そしてあのうどんのような極太麺。このブログを書いていても、ちょっと胃がムカムカしてくる。

もっとも、以前はなんともなかった。こってりラーメンの代表格である「家系」も嫌いではないく、演奏会の前などは「滑舌を良くする」などと称して、脂ギトギトの家系ラーメンを食べていたのだ。それが苦手になったのは、近年患っている逆流性食道炎のせいだと思う。めっきり脂ラーメン嫌いになってしまったのだ。

中野の会社に来てから、中野はラーメン激戦区でもあり、ラーメンを食する機会も増えた。横道にそれるが、某オケ付属合唱団の練習場所が荻窪と池袋で、こちらも有名なラーメン激戦区ではある。会社の同僚がつけ麺のおいしい店があるというので、ちょと逡巡はしたものの出かけた。

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「中野 大勝軒」は知らない人はモグリだといわれる(私は知らなかったが)つけ麺発祥の店。麺は極太だが、歯ごたえが心地よく旨い。なにより驚いたのは、スープ(つけ汁)があっさりした醤油系であること。酢と辛味が入っていて、旨みがある。最近の「濃厚魚介とんこつ系」を食べて閉口している私にとって、大変に美味しいつけ麺であった。この味が発祥であり、王道なんだな。今の濃厚系は邪道なんだ・・・・と感じ入った次第。確かに若者には濃厚系が支持されるのだろうが、我々の世代はこの王道のつけ麺を食そうではないか。

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もう一つ、会社の近くにある「栄楽」。ここも大勝軒系のあっさり味で旨い。和風味と言い換えても良いだろう。平たいお皿に綺麗に麺が盛り付けてあるのも、お店のこだわりを感じる。キッチンをみると、年配の主人が、家族と思われる女性二人を使って切り盛りしている。お昼しか営業していないようだが、固定ファンがいるようで、いつも行列が出来る。

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つい最近発見した店赤羽エキュート内「舎鈴」。おそらく、ここが今まででピカ一だと思う。六厘舎系列ということで余り気乗りはしなかった。六厘舎は伝説のつけ麺店で、発祥の大崎本店が閉店してから、東京駅のラーメンストリートに出店。いつも長蛇の列である。私も、前を通りかかったとき、「今日は空いてるな」と感じ、それでも30分並んで食べた。確かに旨かったが、やはり魚粉たっぷりのドロドロ濃厚系で、後味は良くなかった。

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この「舎鈴」は六厘舎系の割には行列が無いので、ままよとばかり飛び込んだ。スープに驚いた。しつこくないのである。そして、なんともいえない旨みがある。上手い表現が見当たらないが、濃厚系と和風系の間に位置するというべきか。あっさりしているのに旨みがある、奥深い味のスープなのである。「食べログ」の投稿を見ると、つけ汁があっさりしすぎて麺に絡まない・・・などど、不評の意見が散見されるが、これは若者のコメントだろう。若者には味の奥深さなどは分かるまい。チャーシューを刻んだものとチャーシューをほぐしたトッピングが味のアクセントになっている。

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つけ麺のお楽しみは、麺を食べてからの「スープ割り」だが、ここのスープ割りは更に旨い。なんということか、スープを全て飲み干してしまった。

私にとって、このつけ麺は最高だ。ネットで調べてみたら、丸の内のiiyo!にも出店しているらしい。やはりオトナの味だ。

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2012年3月 1日 (木)

ジンギスカン食べてダッタン人を歌おう!!

