2011年6月12日 (日)

西部地区物語

丸の内合唱団の直近の公演は、「日墺文化協会主催の合唱の午後」である。

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ここで西部地区物語・・・マンハッタンの西部だが、ウエストサイドストーリーを歌うのだ。日墺の墺とは音楽の国オーストリアのことなので、なんで「アメリカ音楽」を歌うのかと思っていたのだが、この「合唱の午後」の企画にはいくつもの合唱団が、多国籍の歌を歌う。オーストリアにはこだわりがないらしい。作曲者のバーンスタインは晩年ウィーンで・・・・・と話し出すと長くなるので、こちらはS技術部長さんにお譲りしよう。オーストリーといえば、かろうじてアンコールが・・・・これは秘密で、私の大好きな歌だ。

さて、このウエストサイドが大問題。映画でも有名なミュージカル。バーンスタインの作品だけに、凝りに凝った作品でとても難しい。変拍子あり、詞が韻踏んでいて分かりにくかったり、これを暗譜でやろうというのである。特に、バス・バリトンは大変というか地獄である。

一番有名なナンバーである「トゥナイト」のクインテットが凄い。バス・バリトンの2パートに分かれて、ジェット団とシャーク団の掛け合い(対決)をするのだが、リズムが非常に難しいうえ、フツーに歌っているのでは臨場感に乏しく、雰囲気を出すのが大変である。テノールやソプラノは、例の有名なメロディを朗々と歌っているだけで、こりゃアホでも出来る(不適切用語か?)。まあ、逆に言えば、普段は縁の下の力持ちのバス・バリトンの力が発揮されるナンバーということになろう。

しかし、それにしても大変で、現状歌うだけで精一杯。暗譜まではとてもおぼつかない。ジェット団とシャーク団の対決どころではなく、お互いに尻尾を巻いて逃げ出したい・・・・そう感じている団員もいるに違いない。あと二週間あるというが、私的には仕事も変わるので引継ぎや送別会で忙しく(笑)、ゆっくり詞を覚えている時間もない。そろそろ、カンペを準備するか・・・・そんな心境ではある。

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衣装も悩ましい。チノパン、細目ネクタイ、バンダナ・・・・などといわれてもコーディネートする自信は持ち合わせていない。家内に話したら、ジョージ・チャキリスのようなスリムで機敏な動きは所詮無理といわれた。最近は若手も増えてきたマルガツ男声陣ではあるが、女声に較べて明らかに平均年齢は高い。体重やウエストを気にする年代である。我々にとっては、悩めるウエスト・サイズ(爆)・ストーリーなのであった。

お後がよろしいようで・・・・・・。

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2011年3月 7日 (月)

雨に唄えば♪♪

新聞の広告でDVDの買い物をした。

「不滅の名作洋画コレクション」と銘打った選集で、DVD70枚がなんと10,500円の安さである。なつかしの名画で版権が切れているからだろうが、それにしても1枚150円の計算だから、思わず衝動買いをしてしまった。「風とともに去りぬ」とか「ローマの休日」などの超名作も入っているが、興味深いのは、なつかしのミュージカル映画が10枚入っていることである。おそらく、朋友のS技術部長お好みの映画ばかりである。

残念ながら観る時間がないので、ゆっくりと考えていたのだが、昨日テレビ東京の「ミューズの晩餐」でミュージカル映画の大傑作「雨に唄えば」を採り上げていたので、こらえきれずに(笑)観てしまったのだ。

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説明も要らないくらい有名な映画だが、粗筋を話すと・・・・・ハリウッドの人気スター、ドン(ジーン・ケリー)とリーナは10本以上の作品で共演する名コンビ。世間も彼らの結婚は間近だと噂している。そんなある夜、ドンはコーラスガールのキャシー(デビー・レイノルズ)と知り合い忽ち恋に落ちる。やがてドンとリーナの新作の撮影が始まるが、時代はサイレント映画からトーキーへと転換期を迎える。彼らの作品も途中トーキーに変更。ミュージカル化され、なんとリーナの吹き替えをキャシーが務めることになり……。

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「雨に・・・」といえば、誰でも挙げる有名なジーン・ケリーの土砂降りの夜の街中のシーン。唄って、踊って・・・・彼の代表的なナンバーでもある。「ミューズの晩餐」によれば、このシーン、雨にミルクを混ぜて撮影したらしい。雨や水溜りがはっきりと映像化されるからである。この話を聞いて思い出した。わが国が誇る黒澤明監督が名作「七人の侍」で、土砂降りの雨のリアリティを増すために、雨に砂糖を混ぜた・・・という話を思い出した。まさに、藝術の域である。

http://www.youtube.com/watch?v=D1ZYhVpdXbQ&feature=fvwrel

しかし、個人的にこの映画が凄いのは、最後の「ブロードウェー・バレエ」のシーンであろう。
12分にも及ぶ、ハリウッドの贅を尽くしたセットと大勢のダンサー達の中で踊りまくるジーン・ケリーの素晴らしさにはため息が出る。そして、彼のからみが、ハリウッドダンサーの大御所、あのシド・チャリシー(チャリース)なのである。この部分を是非観て欲しい、評価して欲しいものである。

http://www.youtube.com/watch?v=7YWBOfsXsDA&feature=related

韓国出張の折に汗蒸幕(ハンジョンマッ)というサウナのようなところに行った。5~6人は入れるくらいの特大のピザ釜(笑)で、コッテリ汗が搾られる。余りにも熱いので、麻のムシロを被って入るのだ。写真はお店のホームページから。

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