2012年6月 5日 (火)

星はヒカリエ(笑)

本題に入る前に、報告をひとつ。報告といっても極めてプライベートなことである。父親がまた入院してしまった。土曜日の朝に呼吸の調子が悪くなり、ついでに腰を痛め、しばらく様子を見ていたた。私が仕事から帰宅した夕刻くらいから一層苦しくなり、救急車を呼んで病院に運び込んだのだ。幸いに危篤状態だった前2回に較べると軽症のようだが肺炎を併発していて、予断はできない。また、本人にとっても、家族にとっても闘病生活が始まるのだ。この1年、半分は入院生活を強いられた父は気の毒だが、毎日お見舞いに行く私を含めた家族の負担も大変大きい。高齢者社会の辛さは、経験してみないと分からないものだ。

さて、暗い話はこの位にして、本来は明るい話を書きたかった。新橋のミュージックレストランなるものを初体験した。その名は「アルテリーベ」。声楽家がクラシックを中心とした愉しい歌を歌い、客はビアグラスを傾け、時には一緒に歌う・・・・・というドイツ料理のビアレストランである。

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実は、ソプラノ歌手の浪川佳代さんの自称追っかけをやっていて(笑)、先日、同じくミュージックレストランの銀座「ライオン」に続き、ここアルテリーベにやってきたのだ。なぜ、浪川さんの追っかけになったか、自分でも良く分からないのだが、冗談で言っていたら、いつの間にかみなされてしまったらしい。まあ、追っかけでもそうでなくても、余り大差はないのだから良しとしよう(笑)。

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この日はマルガツで歌友のムッシュ一夫、おそらく30年ぶりくらいに再会する中高時代の友人Iさん、そして以前居た会社の後輩かつ歌友のFさんとの4人編成。Iさんはムッシュ一夫とIさんは初対面だが、フェイスブックが引き合わせた不思議なご縁なのだ。歌も会話も弾み本当に愉しかった。

アルテリーベハは、私に言わせると「視聴者参加型レストラン」。歌を一緒に歌うのは当然として、客が舞台に上がっての「ラインダンス」には驚いた。果ては会場全員で縦列を作っての「歌行進」まである。本当にビックリした。銀座「ライオン」はここまではやらない。聞くところによると、ここアルテリーベは過去何回も閉店の憂き目をみたのだが、そのたびにファンの要請で復活、いまは個人のファン数名がスポンサーになる「有限責任事業組合」としてスタートしたのだという。だから、お客さんを愉しませる精神が浸透しているのだろう。

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もちろん、浪川さんの歌も素晴らしい。何が素晴らしいかって?まず、コスチューム(笑)。ドイツ風というか、チロル風というか・・・・コスプレまがいで可愛らしい。いや、コスプレは浪川さん自身が言っていることなので、ここに書いても良いのだ。まったく浪川さんは愉快な人だ。

もちろん歌も忘れてはならない。素晴らしい持ち歌を沢山ご披露してくれた。「ライオン」でも歌ったと思うが、「私のお父さん」。そして、オペラ「トスカ」から、テノールの名アリア「星は光ぬ」と並び、人気絶大のタイトルロールのアリア「歌に生き、恋に生き」の絶唱は見事!

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そうそう、「星は光ぬ」で思い出したが、先週末渋谷「ヒカリエ」を視察した。開業して一ヶ月余り。すこしは落ち着いたかと思い、見に出かけたのだが、まだまだ大変な混みようだった。このヒカリエは「大人の女性のためのショッピング施設」と銘打つだけに、ターゲットを絞り込んだ潔さを感じた。8フロアのうち空いているのはコスメチックの階だけで、あとは大盛況。特に雑貨のフロアは歩くのにも苦労するほどの混みようだ。ショップの一つ一つがなかなかユニークで、見ていて愉しい。

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レストラン街も充実していて、大人の女性のオーガニック志向を反映した店が集められていた。店ごとのスペースの囲いが極力取り払われていてオープンなのも良い。伊勢うどんまであるのには驚いた。地下のスィーツも大人気で、サダハル・アオキのショップは大判マカロン目当ての女性で長蛇の列だ。