次回の合唱では「ダッタン人の踊り」を歌う。というわけ・・・・ではないが(笑)、会社の同僚たちとジンギスカン鍋を食べに行った。まだまだ続く(笑)居酒屋・鍋シリーズ第7弾。

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実は、前から気になっていた店だった。中野「神居古譚」(カムイコタン 譚はサンズイ)。鍋シリーズ第2弾で書いた「ちゃんこ 力士」の真向かいにある店である。

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http://muko-dono.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-d0e3.html

つまり、中野ブロードウェイの「新仲見世商店街」の一店。地元では通称「右奥」と呼ばれる一帯で、「三丁目の夕日」の昭和がそのまま残されたようなスポットなのだ。

しかし、ここは古色蒼然というより、いまにも潰れてしまいそうな店構え。店内も戦後の闇市のような有様(ちょっと誇張したが)。かの有名な「きたなシュラン」三ツ星というから、読者の皆さんも想像がつくだろう。「力士」もそうだったが、はっきり言って汚い。しかし、ジンギスカンは期待通り(笑)素晴らしく旨いのだ。私はジンギスカンの経験は少ないが、東京一かもしれない。

へえーっと感心したのは、いまどき七輪炭火を使っていること。このこだわりからして期待を持たせる。

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まず、肉の厚さに驚く。写真はラム肉(生後1年未満の羊肉)だが、ステーキのようだ。ここの肉と較べると、札幌のビール園で食べる「本場の」ジンギスカンなんて薄っぺらいのだ。しかもとても柔らかくコクがある。

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そして、ジンギスカンの最大の弱点である羊肉の臭みが殆ど感じられない上質な肉なのである。店の人の話では、生産地にこだわり、飼料に抗生物質を混ぜていないかららしい。

羊肉の種類が多い。特にホゲット肉という生後1年~2年未満の羊肉は珍しく、程よく脂が乗って非常に旨い。

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面白いことに、ここのメニューはジンギスカン一本。普通のつまみ類は極めて少ない。なんせ、ご飯も出さないのだ。ご飯を食べると肉が食べられなくなるからという理由。同じ理由で、ビールよりも日本酒を勧めるのだ。

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結果、パクパクと肉を食べ、1人二人前は軽くクリアー。でも、牛肉や豚肉と違って胃にもたれない。羊肉の脂は融点が高いので、溶けて体内に吸収されずに排出されてしまうという。

いやー、食った食った。これなら、威勢のいい「ダッタン人の踊り」が歌えそうだ。

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2012年2月26日 (日)

柏には旨くて安い鍋あり

お待たせしました。居酒屋・鍋シリーズ第6弾。先々週の土曜日、なんと、柏からバスに乗って店まで行ったのだ。

バスに乗るだけの価値があるって?・・・・・あったんです!。柏に行ったのは仕事。普通は仕事が終わって駅の近くで軽く一杯と相成るのだが、今回は以前柏に勤めていた同僚の昔行き付けの店。となれば、バスに乗ってでも行かねばなるまい。

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魚介料理「ふじい」。内陸の拍で魚介が旨いのか?と一抹の不安が頭をよぎったが杞憂に終わった。魚も旨いし、料理も丁寧と来ている。更に値段が安いとくれば言うことなし。

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突き出しに、白子としいたけの煮物。いきなりの白子に驚いたが、しいたけとの相性が良く、とても美味しく炊けている。

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刺身盛り合わせ。厚切りで豪勢。特に貝類が新鮮で旨い。

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ブリ大根。同僚に言わせると、ここの看板メニューだとか。薄味だが大根とブリのハーモニーが絶妙。

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サービスに、鯨のさえずり。めったにお目にかかれない珍味である。さえずりとは鯨の舌のことで、旨みのある脂身でシコシコした食感が魅力的。

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最後にメインの鮟鱇鍋。柏でアンコウを食するとは夢にも思わなかった。鮟鱇の身がどっさり。ここの鍋は味噌仕立てでアンコウの旨みが滲み出た汁は最高。同僚たちも旨い旨いと飲み干してしまった。これで、4人前3980円は信じられない。

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皆で河豚のひれ酒をしこたま飲んで、ひとり5千円弱だから本当に安い。バスに乗ってきたかいがあるというものだ。一同、同僚に感謝、感謝。しかし、土曜の夜、柏から自宅のある大船に帰るのはちょっとした旅行であった。

