« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »

2010年6月27日 (日)

カンタンに行くのです

明日から一週間中国に出張です。

中国は北京、上海そして香港には行ったことがあります。これら大都市は心配ないのでしょうが、今度行くところは「邯鄲」(カンタン。中国ではハンタントと発音するらしい)という地方都市。ちょっと不安です。

ところで、邯鄲は「邯鄲の夢」あるいは「邯鄲の枕」の故事が日本でもよく知られている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%82%AF%E9%84%B2%E3%81%AE%E6%9E%95

調印式で出張するのですが、中国のイベントは派手だということで、はてどうなりますやら。中国お決まりの「乾杯乾杯!」は酒が弱い上胃痛のわが身としては勘弁して欲しいです。そのうえ、食事も「牛の頭」が出で、主賓(私)は目玉を食べなくちゃいけない・・・・・なんて脅かされて、どうも気が進みません。

私が大学時代にクラブ活動していた能楽では、この「邯鄲」という演目があって、筋は「邯鄲の夢」と同じです。現地でもその遺跡があるとかで、見学することが出来るのかなあ?

E982afe984b2_3   

無事に帰国できることを祈っています。

音楽ブログランキング ここをクリックしてください

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2010年6月26日 (土)

世界で一番大きな音楽

世界で一番大きな音楽を聴いてきた。

大きいとは、楽曲が長い、編成が大きい・・・・などなど考えられるが、今日の音楽は、私に言わせると「世界で一番大きな音の音楽」・・・といっても過言ではあるまい。

Khachaturian

曲の名前は、ハチャトゥリアンの交響曲第3番。下野竜也指揮 新日本フィルの定期である。ハチャトゥリアンといえば、我々の世代は「剣の舞」の作曲家として、最近では浅田真央ちゃんの「仮面舞踏会」の作曲者として親しまれている。しかし、今日はたまげました。この曲は舞台上方のひな壇(ベランダ)に、なんとバンダのトランペットが15人も居並ぶ。舞台上のオケにもトランペットが4人いるから、合計で19人にもなる。

トゥッティの音量はものすごく、クライマックスでこのトランペット19人を含む金管群が咆哮すると、ホール全体が壊れてしまいそうな錯覚にとらわれる。当然、耳も障害をきたす一歩手前の状態で(笑)、曲が終わってからもしばらくは耳鳴りに悩まされた。下記リンクをお聴きいただきたい。

http://nicosound.anyap.info/sound/sm8448519

25分程度の単一楽章形式の交響曲だが、全体をリードするトランペットのリズムの執拗さ、暴力的なまでの偏執的な繰り返し・・・・吐き気を催すほどだ。一方で、オルガンが高度なテクニックを要する独奏を延々と奏でるなど、なんとも異様・異形の極致ともいえよう。

E7e2eed995339a2b50b7c1f6f11bfd05

指揮者の下野竜也の力量はすごい。小さな体躯ではあるが、エネルギッシュでものすごい集中力を感じる。指揮ぶりもメリハリが効いていて、見ているだけでもワクワクしてくる。若手指揮者の中でも高い評価を得ている1人・・・その実力を掛け値なしで証明してくれた。

ほかには、これまた騒々しいくらい派手なレスピーギ「ローマの祭」、バッハ作曲のオルガン曲をエルガーとレスピーギがオーケストラ用に編曲したものが一つずつ。まさに大規模オーケストラ曲をこれでもかと集めた感じで、演奏者はお疲れ様。

なかでは、エルガーが編曲した「前奏曲とフーガ」が面白かった。大変上手く編曲されており、事実感動的な曲だが、クライマックスで打楽器がガチャガチャ出てくるとちょと興醒めしてしまう。だって、グロッケンシュピールやタンバリンはバッハには似合いません。

新日本フィル定期は、毎回「お題」があるのだが、今回は「その音楽は無限大∞」というもの。確かに音が無限大・・・というのは良く分かったが。

音楽ブログランキングここをクリックしてください

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月22日 (火)

