2009年8月20日 (木)

私のブログの影響力?

自分のブログがどのくらい読まれているか気になるものである。私の場合ミクシィにリンクしているんで、ここから入ってくる読者のことはわかる。

さて、引き続き「銀の鈴」の話になるのだが、今朝は大変驚いた。毎朝、東京駅のグランスタを通って通勤しているので、否が応でも「銀の鈴」を横切る。今日も半分寝ぼけ眼で通り過ぎようとしたのだが、「なにかが違う」。「違和感を感じる」のである。

ふと立ち止まってしげしげと見ると、あの七色光線がないではないか!!!

前回のブログで紹介したとおり、最近なって鈴の下からカクテル光線を当てるようになったのだ。しかし、これはチョッとやりすぎだし、品がない。宮田芸大学長の作品に対して失礼であるとブログで苦情を申しあげたばかりである。今日の写真と、前回(二日前)のブログのそれを見比べてほしい。

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七色光線がなくなるなんて、これはどうしたことか?ひょっとして、私のブログを見た関係者が、慌ててライトを撤去したのではないか・・・・・だとしたら、この「ゆびはじぶんに」ブログって凄い影響力があるんだな・・・・・と我ながら嬉しくなったのだ。思わず自惚れてしまったが、同じような感想を持った方がいたのかもしれない。それでも、嬉しいが、ちょっぴり恐ろしい事でもある。

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さて、先日テレビでグランスタの特集をやっていて、一緒に番組を観ていた父親が「美味しそうだな」とつぶやいたのが、バズサーチのフルーツロール。今日は早く帰宅できるので御土産に買って帰った。結構な大きさで1260円也。ふわふわのスポンジがとても美味。親孝行をした一日であった。

余談だが、このケーキショップ、グラマシー・ニューヨークやキース・マンハッタンと同じ系列で、プレジィールという名前の会社が売っているのだが、アメリカとは全く関係ない。名古屋の会社なのだそうだ。ブランド戦略が成功した例なのだろう。

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2008年7月21日 (月)

昇天寸前!?

アリルイヤ合唱団のコンサートで「昇天」寸前でした!?

折角、奥さんと東京に出るのだからと(田舎者ですね)、六本木にある国立新美術館に立ち寄りました。「ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密」をやっています。昨年ツアーで訪れたウィーン美術史美術館から名品がやってくるとの触れ込みです。同美術館は世界でも有数なコレクションを誇り、ハプスブルク家が収集した名画の数々は素晴らしいの一言。http://muko-dono.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_b364.html

海外の美術館展だと、たいてい押すな押すなの大混雑ですが、静物画限定?の展示のせいか、お客さんの入りは少なくゆっくり鑑賞できます。それでも、ルーベンス、ベラスケス、ヤン・ブリューゲルといった大家の作品が並んでいるのは嬉しいもの。特に、ベラスケスの「マルガリータ王女」は有名。マルガリータを題材にしたベラスケスの画は5枚あって、お見合い写真の代わりに使われました。近づいてみると、思い切りがよく、かつ正確なベラスケスの筆致が良くわかって圧巻です。一方、ブリューゲルの「青い花瓶の花束」も見事な絵。彼は風俗画で有名なピーテル・ブリューゲルの二男で、花の絵を得意にしていたことから、「花のブリューゲル」と呼ばれています。この展覧会は915日までやっていますから、是非お勧めです。

さて、アレルイヤ合唱団のコンサートです。渋谷から井の頭線で三鷹台駅へ。5分ほど歩いた立教女学院の裏手に会場の聖マーガレット教会があります。時間ぎりぎりに到着しましたが、会場(聖堂)は満席。仕方なく立ち見で聴くことになりました。第一部は東京男声合唱団のロシア正教聖歌です。ところが、コンサートということで、クーラーの電源を切ってあるので、人いきれと合唱団の熱気で暑いこと暑いこと。私は昨日の寝不足がたたって(仕事です!)頭がクラクラしてきました。このままでは、聖歌を聴いて「昇天」か・・・・・と思われた頃休憩になり命拾いをしました。演奏は勿論素敵でした。男声の、特にロシア音楽特有の低音部の厚いハーモニーがなんともいえません。オクタビストという超低音のソリストにもビックリしました。

第二部がいよいよアリルイヤ合唱団の「晩祷」です。主催者の配慮でクーラーがつけられ、音楽に集中できます。晩祷を聴くのは初体験ですが、素晴らしい曲です。ラフマニノフというとロシアロマン派のほの暗く、そして甘美な音楽を思い浮かべますが、この晩祷は厳粛で禁欲的な感じさえします。これは宗教音楽だからの一言では片付けられるものではなく、ラフマニノフの音楽への関わり方の一面(真相)を示しているような気がします。古い時代の聖歌の旋律を引用していますが、リズムの伸縮や和声が複雑に入り組んでいて、ラフマニノフの作曲手法が凝らされているようです。でも、音楽としてはとても美しく、そして力強く、聴く者の心を強く打ちます。いずれにしても歌うのは難しいでしょうが、神尾先生の素晴らしい統率力の元、合唱団は縦横無尽に響きの饗宴を聴かせてくれました。アマチュア合唱団の素直な気持ちも良く出ていたように感じました。

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マルガツでお世話になっている前乃さん、鎌倉の第九で指導いただいている辻端先生にもご挨拶できました。マルガツからは、ミナエ先生、富樫さん、入江さんがみえていたようです。

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2008年1月14日 (月)

北斎とサンデーコンサート

北斎展と日フィルのサンデーコンサートに行ってきました。両方ともタダ券(ご招待)なので、大変得した気持ちです。

Photo 北斎は両国の江戸東京博物館の特別展です。家内も娘もこの博物館に行ってみたかったとのことでしたので、丁度よい機会で引率してきました。北斎は富嶽三十六景や北斎漫画など版画で有名ですが、実はわが国で最も早く西洋画法を研究した画家でもあります。長崎のオランダ商館から、版画ではない肉筆の風俗画(民衆の生活)を依頼され、多数作品を残しています。その多くがシーボルトなどによって海外に持ち出され、オランダ国立博物館やフランス国立図書館のコレクションになっているのです。今回の展覧会はこれら肉筆画の初めての里帰りという画期的な企画で、見ごたえ十分でした。それにしても、北斎のシュールともいえる絵の構図、対象の本質を掴み取る眼力には驚かされます。しかも当時としては驚異的な90歳まで長生きして、死ぬ直前まで描き続けたバイタリティと向上心には頭が下がります。今月27日までやっていますので、ぜひご覧ください。

両国に来たのだから、昼食はちゃんこをチョッと食べようということで、三軒訪ねましたがどこも満席。外食チェーンの江戸沢でさえ一杯なんです。おそらく、大相撲初場所の初日だったので混みあっていたのでしょう。仕方なく娘のリクエストで中華を食べました。

Photo_3 さて、次は日本フィルのサンデーコンサート。小林研一郎の指揮で池袋の東京芸術劇場です。この日は新年初めての東京公演ということで、華やかな曲目が並んでいました。一曲目はレハールの「金と銀」。金さん銀さん(古い!)ならずとも、おめでたい曲ですが、華やかさと情感にあふれた大好きな曲です。コバケンの指揮はテンポを柔軟に動かした巨匠風?なもので、こんな小品でも「唸り声」が聴こえます。我らがコバケンにとって、どの曲も一生懸命なのでしょう。二曲目はモーツァルトのピアノ協奏曲k488(23番)で、ピアノは仲道郁代。k488はモーツァルトのピアノ協奏曲中で私が一番好きな名曲。仲道さんのピアノはもちろん素晴らしいのですが、第一楽章はオケとの間合いがもう一つのように聴こえました。この曲、チャーミングな名曲ですが演奏は難しいのです。さらさらと弾くと表層的な感じになってしまうし、逆に思い入れすぎると流れなくなり不自然な印象を与えてしまう。近年の仲道さんは、演奏中も口でブツブツ言ってみたり、オケを指揮するしぐさをしてみたり、大変情感豊かな演奏をしますが、第一楽章はちょっと後者に寄った演奏のような気がしました。でも、第二楽章は素晴らしいの一語。テンポを落として、しみじみと慈しむような哀しみの歌が紡ぎだされます。デリケートでいて、しかも格調高い最高の演奏でした。コバケンの解釈も文句なし。第二楽章の終わりに、弦が上下音する神秘的な部分があります。近年の自筆譜による研究成果で、ヴァイオリンはピチカートではなくアルコで弾くことが一般的になっていますが、これでは神秘的かつ暗い情感が出てきません。コバケンは旧来のピチカートで演奏させ、ドキドキするような雰囲気をとても上手く演出していました。

最後はサンサーンスの交響曲第三番。いわゆる「オルガン」交響曲です。オルガンは井上圭子。東京芸術劇場は、パイプオルガンがバロックとロマン派の二種類ある贅沢なホールです。この曲には当然ロマン派のオルガンを使います。この曲でロマン派のオルガンは私も初体験。はたして、とても豊かな響きに魅了されました。三階席で聴いたせいか、オルガンとオケがよくブレンドされて、ホール全体が鳴っているのを実感しました。また、特に緩序楽章の日フィルの弦セクションは非常に美しく、まさに天国の歌の趣。

アンコールは、なんとカヴァレリアルスティカーナの間奏曲でした。しかも、オルガン入りのヴァージョン。考えてみると、このオペラの舞台の一つが教会ですから、本来はオルガンが入るのでしょう。通常版でも美しい曲ですが、オルガンが入ると、敬虔な雰囲気が醸しだされ、例えようもなく悲しく美しい響きになります。これでおしまいと思いきや、恒例のコバケンの「おしゃべり」があって、「オルガン交響曲のフィナーレ1分10秒(笑)」のアンコール。うーん、コバケンって日本、いや世界的にも数少ない巨匠の一人だと思いますが、とてもサービス精神旺盛で気さくなんですね。恐れ入りました。

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