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2012年11月20日 (火)

うめはんは凄い!

明21日、阪急百貨店の本丸である梅田(うめだ)本店がグランドオープンする。

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実は、先月関西に出張した10月25日が、丁度プレ(2期棟)オープンの当日で、我ながら興奮して足を運んだ。プレオープンといっても、全体の8割がた営業開始だったので、実質の新装開店といってよいだろう。待ちに待ったお客さんも大勢押し寄せ、大変な賑わいぶりであった。

うめだ本店のコンセプトは「劇場型百貨店」。なにが劇場型かというと、ホールやギャラリー、広場のほか24ヶ所ものステージがある。8万㎡のうち約2割がこうした非物販施設なのだ。なんとも贅沢なつくりである。

椙岡会長の話では「モノは買わなくても、行きたくなる百貨店。感動や学びのある場所」を目指しているとのこと。確かに、私が子供の頃はデパートそのものがレジャーであり、遊びであった。レジャー施設が他に余りなかったこともあるが、その頃の百貨店には人をひきつける夢や遊びがあったように思う。うめだ阪急はかつての百貨店の吸引力を取り戻そうとしているように見える。

さて、個人的な興味も含めると、なかでも驚かされたのは9階から12階まで高さ16mもの吹き抜けになった「祝祭広場」だろう。床面積は2000平米もある。片側には湾曲した階段があって、お客さんが階段に腰をかけて舞台を見るような・・・・そう、立派なコンサートホールのしつらえになっている。

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私は、ここを見た瞬間に、「ああ、ここで第九を歌えたらなあ!」と思わずつぶやいたほどだ。当日は、自動車の展示会をやっていたのだが、そのうちに正面の大スクリーンに映像が映し出されて、また驚いた。オーケストラ(大阪フィル?)がこの祝祭広場で収録したコンサート風景が写ったのだ。

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ところが、客席に目を移すと、なんとそこにはオーケストラを指揮するお客さんの姿が!面白いことに、指揮者の振るタクトの速さに応じて、画面のオーケストラがスピードを変えて演奏しているのだ。コンピュータによる擬似指揮体験という発想はまことに面白い。抽選で当たったお客さんが次々と楽しそうに指揮をしていた。

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この祝祭広場では、様々な催しが展開されるだろうし、年末は第九の演奏会もあるに違いない。やはり、ここで第九が歌えるのだ!

さて、私の本業からみた感想をチョッと書いておこう。デパ地下は人でごった返しいるのは、予想されたこと。

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面白かったのは、3階、4階の「うめはんシスターズ」と「うめはんジェンヌ」という自主編集売り場。うめはんシスターズは20歳前後の若い女性をターゲットにし、うめはんジェンヌは20代から30歳前後までの社会人女性を対象にしたアパレル・雑貨が展開されている。セグメントを絞り、様々なブランドのエッセンスを集めた阪急版のセレクトショップである。

他にも、イベントスペースがとても広く確保されていて期間限定でコンセプトを変えながらフレキシブルな展示販売を行うという。

百貨店の新形態、これからの百貨店の目指すべき方向性の一つが示されていて、大変興味深かった。

屋上に出て、梅田北ヤードに目をやると、三菱地所ほかが建設中の大規模商業施設がかなり出来上がってきていた。大阪商戦は激化の一途をたどるに違いない。

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