苦しみの三重奏

先週の土曜日から、苦しみの三重奏・・・・状態。

まずは、1ヶ月ほど前からの胃痛。もともと、B級グルメ雑食性で、胃はいたって丈夫だったのだが、ある晩急に胃がキリキリと痛み出した。これって、ストレスかな???確かに、最近会社のほうも大変で、胃が痛くなるような状況ではあった。でも、苦しくとも明るく・・・・「明るければ強し」が信条の私としては、表面的にはなんともなく過ごしてきたのだったが・・・・。

医者に行って薬を処方してもらった。プロテカジンという胃酸を押さえる薬である。しばらく様子を見て、快方に向わなければ胃カメラをしようとのこと。胃カメラは胃痛よりいやだなあ。現在は、別の医者にかかりガスターを飲んでいる。胃痛はなくなり小康状態だが、まだ違和感は残っている。

そして二つ目の苦しみが突然やってきた。先週の土曜日から突然腰が痛み出したのだ。翌日曜日はゴルフの予定だったが、朝は布団から起きられない状態。結局ゴルフはキャンセルした。手元にあった湿布薬を貼るがすぐには良くならない。鎮痛剤(ロキソニン)を服用したいのだが、胃痛があるので我慢した。

今日は朝一番で、日本橋にある名倉病院へ行く。ぎっくり腰かと思っていたのだが、レントゲンをとってみると、椎間板なんとか(忘れた)症だとのこと。しばらくは湿布と腰の牽引に通院しなくてはならない。

やっぱり、歳だなあと思った次第。外的要因はあるにせよ、体のあちこちがおかしくなってきているのか?来週は中国出張なのに辛いなあ。

えっ?三つ目の苦しみは何かって?

それは、頭痛です。もともと頭痛持ちなんですが、生理的な頭痛よりも、体が方々悲鳴を上げて・・・・あーあ、頭が痛いよ。

音楽ブログランキングここをクリックしてください

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月20日 (日)

ノルウェーの愛の音色

私のブログには、シンクロニシティとかセレンディピティといった事象がよく出てくるのだが、最近も不思議な偶然の出来事があった。

毎年夏休みには海外旅行をするのだが、今年は北欧と決めている。アイスランドの火山噴火が心配だが、未踏の地であるし、涼しい気候も夏にふさわしい。それともう一つ、ノルウェーはグリーグ、フィンランドはシベリウスの故郷だからだ。この2人の大作曲家は、よく並び称されるが作風も時代性も全く違う・・・・・この話はまた別の機会に。

そうしたら、一ヶ月ほど前の日経新聞の最終面(文芸欄?)に掲載された、ノルウェーヴァイオリンの記事に目が留まった。山瀬理桜(やませ・りおう)さんという日本でただ1人の演奏者が記事を書いていたのだ。

Main

http://www.rioyamase.com/index.html

ノルウェーヴァイオリンは、正式にはハルダンゲル・ヴァイオリンという。ハルダンゲルは地名で、ノルウェー西部の地域。彼女の記事から引用すると、このバイオリンは、螺鈿細工や唐草模様で装飾された、大変美しい工芸品のような楽器なのである。音色は深く響は長く、哀愁のあるなんとも素敵な音がするのだ。

220pxfelehel_2

ここで試聴できます。

http://www.neowing.co.jp/detailview.html?KEY=VICC-60445

独特の音色がするのは、共鳴弦があるから。通常の弦は4本でヴァイオリンと同じだが、通常弦の下に4~5本の共鳴弦があるのだ。共鳴弦のある弦楽器・・・・・でピンと来たのがバロック時代に演奏された「ヴィオラダモーレ」である。ヴィヴァルディが協奏曲を書いていたりするので、お聴きになった方もいると思う。そのまま訳すと「愛のビオラ」。名前どうり、甘美で暖かく落ち着いた音色がする。色々調べてゆくと、このハルダンゲル・ヴァイオリンはヴィオラダモーレを先祖としているらしい。なるほど・・・・・・である。ハルダンゲルヴァイオリンの音色は、「愛のヴァイオリン」と呼んでも良いのではないか。

