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2012年10月16日 (火)

スタバで待ってる・・・第二弾

267299_387257341347237_266038288__2 丁度一年前、ドヴォルザークのスタバト・マーテルを聴いた。

http://muko-dono.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-e257.html

友人達が歌う合唱団の公演である。劇的な声楽曲で、大変感動した記憶もまだ新しいのだが、一年後に自分が歌うことになった。10月3日@サントリーホール。

某オーケストラ協会の合唱団。総勢200名を超える大合唱団である。自分で歌ってみても、実に美しく素晴らしい名曲であると実感した。

スタバト・マーテル=「悲しみの聖母」ではあるが、悲しみというよりも、聖母の慈愛に満ちた優しさを感じるのは私だけではあるまい。作曲の動機にはドボルザークの子供達が相次いで亡くなったという不幸があるには違いないが、そうした悲しみを超越して、魅力的な心温まる音楽がここにはある。90分にもわたる大曲だが、終曲のアーメン・コーラスのアレグロを除けば、殆どがゆったりとしたテンポで、聖母の悲しみを切々と紡ぎだす楽想は、歌っていても感動を禁じえない。ロマン派以降の楽曲だから、表情記号も細かくつけられており、思い入れもたっぷりある。

指揮の松井慶太さんは若手の有望株。一世を風靡した「のだめカンタービレ」にもかかわった(主人公の振り替え)、長身のイケメン指揮者だ。指揮は丁寧で分かりやすく、歌いやすい。本番中もずっと合唱やソリストと一緒に歌詞を口ずさんでいて嬉しかった。唯一、終曲のアレグロはかなりのアッチェレランドをかけて、我々を慌てさせたのだが、本人によると「天国に早く行きたい気持」の表れだという。素晴らしい指揮・演奏だったと思う。

肝心の合唱は、先生方からも高評価をいただき一安心。12年間で5本の指に入る・・・というお褒めの言葉もいただいた。聴きに来てくれた友人達も、合唱の迫力に圧倒されたと。

勿論、技術的にはまだまだの部分も多いかと思う。指導の先生が口うるさく言われた「大人の音楽」がまだ出来ていないこともあるだろう。ただ、正しく歌うのでは不十分で、一人ひとりが楽曲に共感して、感情豊かに歌うことの大切さを痛感させられた。

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