私は、友人が勧めてくれた京都「然花抄院」の生成りカステラを買い求めた。

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後で考えたことだが、ヒカリエの前は東急文化会館だった。この屋上には有名な五島プラネタリウムがあったのだ。意外に、ヒカリエのネーミングは「星は光ぬ」から来ているんじゃないかなあ。

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2010年10月11日 (月)

藝術の秋を満喫

丸の内合唱団の定期公演も終わり一息ついたので(前2回のブログ見てください)、三連休を使って、娘夫妻と一泊で箱根に出かけた。

土曜日は生憎の雨。9時過ぎに自宅を車で出発、10時半ごろに芦ノ湖に到着。雨なので車の量も少なくスムーズに着くことができた。箱根関所を見学し、蕎麦屋で昼食。次はどうしようと思案していたが、雨が強くなり、アウトドアではなくインドアに方針を定めた。

前から行ってみたかった成川美術館へ。美術館の50mにもおよぶ展望ラウンジから、芦ノ湖全景と富士山を望めることでも有名な美術館だ。悪天候で写真のようにはゆかなかったが、それでも霧につつまれる芦ノ湖の姿は絶品。

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稀代の現代日本画コレクター成川實が収集した絵画は約4000点にものぼる。特に山本丘人のコレクションは有名。当日は、文化勲章を受賞した現代日本画の巨匠達の特集をしていた。加山又造、東山魁夷、平山郁夫などまさに巨匠の面々だが、一番好ましく思った絵は杉山寧の「羊(よう)」。おそらく中央アジアの遊牧なんだろうが、オレンジ~茶を中心とした暖かい色彩と、単純化された羊と羊飼いの造形に永遠性を感じる素晴らしい作品だ(写真はテレホンカード)。

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翌日曜日は、前日の天気予報では夕方まで雨とのことだったが、幸運にも朝方には雨もやんだ。9時半ごろホテルを出て、近くの湿生花園を散策しようと思っていたら、また雨が降ってきた。仕方なく、ポーラ美術館へ予定変更。

この美術館は2002年開館と比較的新しいが、入場料も高いので(笑)、これまで敬遠してきた。先日、丸の内の三菱1号館美術館の高橋館長の講演を聞く機会があり、そのなかで高橋さんがこのポーラ美術館を絶賛していた。これはなんとしても見に行こうということで、足を伸ばした。

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新装の美術館だけに、館内も広々しており、空調や照明にも最新の技術が駆使されている。照明は光ファイバーで美術品の劣化も最小限に抑えられるのだという。

なんといっても驚かされるのは所蔵品の見事さ。総数9500点にのぼるといわれるが、日本人にも人気の高い西洋近代絵画400点、日本近代洋画が280点あり、それが体系的に収集されているのだ。モネ、ルノアールなどの印象派を中心に、レオナール・藤田、ユトリロなどのエコールドパリの画家達、ゴーギャン、ゴッホ、セザンヌなどのポスト印象派、ピカソを代表とするキュビズムまで幅広く非常に豪華で驚かされる。

丁度アンリ・ルソー特別展をやっていたが、ルソーの収集では日本、いや世界的にも有数らしい。というのも、この美術館のコレクションを一代で集めた、ポーラグループの総帥鈴木常司が私淑していた岡鹿之助画伯が日本におけるルソーの紹介者だったからだ。岡の師匠に当たるレオナール藤田はルソーとも親交があったらしい。「日曜画家」として、一般的には軽く見られるルソーが日本で人気が高いのも岡画伯や鈴木オーナーのおかげなのかもしれない。

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展示された名品の数々にはまさに「垂涎」という言葉がピッタリだが、私が一番感激したのは、大好きなモネのルーアン大聖堂連作(下記ブログ)の一枚がここにあったこと。午後6時の夕日に映える大聖堂の姿は暖かくそしてただただ美しい。

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http://muko-dono.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-9c14.html

