「歌に生き、恋に生き」
神尾さんがブログで「愛」の考察を書いていたので、早速コメントをつけた。でも、もったいないので私のブログにも書くことにした。最近流行の、使いまわしというヤツである(笑)。
神尾さんはゲーテの格言をあげている。「二十代の恋は幻想である。三十代の恋は浮気である。四十代にして初めて本当のプラトニックな恋愛を知る」。そこでまてよ、と私は思った。だったら、五十代の恋はなんなんですか?ゲーテはそこまで考えていなかったのか?五十代の恋は論外なのか・・・・・・などなど、ちょっと危ない発言ですが、当時と比べると平均寿命も延びているし、「老いらくの恋」という言葉もありますよね。
私は、生涯一捕手じゃないけれど、生涯多恋がよいと思う(やっぱり危ないか・・・笑)。恋は女性に対してだけではなく、色々なものに対してである。恋する、あるいは愛する気持が心を燃え上がらせ、人間としての魅力が増すのだと思う。
よい歌があった。「歌に生き、恋に生き」。ご存知プッチーニオペラの頂点、「トスカ」の名アリアである。私はボエームのほうが好きだが、トスカの激情ほとばしる愛の形も捨てがたい。このオペラ化を知ったヴェルディはプッチーニをうらやんだといわれている。今の私は、公式的には「歌に生き、仕事に生き」ではあるが、「恋に生き」も実践したいものである(笑)。
ユーチューブにこのアリアの名演奏があったので、ご紹介しよう。
http://jp.youtube.com/watch?v=_OIExoUb8jk&feature=related
歌詞の邦訳http://www7.ocn.ne.jp/~chamber/situnai/amore.html
これは、ゲオルギューのトスカ。映画版だと思いますが、才色兼備、天は二物を与えた例。ダンナのアラーニャも協演するオシドリオペラです。
http://jp.youtube.com/watch?v=1ZXwz0gj5fY&feature=related
こちらは、マリア・カラスの映像。圧倒的な存在感に打ちのめされます。トスカのカラスというよりも、カラスのトスカなんですが、観ていて熱いものがこみ上げてくる名演です。ゴッビのスカルピアも登場しますが、スカルピアほどいやな人間はいないといつも思います。現場に居合わせたら、間違いなく張り倒してやります(笑)。
さて、おしまいに有島武郎の言葉を紹介しよう。「愛は惜しみなく与えるだろう(おそらくトルストイの引用)。しかし、愛の本体は惜しみなく奪うものだ」・・・・・・・・うーん、真理をついているなあ。
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