さて、セレンディピティの話はココからである。先日、BSフジの「大使館の食卓」という番組を観ていた。各国在日大使館の大使がお国自慢の料理を紹介するグルメな番組(笑)なのだが、今回はノルウェー大使館であった。番組が進むうち、会食のシーンで、なんと山瀬理桜さんが旦那と一緒に出てきたのだ。ご主人は、北欧専門の旅行会社の社長である。もちろん、ハルダンゲル・ヴァイオイリンの演奏シーンがあって、独特の音色を楽しむことが出来た。

そして先週、毎週送ってくる銀座山野楽器のメルマガを見ていたら、山瀬さんの特設コーナーを設置した・・・という話。いつもは、メルマガの中身は見ないのだが、なぜかこの日だけ内容を確り読んだのだ。

山瀬さんつながりの三連発・・・・・・これって、単なる偶然では片付けられないですよね。

音楽ブログランキング ここをクリックしてください

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年6月13日 (日)

千両役者と大盛りの美学

最近出張で駅弁を買った。新幹線の中で食事することはめったにないのだが、今回は急に京都出張が決まり、しかもとんぼ返りだったのでやむを得ず。東京駅地下のグランスタで駅弁探し。

いつも迷うことしきりなのだが、今回は新潟三新軒の「えび千両ちらし」にした(1200円)。ちなみに、ここグランスタは地方駅の駅弁を置いているコーナーがあり便利なのだ。「えび千両ちらし」は以前、合唱の練習の前に買ったことがあり、その美味しさ・豪華さにびっくりしたものだ。しかし、落ち着いて食べられなかったので、今回はじっくり味わってみようと思ったのだ。

St340867

弁当の蓋を開けると、卵焼きがぎっしりと並び、上にむき海老のおぼろが上品にかかっている。卵焼きの上品な黄色と海老おぼろのピンクの取り合わせが素敵だ。卵焼きは出し巻きのように味は薄めで美味。いや、なんといっても卵焼きがずっしり・みっちりと並んだ様はなんとも豪勢であり、それだけでウキウキしてくる。

St340868

この弁当の凄さはこれからである。卵焼きを箸でめくると・・・・・あるある、鰻とコハダの鮨ネタが鎮座しているのだ。鰻は蒲焼のたれ仕込み。コハダは酢で〆てあって、わさび醤油がからめてある。思わず、唾液がじんわりとあふれてくる。卵焼きと一緒にほうばると、まことにまろやかな風味が口中に広がる。幸せだなあ・・・。

St340869

さて、どんどん食べ進むと、半分たったころにイカと海老が出現する。イカは塩イカの一夜干し、海老は蒸し海老を酢通しし醤油を絡めてある。イカの塩味が食欲をそそる一方で、蒸し海老の甘酸っぱさが酢メシと絶妙のハーモニーをかもし出している。

St340871

いやいや、よく見ると酢メシにはかんぴょうを刻んだものがまぶされているし(精進合わせという)、メシとスシ種の間にはおぼろ昆布が敷き詰められている。「えび千両ちらし」はシンプルなように見えるが、実は大変手が込んだ弁当なのだ。まさに「千両役者」の名に恥じない駅弁の代表格といえよう。質量ともに素晴らしく、1200円は安いと思う。心もお腹も十分に満たされること請け合いである。

さて、お次は洋食の千両役者。原宿にあるパンケーキの店「エッグスシングス」。店先の道路に若い女子が列を作っている超人気店。並ぶのが気恥ずかしいが、後ろに私より老けたオジサンが並んでくれたので一安心。

ここの名物はパンケーキ。ハワイの有名店が今年日本に進出したものらしい。アメリカのシリコンバレーに出張したときに、毎朝パンケーキを食べていたくらいのパンケーキ好き。でも、アメリカのはカロリー高いよね。クリームやジャムが豪勢に盛られ、時にはアイスクリームも乗っかっている。