今日体育の日は、旅の疲れもどこへやら、コンサートの前に家内が行きたがっていた、日本画の「上村松園」展へ竹橋の近代美術館へ。10時半ごろに到着したら、チケットを買うのに長蛇の列。待ち時間50分だと・・・・・展覧会も今週で終わり、テレビの日曜美術館で紹介されたこともあって大人気である。松園だけに和服の女性もチラホラ。彼女の作品では「序の舞」(重要文化財)が有名だが、実物を見るとどの作品も大判で迫力があることに驚く。初期のいかにも女性作家らしい美人画のたおやかさが、齢を経るにしたがい、凛とした気品を備えてくるところが見所だ。私の好きな能楽に題材を得た作品も多く(草紙洗、花がたみ、砧など)、興味深く見ることが出来た。

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そして三連休最後のイベントが、友人が団長をしている「三菱東京UFJ銀行合唱団」のコンサート。演目はバッハ最晩年の大曲「ミサ曲ロ短調」。まさに名作名演で、2時間半があっという間に過ぎてしまった。それにしても、あれだけ精緻なバッハの大曲を歌いこなすのは大変だったろう。1年に及ぶ練習の成果である。

出だしのキリエからしてグッとひきつけられる。これは凄いなと直感。合唱の各パートのバランスが絶妙で、実に上手い。クレドの8番洗礼の合唱部分も同様で、通奏低音だけの実質アカペラだが、素晴らしくきれいであった。こうした静謐な部分の絶妙さが引き立つ一方で、グロリアやサンクトゥスなどのオーケストラとのトゥッテイの部分はパートの縦軸をあわせるのが大変で、いささか「混沌」としていたのが惜しい。

来年2月に銀行合併5周年を記念して、サントリーホールで銀行合唱団・銀行オーケストラの「第九」合同演奏会が予定されているが、私もグループの一員として合唱に出演します。

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2009年7月28日 (火)

弾丸出張

日テレの人気番組「弾丸トラベラー」ならぬ、弾丸出張です。

27日月曜日、仕事を終えてから夜7時30分に東京発、新幹線で大阪に向う。新大阪に22時過ぎに到着。本日28日は大阪で取引先2件の訪問を片付け、昼食後京都へ。取引先を訪問してして夕刻京都発東京へ戻る・・・・・・こんな弾丸の具合です。仕事の話をしてもしょうがないので、ホテルの話をしよう。

大阪には深夜に着くので、今回の出張では宿泊はシティホテルではなく、会社(支社)から歩いて10分のところにあるシティプラザ大阪に宿を取った。場所は大阪の本町通に面している。シティプラザ大阪は市町村共済組合が運営するホテル。出来て4年弱と新しいホテルのため、客室は綺麗かつ機能的に作られており、アメニティなどサービスは必要最低限だが、非常に満足できるレベルであった。

http://www.cityplaza.or.jp/index.html

しかし、今回このホテルを選んだ理由は「天然温泉」があること。普通のホテルのシャワー&バスでは出張の疲れは癒せない。大浴場があるホテルはなにものにもかえがたい癒しを与えてくれる。もっとも、最近は大浴場つきのホテルもボチボチ出てきてはいるが、APAホテルやドーミーインなどビジネスホテルが主体で、こちらは客室が見劣りする。正直シティプラザもあまり期待はしていなかった。

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ところが、最上階(14階)にある大浴場は驚くほど立派。ジャグジーや寝湯、ドライサウナにミストサウナまで備えている。外には大きな露天風呂まであって、しかも天然温泉なのである。大阪はボーリングすれば温泉に行き当たる。福島にある阪神ホテルも天然温泉が売り物だ。

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湯量を考えれば循環式はやむをえず。温泉地でも循環式が主流だからだ。しかし、ここのホテルは違う。なんと源泉かけ流しの浴槽があるのだ。これには大感激。源泉かけ流しはひょうたんの形状をした一人用の小さな浴槽だが、十分に足を伸ばせる。入浴時間が23時30分までと遅いのもありがたい。心身ともに癒しの時間を味わった。朝風呂も営業していて、もちろん入ってきました。なお、写真は朝風呂のひと気のない時に撮影したものです。

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朝食のビュッフェも満足できる内容。シングルで8千円からという値段もハイコストパーフォーマンス。絶対のお勧めである。

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2008年12月24日 (水)