今年の冬は寒い。まだ鍋シリーズは続けたい。乞うご期待。

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2012年1月31日 (火)

凄いディープな街の明るい居酒屋で

おそらく、日本で一番ディープな街にある明るい居酒屋で鍋を食した。ご存知居酒屋・鍋シリーズ第四弾。またまたまた、偶然ですが(笑)。

偶然でなくて意識的だと批判される向きもあろうと思うが、本当に偶然である。毎年、年末は第九やらガラコンサートやらで、忘年会の誘いも全て断っている。最近では、もうお声もかからなくなってきた。これはこれで寂しいものである。その分、新年会に回してもらっていて、このシーズン私は超多忙である。そして、予算の問題もこれあり、居酒屋が重なった。私は、どちらかというと居酒屋は苦手なほうだったが、通い続けてみると、しみじみとしていいなと思うようになったのである。

さて、誤解を恐れず申しあげると、日本一ディープな街とは、ズバリ南千住から南へ下った山谷(さんや)のことである。昔のドヤ街。今は、外国人旅行者=バックパッカーのメッカとも言われているが、足を踏み入れるにはそれなりの勇気がいる。山谷地区、日本堤に居酒屋「丸千葉」がひっそりと佇んでいる。

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この日は、マーケティングライターで、テレビにもよく出演されている牛窪恵さんを囲む会という趣旨であった。牛窪さんと山谷はイメージがかけ離れているが、幹事役の元敏腕経済雑誌編集者のF氏が選んだ店なのだ。普段行けない店に行く・・・・おそらく牛窪さんの驚く顔を拝みたかったのだろう。男は彼と私。そして牛窪ファンの女性二人(OO=オーオー=コンビ)。

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この店、居酒屋業界(そんな業界あるのか?)ではかなり名が知られた存在らしい。とにかく安くてボリュームが多い。肝心の味も旨い、と三拍子揃った店なのだ。まず、酒が只者でない。いまは殆どお目にかからないサッポロの赤星。大衆居酒屋の勲章である。

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そして、焼酎が「キンミヤ」と来ている。最近でこそ、芋や麦の乙類焼酎がよく飲まれるが、キンミヤは甲類焼酎の王様である。なんといっても、このラベルの優美で繊細なこと。金色の宮(キンミヤ)の字が眩しい。味もスッキリしていて、私は定番のホッピーでいただいた。幹事のF氏は自宅の冷凍庫にキンミヤをストックしてあって、いわゆるシャリキンで呑むらしい。

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酒の話はこの位にして、肴はというと、まず〆鯖。このボリュームで550円とは驚きだ。絶妙な酢加減で文句無く旨い。

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同行したO嬢(2人ともO嬢だが)の1人が注文したカツ煮。甘辛出汁が染みていて食欲が出る。ご飯が食べたい。

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私が頼んだポテトサラダ350円。居酒屋の定番である。これまた、大盛りでマヨネーズがたっぷりかかっている。

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他にもいくつか注文したが、極めつけはこの鍋。みてください、このボリューム、圧倒的な存在感!!これで、一人前である。もともとは白子鍋1500円(安い!)を注文したのだが、大将の勧めで牡蠣とのミックスに。味噌味が効いていて抜群に旨い。

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この大将が愉快で、ナルトの沢山入ったナルト鍋を注文した客がいて、ナルトいっぱいで目を回した・・・・なんて冗談を言う。「やっちゃん」と呼ばれているが、私達の間ではすっかりエナリ君になってしまった。

いやいや、楽しい飲み会だった。私はカツ煮を注文したO嬢に呑まされて、すっかり酔っ払ってしまった。帰りの電車を乗り過ごすのではないかと心配していたがなんとか帰宅。しかし、その晩の夢で、乗り過ごした夢を見た(笑)。なぜか小田急線の最終で、厚木の先まで乗り過ごした夢である。

もう一つ、面白いことが。わいわい騒いで呑んでいたのだが、世間を騒がせている寺田農が話題になった。そして、信頼できる筋という触れ込みで、F氏から館ひろしと某女優の話が・・・・・。そのとき、私が何気なくテレビを見上げると、なんと当の寺田農と館ひろしが出演しているテレビドラマだったのだ。それに気づいた私・・・・・また呼んできてしまったようだ。シンクロニシティ。

かくして、ディープな街の楽しい居酒屋の夜は更けていったのである。

おしまい。

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2012年1月29日 (日)

東京最古の居酒屋で鍋を食らう

明治38年創業というから、優に100年は超えている居酒屋、人呼んで「東京最古の居酒屋」で鍋を食らった。なべシリーズ第三弾・・・また、偶然ですが(笑)。

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店の名前は「みますや」という。神田淡路町の路地裏にひっそりと佇んでいる。先の大戦でも戦火を免れたのだろうか、実に風情のある店構えである。歌友三人で呑もうということになり、事情通のTさんが予約してくれたのだ。6時半に遅れるな・・・との厳命であったのだが、行ってみて納得した。年季の入った引き戸を開けると、テーブルは人、人、人で埋め尽くされている。壮観である。予約もなかなか取れないらしいから、時間に遅れたら待ちの客に取られてしまうに違いない。

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周囲が静かなオフィス街だけに、店の中の喧騒はまさに別世界である。6時過ぎだというのに、かなり広い店内は満席で、奥まった回り込んだスペースにTさんの名前の書いた経木(懐かしい!)がおかれたテーブルを見つけた。当方は3人だから当然相席である。

さっそく、呑み始めたのだが、肴も500円前後と安い。Tさんのお勧めで串カツとから揚げを頼んだ。Oさんと3人でつまんだのだが、ボリューム満点で大変美味しい。

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相席のお隣さんが寄せ鍋を頼んだのをみて、こちらも鍋を。冬は鍋に限る。Oさんが道に迷って、私がコートを着ずに淡路町の交差点まで迎えに行ったのでとても寒かったし。我々は「ねぎま」鍋にした。かじきマグロだと思うが、脂の乗った切り身がどっさり。刺身でも旨いだろうが、それを鍋にして食べるところが粋だねえ(笑)。ほっこり柔らかくて幸せな気分になる。そして、なにより出汁が素晴らしく旨いのだ。最後のおじやまで一気に食べてしまった。

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もともと私は酒が弱いので、しばらくはビールをお付き合いして、鍋が出たタイミングでウーロン茶をいただいた。ところが、このウーロン、なんかヘンなのである。妙に甘味がある。店員が来たので、「これ、本当にウーロン茶?」と聞いたぐらいだ。合点がゆかないが、半分ほど飲み進めたところ、ハタと気が付いた。これ、ウーロンハイじゃない?合唱団の暴露話などで盛り上がったのだが、私は一気に酔いが回ってきた。

酒飲みにはラッキー?かもしれぬが、私にはいい迷惑。もっとも、東京最古の居酒屋で、ウーロン茶なんて注文する輩はいないのだろうなあ。

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2012年1月26日 (木)

どすこい~どすこい

なべシリーズ第二弾・・・・偶然ですけど。

昨年の6月に中野の会社に来るにあたって、友人から「中野には汚くて旨いちゃんこ屋がある」と聞いていた。ようやく、それと思しき店をみつけ、ちゃんこを賞味した。間違いなくその店だった。汚くて旨いちゃんこ。

