2008年10月19日 (日)

晩祷とナスミカン

やっとゴルフから帰ってきました。那須まで自宅から車で往復6時間。遠いです。

昨日の晩祷のブログは、帰宅の電車の中で書き込んだので、十分にコメントすることが出来ませんでした・・・・・というわけで、その続きです。

東京カテドラル聖マリア大聖堂(関口教会)の音響の素晴らしさは前述しましたが、残響時間は空席時で7秒と非常に長く、ヨーロッパの大聖堂よりも長いといわれています。当日は補助椅子まで入れておよそ800人の聴衆がいましたから、残響時間は多少短めになっているはずですが、それでも壮麗な響きには驚かされました。以前、ミサに出た時にも大司教の声が朗々と響いていましたし、歌ミサでしたから合唱隊のコーラスも非常に美しかったことを思い出しました。内装はコンクリート打ちっぱなしですが、音響設計に工夫を凝らしているのでしょう。

15s 9s

昨日の演奏では席が右壁よりでしたので、多少偏って聴こえるかなと思ったので、アンコールの時に、一番後ろ中央に立って聴くことにしました。果たせるかな、中央で聴くと、両側の壁の反響が相俟って、体全体が音の厚いベールに包まれるような感覚を味わいました。ただ、晩祷は合唱の人数も多いし、ダイナミクスの幅も聖歌などに比べると非常に大きいので、強奏部分では音が飽和状態になるきらいがあります。もう少し、合唱の人数を絞って演奏する選択肢もあるかと思いました。それと、どうせなら神田駿河台にあるニコライ堂で晩祷の演奏を聴いてみたい気がします。ニコライ堂はハリストス正教会(ロシア正教会)の大主教座聖堂であり、壮麗なイコンなど内装が素晴らしいと聞いています。まさに、晩祷にピッタリだからです(ホームページを見る限りでは使用に制限があるようだが)。

Soborts

800人の聴衆の中には、丸の内合唱団やその姉妹合唱団で、神尾さんの指導を受けている人たちが何人もいて、口々に素晴らしい演奏だったと褒め称えていました。

さて、今日のゴルフの話を少し。非常にへたくそなのでゴルフ自体には触れません(笑)。面白かったのはゴルフの帰りに同じ敷地にある露天風呂へ入浴したこと。那須のホウライカントリーというゴルフ場は、千本松牧場という広大な敷地の中にあって、素晴らしい景観のコースです。その敷地に千本松温泉があるのですが、小規模で地元の人たちが入る温泉です。しかし、露天風呂がなかなか立派で、かけ流し。ゴルフの疲れを癒してくれます。そこで、お土産に買ったみかん(夏みかんじゃなくて那須みかん)と大根。地元の農家が作っているのでしょうが、それぞれ100円と格安。那須大根は有名なブランドだそうです。

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夕食は幹事さんの案内で那須インターからほど近い、「和牛」というステーキのお店へ。私もテレビのグルメ番組で見たことがある有名店。ブランド和牛の高級な部位だけを使い、味付けも塩コショウのみでとてもシンプル。口に入れるととろけるような美味しさです。ステーキの鉄板で供されるガーリックライスも秀逸。今回は同業の集まりでしたが、昨今の暴力的ともいえる経済情勢に心を痛めている我々にとって、格好の憂さ晴らし(笑)になりました。

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2008年10月 6日 (月)

マルガツ LAST練習・・・・そして第九

今夜は丸響with丸の内合唱団公演のマルガツ単独の最後の練習。

とうとうココまで来ました。役員・事務局の皆さんお疲れ様でした。もう、一息です。最後の最後になってアンコール曲の大幅改訂がありましたが、皆さん文句も言わずに(笑)、ちゃんとさらっていました。そして、合唱団としてのまとまりが出来てきたような気がします。自分自身としては練習不足でまだまだですが、女声パートはとても素晴らしく聴こえます。

すぐ隣がアルトパートですが、格段にまとまりができて、聴いていて上手くなったなあと実感しました。強化練習の賜物でしょうが、声だけでなく気持・心がひとつになった事が大きいような気がしました。

神尾先生からは、年末第九がまだ決まっていないが練習しようという力強い発言もありました。私個人としては、年末の第九がなくなるなんてことはありえないと思います。もしそんなことになったら、スポンサーさんの本社前でマルガツ団員がシュプレヒコール、いや第九コールを路上で展開することになるでしょう(これって脅し?)。いずれにしても、役員・事務局さんがスポンサーさんと早く連絡を取ることが望まれます。よろしくお願いします。

さて、今日はがっかりしたことがありました。「日本柔道を救った男」石井慧選手が格闘技に転向するというニュースです。石井選手については、このブログでも採り上げましたし、私の会社の期初会議でも「ビジネスでも通用する話」として社員の皆さんにお話したばかりだったのでショックでした。どのような事情があるか分かりませんが、日本柔道のために、いや日本国のこれからを考えても、柔道に戻ってきてほしいと思わざるを得ません。

