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2010年7月 4日 (日)

二度とない経験

中国出張での、二度とない経験・・・・・いや、二度とあっては困ります。本当に大変でした。

約1週間の中国出張は、北京→石家庄(河北省の首都)→邯鄲市→上海→昆山→上海というスケジュールだった。メインは河北省ならびに邯鄲市と私の会社との、地元「工業団地」に関わる調印式で、現地見学を含めて丸二日を要した。写真は北京発の新幹線もどき=D列車といって線路は在来線を走る特急列車である。本当の新幹線は現在工事中。

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中国人とのお付き合いなので、ビジネスは勿論のこと、その後の懇親会なども非常に中身が「濃い」。二日間の親密なお付き合いを終えて、夜の8時に邯鄲空港から上海に飛行機で飛び立とうとしたら・・・・・・飛ばないのである。

この日は、夕方から天候が不順で、中国華北地域一帯に雷雲が発生し、どの空港でも飛行を見合わせているとの事。さて、困った。邯鄲空港へは上海から飛んできた飛行機が折り返すことになっているが、上海からの便が隣の石家庄に降り立ってしまい、そこから邯鄲まで飛行しないと我々は上海に行けない。しかも、飛行機は一日に一便しかないのである。

ところが、さすが共産党独裁政権の中国。同行した邯鄲副市長さんが電話を掛けまくって、石家庄から邯鄲まで飛行機を飛ばしたのである。聞くところによると、我々=重要な賓客がいるので、絶対に邯鄲に来てくれと凄んだらしい。

さて、ようやく飛行機に搭乗したのだが、うんともすんとも動かない。そのうえ、機内放送もないのである。乗客もイライラしてくる。1時間も機内にいただろうか、突然、すぐ後ろの席で大きな物音がしたと思ったら、乗客が発作を起こし横転している・・・・・・酸素ボンベで救急措置がされ、救急車で運び出された。写真はなかなか飛ばない飛行機。

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副市長から電話がかかってきて、まだ出発に時間がかかりそうだから、空港のVIPルームに戻りなさいとの指示。救われた気持で飛行機を脱出した。このとき既に時計の針は12時をまわり翌日になっていた。待合室で副市長をはじめ邯鄲市関係者と雑談をし気を紛らわせる。市政府関係者にはお帰りいただきたかったのだが、頑としてその場を離れないのである。まことに、丁寧というか、ホスピタリティーというか、賓客にはとことん尽くす中国人の姿勢にいたく感動した。

しばらくたって、私の疲れを心配して、空港長の執務室を空けてくれ、執務室の長椅子で横になることに。こんな経験は二度とないだろう。出張前からぎっくり腰・・・・腰を痛めていたので、大変助かった。この分だと、このフライトは無理かなと半ばあきらめ、ウトウトとしていたところに空港長に声をかけられ、出発のオーケーが出たと。

再び飛行機に乗り込んで出発したのが、午前2時半。なんと6時間以上も待たされていたことになる。上海空港到着が午前4時。ホテルチェックインが午前5時。夜も白々と明け始めた頃であった。

およそ2時間ほど仮眠を取って、翌朝は昆山にある当社投資先の工場見学へ。外気温39度・・・・・・体温よりも高く、非常に湿度の多い状態で、極度のバテバテの状態であった。自分でも腰痛・胃痛をかかえよく頑張ったと思う。

中国出張の話は続きます。

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