丸の内・・・冬のイルミネーション

昨日に続き、冬のイルミネーションを

今日はクリスマスイヴ。前に勤めていた丸の内の会社を訪問した帰りに「光都東京 LIGHTOPIA」を観てきた。観てきたといっても、丸の内仲通りをブラブラ歩くだけだが。

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出発点はパレスホテル隣の「和田倉噴水公園」。「明かり絵ファンタジア」と称して著名人や千代田区の小学生がメッセージを記したボンボリが700個並ぶ、なんとも幻想的な風景。著名人には、あの未曾有「麻生太郎」や某メガバンクのトップのものもあるそうだ。特に丸ビル・新丸ビルを背景にした景観は癒しの空間といえよう。

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LIGHTOPIAのメインストリートは丸の内仲通り。電飾をまとった街路樹は、美しい輝きで見る人の目を楽しませてくれる。同時に、なにか懐かしい思いが心に湧き出てくる不思議さがある。それにしても丸の内は大きく変貌した。30年前は夜間になると光も人もいない、虚構の街だった。三菱地所の再開発で、新しいビルが建ち、通りに面した一階フロアにはブランドショップや有名レストランが軒を並べる。華やかで生き生きとした、血の通った街になっている。今夜はクリスマスイヴで、手を繋ぎ肩を寄せ合うカップルが普段より多いように感じたが、いまや丸の内はショッピング&デートスポットなのである。いまさらながら、三菱地所の発想・創造の素晴らしさに驚きを禁じえない。

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最後に丸ビルに立ち寄った。一階マルキューブではケミストリーが歌うというので、大変な人出。グランドフロアは勿論、二階、三階まで人が鈴なりである。我々丸の内合唱団も大晦日にここで第九を演奏するのだが、あやかりたいものだ。

いつも会場の設営・オペレーションをしている責任者のKさんを探し出し、挨拶をした。Kさんは、この季節毎日大きなイベントがあるので大変な忙しさで、時間管理やアクシデント対応でいつもピリピリしている。彼がいるから我々合唱団も安心して演奏が出来る。団員の皆さん、もしゲネプロや本番会場で彼を見かけたら、労をねぎらってあげてくださいね。

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2008年12月23日 (火)

冬のイルミネーション

久々のブログである。中国出張や帰国後仕事が多忙であったことで、なかなかアップする時間もなかった。また、しばらく遠ざかっていると、億劫な気持になるのも確かである。勇気を振り絞って書くとしよう。

中国の雑感でもと思ったが、クリスマスもすぐそこということで、イルミネーションを採り上げる。近年、クリスマスが近づくと自宅をイルミネーションで飾る家が増えている。ハウスイルミネーションである。私が住んでいる住宅地にもハウスイルミネーションが増えてきた。昔は単なる電球の電飾だったが、発光ダイオードの普及により色も多彩かつ華やかになっている。またサンタやトナカイなどの立体的なイルミネーションも増え、家々が工夫を凝らしているのが面白い。

かくいう我が家も通りに面していることもあって、子供が学校に行っていた頃は玄関のシンボルツリーに電飾を飾っていたが、大分前にやめた。子供が大きくなったし、飾り付けが結構面倒なのである。それでもハウスイルミネーションが増えているのは、クリスマスを楽しもうという心豊かな家庭が増えてきているのだろう。

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同じ町内で有名なのが上の写真の家。かなり前からイルミネーションをつけていたが、毎年買い足してゆくので、シーズンが来るたびに豪華になってゆく。しかも高台にあって、モノレールの駅からよく見えるので、いかにも自慢げであるのもほほえましい(左写真)。反対側の玄関に回ってみると、これまた豪華なイルミネーション。ここまでやれば楽しむためではなく「見せるため」のイルミネーションで、立派である。近所からわざわざ見物に来る人もいるし、ちょっと遠くから車で乗りつける人もいて、結構混雑しているのである。

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さて、毎年秋に行われているNHK音楽祭の放送があった。ちょこちょこ見てはいたのだが、今年のテーマであるバイオリン協奏曲を纏めた番組を見た。庄司沙矢香のチャイコフスキーには感嘆した。20代の若さ、そしてあの小さな体から素晴らしいパワーが発散されている(小柄だからバイオリンじゃなくてビオラに見える)。テクニックが優れているのは言うまでもないが、演奏の気迫が一触即発という感じで圧倒される。聴く者の胸に食い込むような演奏の解釈、アーテキュレーション・・・・・・特に間(ま)のとり方は明らかに東洋、いや日本のそれである。昔のチョン・キョン・ファの演奏が頭をよぎった。

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2008年11月17日 (月)

浅草めぐり

昨日は久々に浅草にあそびに行った。夜錦糸町で以前働いていた銀行関係者のコンサートがあったので、その前に浅草に赴いた。

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ただ、あてもなく行ったわけではなく、浅草大観光祭が目当てである。そのためか、仲見世はいつにも増して人人人の大洪水である。興味深いのは浅草寺のご本尊、お前立て観音のご開帳があること。ただ、遠くから見るとボヤっとしていて、小体であることもあってよく分からないというのが実態である。

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本当の本尊は聖観世音菩薩だが、これは絶対秘仏として知られていて、1400年もの間一度もご開帳されていない。このため、浅草寺のご本尊は紛失して今はない・・・という噂もあるのだ。かなり前のことだが、なにかのパーティーで浅草寺近くにある寺の住職から聞いた話。秘仏にしているのは、ご本尊が失われているから・・・・・実はその住職の寺にご本尊が安置されているから間違いない・・・・といういかにも嘘っぽい話だったのだが、坊主が嘘をつくわけもないし、と今まで半信半疑でいる。

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面白かったのは、お手綱。期間中、本堂前には3本の開帳塔婆が立ち、その塔婆からはお手綱が渡される。 お手綱は本堂のお前立観音の手に繋がっており、このお手綱を手に取ることで、直接お開帳のご本尊さまとご結縁できるというもの。 お手綱は、赤・黄・白・緑・紫の5本あって、参詣者が手にとってありがたく拝んでいた(私は黄色、家内は赤)。

そのあと、普段は見ることが出来ない伝法院の寺宝と庭園を見学。中でも作庭家として名を成した小堀遠州作による回遊式庭園は見事であった。浜離宮や六義園などと比べると小規模だが、浅草寺の寺塔特に五重塔を借景にした景観は見事であった。

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さて、ちょいと早いが食事でもと伝法院を出ると、奥山風景といって出店や大道芸が賑やかに催されています。面白かったのが見世物舞台。「大いたち」「大猿小猿」「大かみ娘」とオドロオドロしい化け物の看板が並んでいます。

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時間がなかったので中には入らず、塀の隙間から覗き手見ると、なんと「大かみ娘」は大きな和紙に筆で黒々と娘の字が大書されています・・・・・・なるほどねえ。と感心することしきり。この発想で行くと「大猿子猿」は「大きなザルと小さなザル」。「大いたち」は「大きな板に血(のようなものが)塗られてる」ということになるでしょう。他愛のない言葉遊びですが、なんともユーモアたっぷりで江戸時代の町人文化のウィットが感じられて楽しくなります。

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食事はもんじゃ焼き。家内が食べたことがないというので鮨屋通りの「祭りばやし」という店で。鉄板焼き、お好み焼き、もんじゃ焼きのセットで一人前1500円は安くて上手い、言うことなしです。

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最後は喫茶「アンヂェラス」を探し当て、名物梅ダッチコーヒーをいただきました。これは、アイスコーヒーに梅酒と梅をいれたこの店独自のメニュー。池波正太郎も贔屓にしていたという浅草らしい、浅草の良さを伝える名店です。

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2008年9月14日 (日)

日本一美しいスタバ

日本一美しいスタバって、スターバト・マーテルじゃありません。スターバックスのこと。なんせ、お店にプールがあるんです。

三連休の中日。昨日はお葬式に遠出したりして、少々お疲れ気味なので、今日は家内と近場をハイキング。久しぶりに鎌倉に出かけました。一応、住所は鎌倉市ですが、かえって出かけません。それに、鎌倉市のはずれに住んでいるので、モノレールとJRを乗り継いで結構不便です。

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北鎌倉で降りて、駆け込み寺で有名な東慶寺、鎌倉五山のひとつ浄智寺、亀ヶ谷切通しを通って海蔵時、寿福寺などを経由して鎌倉駅に至る道筋です。まだ暑いせいか、三連休にしては比較的空いていて助かりました。尤も、今回訪ねた北鎌倉の寺院は、円覚寺や建長寺に比べればマイナーですから、あまり人気がないのかもしれません。これらの多くには作家などの文化人のお墓があって、いかにも文士の街鎌倉という感じです。また、どのお寺も萩の走りでこれからもっと見事な花を咲かせるのでしょう。

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浄智寺の後、ちょうどお昼時でしたので、建長寺門前にある「五山」でけんちん汁を食しました。炊き込みご飯とセットになった、紫陽花ごぜんというメニューです。けんちん汁はご覧の通り具沢山。ごま油の香りが絶妙です。やはりけんちん汁の決め手はごま油。スープや具は薄味ですが、ごま油がほんのり効いて味を美味しくまとめてくれます。紫陽花めし=炊き込みご飯も美味で、ボリュームも十分。1050円也はお値打ちです。

けんちん汁のいわれはご存知でしょうか?むかし、建長寺の小坊主が豆腐を床に落としてグチャグチャになり困っていると、開山の蘭渓道隆がこのクチャクチャになった豆腐とくず野菜を煮込み、とても美味しい汁を作った。これすなわち、建長寺汁がなまってけんちん汁になったとか。まことにもっともらしい話です。

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北鎌倉の道は山間でアップダウンがきつく、特に切通しは外敵を防ぐ意味もあってなかなかしんどい道のりでした。のども渇いたので、本日の目的であった鎌倉駅裏市役所前のスターバックスへ。なんといっても日本一美しいスタバですから・・・・・だれが決めたって?奥さんの友人の外国人が「日本一」と決め付けたそうですから、間違いない(笑)。全国、いや世界を探してもプールのあるスタバはほかにないでしょう。建物も天井が高くモダンでいてシック。うまく鎌倉の町並みに溶け込んでいます。それもそのはず、ここは「フクちゃん」(若い人は知らないだろうなあ)で有名な漫画家横山隆一の邸宅の後を利用して建てた店舗なんです。プールもそのままです。それに、一緒に葉山の老舗料亭「日陰茶屋」の別バージョン「チャヤ マクロビオティックス」が入っていて、いかにもヘルシーなケーキを売っています。たかがスタバですが日本一となると、なんともリッチなひと時を過ごしました。

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もう一軒、最近有名になった昆布屋「宗達」。出身は大阪のようですが、鎌倉に本店を構えています。ここも建物がユニークです。建築コンクールで入賞したというピカピカのお店で、ちょっと入りつらい。店内撮影禁止とか、メニュー(軽食も出来る)の値段も高く・・・・・・ちょいと覗いただけで出てしまいました。鎌倉は質実剛健な武士の街です。よそ者がお高く留まった店を出すのはいかがなものか?

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鎌倉駅への帰り道、大正末期に開業した安保小児科という医院が風致保存会の手で保護されていて、一階の診療室が公開されていました。私が子供の頃のお医者さんそのもの。クレゾールの香りが漂ってくるようで、とても懐かしい気持にさせられました。机の上の絵皿のマンガが上記の「フクちゃん」です(写真をクリック→ポップアップしてください)

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2008年9月11日 (木)

速報! 丸の内不夜城計画

丸の内不夜城計画行ってきました。正式名は「丸の内シャンパンナイト」です。

いやあ、楽しかったです。
9時スタートなので、会社関係で一次会を済ませて、8時半過ぎに丸の内TOKIAベルギービールのお店「アントワープセントラル」に到着したら、もう満席。やはり今夜は特別な日なんです。
因みに、このベルギービールのお店はとってもお薦めです。ビールの種類はもちろんですが、食事も美味しい。名物プライドポテトの他に、これも有名なムール貝の白ワイン蒸しや牛肉のカルボネートなど、どれをとっても美食の国本場ベルギーに劣りません。

http://www.belgianbeercafe.jp/

シャンパンと引き換えに先着○○名に配られたピンバッジ。これピカピカ電飾なんです。

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さて、現在丸の内合唱団で大変お世話になっている三菱地所のH部長さんにご挨拶。実は彼は地所でベンチャー企業の育成を担当することになり、私の本業とも協力関係になるのです。不思議なご縁です。H部長さんから、TOKIAに入っているレストランの社長さん数名を紹介していただきます。私がベルギービールのお店のファンであることを伝えると、社長さんからテーブルを工面していただけました。感謝です。