月に一度グループ会社の同役が集まって会議の後に会食(といっても飲み会)をする慣わしとなっている。今月は、私がこの「力士」というちゃんこ屋を所望したのだ。

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汚い店といってしまえば、身も蓋もない。汚いといったのは私の友人であり、私に言わせれば風情のある店だ。中野のブロードウェイ東側にある新仲見世商店街の一つ。この新仲見世商店街は、終戦直後昭和24年に生まれたという。以来、大きく変化することなく、懐かしき昭和がそのまま残されたようなスポットだ。いまや大人気の「三丁目の夕日」がそのまま残ったような・・・・と表現してもよいくらいだ。とにかく、時代に取り残されている。聞くところによると、ブロードウェイが出来る前は大変な賑わいだったようだが、ブロードウェイ完成後は人の流れが変わってしまい、寂れてしまったようだ。でも、いいなこの雰囲気。

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さて、肝心の「力士」。二子山部屋のOB力士二子竜が経営するちゃんこ屋である。人呼んで「幻のちゃんこ」。いくら電話をかけても繋がらないのだとか。電話番号が違っているとか、大将が1人で切り盛りしているので電話に出られないだとか、諸説あるが、いずれにしても鷹揚な店である。

しかし、ちゃんこは確かに旨い。我々が食したのは「醤油」(ソップ)と「味噌」。それぞれに具も違う。スープが素晴らしいのだ。醤油も味噌も出汁がよく出ているのだが、しつこくなくあっさり味。だから、いくらでも食べられる。具を食べた後のうどんの旨いこと。しこたま食べて満腹満腹。

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ここの大将が面白い。なにを言っても「ごっちゃんです」。そして、ビールの注ぎ方がユニーク。こんな注ぎ方は見たことない。ネタバレはよろしくないので、興味のある方は自分の目で体験していただきたい。

店の壁に、自分の力士時代の体験談だとか張り紙がしてあって面白い。しかし、極め付きはトイレに貼ってあったこれだろう。「JT」の意味がわかった方はコメントに書いて欲しい。

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2012年1月24日 (火)

その手は桑名の・・・・

本当に久しぶりだが、街のグルメの話題を一つ。

フェイスブックで再開した旧友と蛤(はまぐり)を食べに行った。新聞で紹介されていた店で、私から提案した。六本木ヒルズに昨年オープンしたばかりの、「新三郎」という店である。

別にめちゃくちゃ貝類が好きというわけではないが、蛤は貝の王様。旨いが値段も安くない。この店は三重の蛤問屋(そんなのがあるんだ!)マルタカ水産が直営する蛤専門店。旨くないわけがない。六本木ヒルズがミスマッチだが、もの珍しさに訪問した。

http://www.roppongihills.com/shops_restaurants/restaurants/japanese/201550006.html

蛤のコースが3500円で、たいしたことは無いだろうと高を括っていた。ブログ表題の諺「その手は桑名の焼き蛤」からして、半信半疑だったのだ。ところが、どうして質・量ともに大変満足した。

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コースの概要を言うと、まず突き出しのわかめサラダ。ガーリックと唐辛子のみじん切りがアクセントになってなかなか旨い。次が蛤の刺身。これも歯ごたえと甘味が感じられて美味。そして、名物焼き蛤が三つ。蛤ときたら焼きハマに限る。汁がジューシーでいける。意表を突かれただったのは、蛤の天麩羅。衣のサクサク感と熱々の蛤のコンビネーションが絶妙。あと、蛤のあさつき焼き?も悪くない。

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ここまでで、かなり蛤を食べたのだが、締めはこれまた名物の蛤のシャブシャブ。蛤の出汁が効いて最高に旨い。蛤を食べ終わったあとのスープの美味しいこと。締めの締めにこの汁で作ったラーメンが出る。

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あーあ幸せ。お腹一杯。そして蛤の殻が山と詰まれる(この店では貝塚と呼ぶらしい)。かれこれ、1人蛤を20個は食べたろう。養殖のようだが、味は確り出ていて文句ない。これにデザートがついて3500円はお値打ちだなあ。

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お酒も蛤酒なんていうユニークなものをいただいたりして、締めて一人5000円あればたらふくいただけるのだ。もう、一年分の蛤を食べて満足な会食であった。

蛤はいいなあ。最後に有名な川柳を一つ。

蛤は初手 赤貝は夜中なり

この意味が分かった人は、相当な通です。

この川柳で思い出したのが、貝は貝でも牡蠣。今年日本に来るフェルメールの「青いターバンの少女」(真珠の耳飾の少女)で有名な、オランダのマウリッツハイス美術館にある、ヤン・ステーンの名画「牡蠣を食べる少女」。牡蠣と少女、そしてこの目つきに貴方はなにを感じますか?川柳と名画、解釈のコメントをぜひお書きください。

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2011年7月27日 (水)

マーラーもビックリ。世界一!辛い鍋を食す

世界一とは断定できないが、世界一辛い鍋に違いない。

今日は会社は定休日だったが、外部の研修に参加。なにごとも最初は勉強である。

前の会社でのことだが、今年の5月に中国の成都に出張した。成都は四川省の省都。四川省といえば、辛くて有名な四川料理の本場である。最もポピュラーなのはマーボー豆腐であるが、成都に到着した当日夜は、これもご当地で有名な四川鍋(火鍋)を食べることにした。

メンバー4人で老舗の皇城老媽という店に出かけ、早速四川鍋を注文。日本では、真ん中の敷居がカーブしたかたちの丸鍋だが、ここのは四角い鍋でまっすぐに仕切ってある。左側が辛い麻辣(マーラー)スープで、右側が白湯(パイタン)スープ。

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しかし、このマーラーが只者ではないのである。恐ろしく辛い。日本でも最近火鍋がブームだが、比べ物にならないほど辛い。あの世紀末の大作曲家マーラーもスタコラ逃げ出すだろう(笑)。

まず、スープのベース自体がラー油といった感じ。辛味油コッテリである。そして、そこにタップリの唐辛子と山椒のパウダーが入っている。さらに、特産の丸っこい唐辛子が丸ごと放り込まれて、スープ表面にプカプカ浮いているのである(写真:kこうしてみるとハヤシライスのルーみたいだ)。

具材は肉(ブタ、牛)、エビ、野菜に地物の茸類。肉はモツ肉が主体なのが本場の特徴らしい。具材をシャブシャブして、おっかなびっくり口に放り込むと・・・・・・強烈な辛味が脳天を突き破る(ちょっと大げさだけど)。この辛さは、唐辛子は勿論だが、山椒の痺れるような辛味が脳天を刺激することがわかった。これほどの山椒の辛味は、四川省で採れた地物でなければ出ないのだという。

具材の表面に、唐辛子や山椒のパウダーがこってりと付いてくる。できるだけ口中の滞留時間を少なくするようにすぐ呑み込む。しかし、食道や胃が焼けるように熱くなる。一番ひどいのは唇である。熱を持って腫れてきたような感覚。「たらこ唇」にならないように、唇に触れないように口に放り込むのが賢明だ。

上海在住の同行者に勧められた極め付きの辛さは「レタス」(写真)。なぜかというと、あの葉っぱのヒダヒダにタップリ辛味パウダーが密着しているから。表面積が広い分だけ、強烈な刺激なのだ。

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刺激を中和する意味でも白湯のほうの鍋を時たまツツク。しかし、マーラーも食べ続けているうちに、食感が麻痺してくるのが恐ろしい。結構沢山いただいた。

かわいそうだったのは、四人でこの鍋を囲んだので、N君1人が全面的にマーラー鍋に面していたこと。私は半々の位置。私が面白がって、紅白鍋合戦をやろうなんて言い出したおかげで、マーラー鍋に直面していた彼はもっぱらこれを食することに・・・・すぐに紅白鍋合戦は終了したのだが、果たしてN君は翌日お腹を壊してしまったのだ。

翌日は例の陳麻婆豆腐にチャレンジする予定だったが、全員ギブアップ。こうして初の四川省訪問は、苦い思い出、いや辛い思い出となったのである。

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