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2008年9月 1日 (月)

日本柔道を救った男

北京オリンピック男子柔道100㌔超級で金メダルを獲得した石井慧選手のドキュメンタリー番組。運動音痴(音楽も音痴!)の私はスポーツ番組はほとんど見ないが、石井選手のユニークなキャラクターに引かれて、つい見てしまった。

見て驚いた。石井選手は異端の柔道家だったのだ。でも、異端になったのには理由がある。日本柔道は、かの嘉納治五郎が創設した生粋の日本武道で、投げ技中心の「一本をとる柔道」だといわれる。今回の北京オリンピックでも、女子谷本選手の「一本にこだわった」金メダルには、胸がすく思いであった。

しかし、世界の柔道人口が増え、いまや柔道は「JUDO」となっている。世界各国の格闘技の技が取り込まれ、技の種類・数が増えてきているらしい。番組で紹介されたのは、背中と足を掴んで投げるヨーロッパ生まれのハバレリという技。また、グルジアの格闘技チダオバやモンゴル相撲の技が取り込まれた。日本の選手は旧来の日本柔道を守ろうとするあまり、こうした新しい流れについてゆけない。鈴木桂司選手が連敗を喫したのも、相手選手の足をタックルする技を防げなかったからである。

ところが、石井選手は違うのである。むしろJUDOを上回るJUDOを目指している。彼は言う

力のある者が勝つわけじゃない、強い技を持っている者が勝つのではない、才能のある奴が勝つわけじゃない。環境の変化に順応できる奴が勝つのである」のだと。日本柔道の立ち位置を冷徹に分析し、世界で勝てるにはどうしたらよいのかを考え・実践する・・・・・・これって、ビジネスの世界でもまったく同じことです。また、石井選手はイチローの言葉を引き合いに出して言う「日本人は型やフォーメーションにこだわり、個人の個性を殺している」と。旧来の型にこだわっている以上世界ではもはや通用しなくなる。

大変失礼な表現だが、石井選手は見かけよりとても頭の良い柔道家である。ほかの日本の柔道家が気がつかなかった、いや気がついてもやろうとしなかったことに真正面から取り組んだのである。彼の試合のビデオを見ると、ハバレリ狙いで来た相手に、足へのタックルで技を切り返しているのが良く分かる。結果、技の巧拙・綺麗さよりも、徹底的に勝ちにこだわる柔道をしているのである。

まさに、日本柔道を救った男。我々ビジネスの世界でもかくありたいものである

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2008年8月12日 (火)

オリンピックに愛された女

北京オリンピックで、女子柔道の谷本歩実が金メダルを獲った。

今日はまともに帰宅したので、食事しながらオリンピック中継を見ていた。谷本歩実の柔道決勝戦。みているほうも思わず力が入る。そして、非常に鮮やかな内股での一本勝ち。柔ちゃんには申し訳ないが、一本勝ちはやはり気持がよい。胸のすく思いである。聞けば、谷本はアテネ・北京と連続金メダル。しかも、どちらの五輪でも一回戦から全試合一本勝ちだそうだ。インタビューでも、「一本」にこそ日本柔道の真価がある。だから「一本」にこだわりたい・・・・・と、これまた大変嬉しい話をしていた。こんな話を聞くと、スポーツ音痴の私でも感動してしまう。ライブ中継を見られて良かった。

でも、谷本は2年毎に行われる世界選手権では金メダルを獲ったことがないそうだ。なのに、4年に一度のオリンピックでは金メダルに恵まれる不思議さ。実力は勿論だが、運が強いのだろう。解説者・・・おそらく山口香が面白いことを言っていた。谷本は「オリンピックに愛された女」だと。うーん、いい表現だなあ。まさに言いえて妙とはこのことだと、これまた無性に感激してしまった(相変わらず感激屋の私ですが)。こういう場で、気の利いたメッセージが即座に出てくるところが素晴らしいのだ。

決勝の相手は、その世界選手権で負けているフランスのデコス。デコスは谷本に対して絶対的な自信をもっていたというが、デコスが技をかけてくるパワーを上手に利用しての内股一本。「柔よく剛を制す」まさに柔道の真髄である。

1_2 2_2  

表彰式の谷本の笑顔がまた素晴らしかった。もともと、眼が大きく愛くるしい顔立ちだが、それがいっそう光って見えた。谷本はアテネ五輪の時、優勝して古賀コーチに抱きついた・・・・というより、抱っこちゃん状態で有名になったことを思い出したが、本当に喜びを素直に表現できる女性で好感が持てる。実況放送(テレビ東京)の解説者が、その時の古賀コーチであったのも興味深かった。

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