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結局マルガツの仲間は10名ほど集まり、たいそうな盛り上がり。そうそう、お店では、あのオルケスタデラルスのメンバーが生演奏したのです。ダンサーも加わって凄い熱気です。

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地所のHさんはあちこちの会場を回って、我々のところに戻って来ましたが、長身の美女を連れています。まてよどこかで見た顔…えーっ、なんと私が広報時代にお世話になった美人キャスターSさんだったんです。正直驚きました。彼女は地所のHさんの友人。こんなこともあるんですね。偶然の多い私ですが、またしても巡り合わせに恵まれました。嬉しくなって三人で記念撮影。

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マルガツのみんなはまだ盛り上がってましたが、私は電車の都合で後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしました。楽しかったです。そして、H部長さんとも、会社本業、丸の内合唱団、そして美人キャスターさんと・・・・さらに不思議なご縁で結ばれていることを嬉しく思いました。

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2008年7月27日 (日)

ラグホの話in龍天門

ラブホじゃなくって、ラグホです。勘違いしないでくださいね(笑)。

今日は久々にグルメの話です。先週、ある雑誌編集者と一緒に中華料理を食べに行きました。場所は恵比寿ウェスティンホテル内の「龍天門」。広東料理の名店です。ウェスティンホテルのナカにあるだけに、内装は超豪華で気持ちが良いです。

ゲストは、牛窪恵さん。インフィニティの社長にして、ホテラー(ホテル研究家)、トレンドクリエーターで「hahako(母子)世代を狙え」「独身王子は早死にする」など興味をそそられる著作も多数あります。以前、牛窪さんがその雑誌にホテル特集の記事を書いていて、編集者がやはりホテル好きの私を引き合わせてくれたのです。因みにラグホとはラグジュアリーホテルのことらしいです(笑)。

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牛窪さんはホテラーとして顔が広いので、今回も龍天門のシェフに直接お願いした特別料理。どれもこれも一ひねりした唸らせる料理でした。いくつかピックアップしてみましょう。前菜は厚切りした焼き豚(大葉の下で見えない)やクラゲが美味ですが、手前の煮豆がシナモンを効かせていて新鮮です。

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これは、ホッキ貝の炒め物。大きな貝殻と一緒に出てきました。貝の肉は薄くスライスしてあって、歯ごたえが絶妙。甘辛ソースが良く絡んでいてとても美味いです。この前には、かに肉入りフカひれスープ(かにの磯の香りが香ばしい)。後には銀ムツの香菜炒めなどがありましたが、食い気優先で写真撮るのを忘れる始末。

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最後にデザートが出てきましたが、「なんだ?」「目玉のオヤジかい」、と一同大笑い。茶目っ気もある美味中華でした。

牛窪さんは、立派な経営者なのですが、軽いフットワークで会話も当意即妙。流石です。おまけに、どうも私と同じ「妄想族」のようなんです。著作のネーミングやキャッチコピーをみても、分かりますよね。私はこのところ、本業で忙しかったんですが、元気をいただきました。http://www.hachinoji.com/index.html

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2008年6月17日 (火)

くいだおれ兄弟仁義

ちょっと前に大阪に行ったとき、「くいだおれ」によりました。

Photo 家族がぜひ行くようにと・・・・・・私の弟だからです。私自身は意識ありませんが、会社でも家族からも、以前から似てる似てるといわれ続け、本人もそういえばと思うようになりました。7月いっぱいで引退(異動?)するとのこと、まことに残念です。

この日は、兄の太郎君はミュージカルに出演するとかで不在。かわりに次郎君が店頭に立っていました。素人目には見分けはつきません。やはり、なんとなく親近感が湧くものです。写メールで送りましたが、家族からは「なんで並んで写さなかったのか」といわれました。兄弟で写真を撮るなんて、恥ずかしいですよね(笑)。

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