ところが、ここのパンケーキは、パン生地自体は薄く少なめで、クレープに近い・・・・ワッフルが特にそう。反面、生クリームがてんこ盛りで、これには驚いた。千両役者は大げさかもしれないが、知らずに注文するとマグニチュードはデカイ(笑)。いや、かつてこのブログでも採り上げた名古屋の超奇抜店「マウンテン」にかなり肉薄しているかもしれない(笑)。

http://muko-dono.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-51a2.html

St340866 St340864

ほかにも肉料理やサラダなど、ハワイ風の?通常のレストランなのだが、周りの客は全部が全部パンケーキを注文していた(かくいう私も同じだが)。これもひとつの流行なんだろうなあ・・・・・・と思って、若者の町原宿を後にした。

最後に、番外編。私が昼食に時々行く八丁堀の和食屋。写りが悪くて恐縮だが、「わっぱ飯」をご覧いただきたい。種がてんこ盛りでこれで確か850円。ほかの定食などどれをとっても味・量ともに非常に評価が高い。

St340863

大盛りの美学・・・・質だけでなく量も満足させてくれないとね(笑)。

音楽ブログランキング ここをクリックしてください

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月 6日 (日)

日本でも昔は・・・・

台湾の食べ物編の次は、風俗編・・・・いや、誤解しないでいただきたい。生活編のほうがいいかな?とはいっても、観光旅行ではないので、ほんの一端です。

1

写真は、台湾名物の「夜市」(よいち)。つまり、夜の縁日のようなものです。アジア圏では熱帯・亜熱帯気候で、日中は暑いため、夜に外出することが多く、こうした夜市の形態が発達したといわれる。台北市内でも10以上の夜市があるといわれ、我々は取引先との懇親会の後、台北でも最大の士林夜市に出かけた。

4

狭い路地の左右に雑貨や衣料品の店が軒を連ねる。なんとも賑やかで活気あふれるゾーンだ。路地でも衣料品を売っているが、これは違法らしい。手入れが来るぞ!との通報で一斉に路地脇の小道に避難。しばらくするとまた路地に出てくる。

商品も安い。サンダルが300円程度、ワイシャツが600円だ。

Photo Photo_2

コスプレ衣装(下着)のようなものも売っている。

1_2

ここのゾーンは衣料品が中心だが、食べ物の露店もある。写真の左部分は、よく見るとアヒルの頭部の焼き物?ガマ蛙のお店は、日本でもたまにみられる「愛玉子」(オーギョーチー)を売っている。最初は、蛙を売っているのかとビックリしたが、ガマを商標?にするなんて、ちょっとセンスが違うなあ。

2 3

路地の大衆料理店。日本円で150円程度で食べられる。

5

夜市は深夜1時頃までやっているらしい。台湾の人たちは夜更かしなんだなあ。でも、こうした賑やかな雑踏・・・・・私が子供の頃の日本もこんな感じでした。

お次は新幹線。これには是非乗りたかった。なにせ日本の鉄道・車両技術がそのまま輸出された最初の例だからである。台北:高雄間を、従来の特急で4時間かかっていたものが、100分に短縮された。我々は台北から台中の往復で、片道1時間弱。乗った感想は、日本の新幹線と殆ど変わらない・・・・・だって、700系がベースになっているからである。

1_3 2_2

写真はグリーン車のシートです。

3_2

唯一違うところは車内販売。グリーン車は、飲み物、スナック菓子を無料でサービスしてくれる。日本もかつて東北新幹線は飲み物無料だったけど。

4_2

最終日、桃園空港に向う車をちょいと寄り道して、行天宮へ。

1_4

行天宮とは関帝廟のことで、三国志の英雄である関羽が祭られている。関羽は武神ではあるが、商売の保護神としても有名。休日ということもあるなかもしれないが、行天宮は参拝者でいっぱい。特に中年女性が多く、男性はまばら。台湾では女性のほうが信仰心が厚いのか?働き者なのか?

3_3 5_2

占いをする女性。三角形の木片の表裏で、次におみくじが引けるかどうかを占うらしい。二枚セットで、3回続けて表裏が出ることらしい・・・・・・結構時間がかかるんだろうなあ。台湾人の信仰心の厚さをこの目で確認できました。

4_3

音楽ブログランキング ここをクリックしてください

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »