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2010年3月28日 (日)

ヘンデルの国で、考えたこと

イギリス出張から帰ってきた。

先々週の土曜日から、この土曜日まで一週間。現地でも時差に悩まされていたが、帰国したら帰国したで、また時差の苦しみが・・・・・。体中が硬直していて(笑)今日はマッサージに行ってきた。英語を聞き取れない、話せない「二重苦」生活だから心身ともに緊張していたのだろう。それでも、海外は好き。まずは、現地で病気もせずに無事に帰ってきたことを喜びたい。

エディンバラ→グラスゴー→マンチェスター→ロンドンという強行日程。エディンバラ以降、国内の移動は鉄道を使ったので、これも面白い経験であった。イギリスは日本と違って、上下分離。つまり鉄道インフラと列車運行会社が分離しているので、同じ路線を複数の運行会社が走っているのだ。移動列車はいずれも飛行機と同じヴァージンアトランティック。ヴァージンが列車運行も経営しているのを始めて知った次第。

さて、このブログでは仕事のことを書かない主義なのだが、イギリスで思ったことを少々書きとめよう。イギリスでは地方の独立色が強いように思う。郷土愛といっても良いだろう。侵略と併合の歴史だからかもしれない。私はベンチャー企業育成に関わる仕事をしているのだが、日本と同じように首都=ロンドン一極集中が進む中で、地元の企業育成にこだわる同業が存在することをまぶしく感じた。

大学発のベンチャーに良いシーズがあることもうらやましい。日本にも大学発ベンチャーは沢山あるし、かつてはブームを呈したこともあったが、現在はネガティブな状態といえるだろう。これには色々な要因が絡み合っているのだが、経営者のありかたが一番の問題だと思う。イギリスでは、経営と技術が上手く分離していてマーケティングや管理体制が確り運用されているようにみえた。大学の研究者で、いくら技術が素晴らしくても、経営者としての力量は未知数である。であれば、良い経営者をスカウトしてくればよいのだ。それが日本ではなかなか出来ないつらさがある。

もうひとつ。イギリスでは、小粒でもキラリと光る企業が探せば出てくること。アメリカのシリコンバレーなどでは、起業から成長過程で、巨額の資金を要する企業が多く、色々なファンドが寄ってたかってファイナンスをつける。これでは、我々日本勢としてはなかなか太刀打ちできない。イギリスでは、事業展開において日本とのシナジーを必要とする企業で、小額でも日本からのファイナンスに応じてくれる適当な規模の企業が見つかるようだ。また、そもそも小規模ファイナンスを扱う同業がイギリスには少ない事情もある。

以前は、日本の同業たちもイギリスマーケットを扱っていたようだが、ただ今現在は私の属する会社しかない・・・・というか、今回出張に同行した社員しかいないと本人の弁。イギリスはいわばニッチ戦略だが、楽しみなマーケットでもある。

今回の出張では、私得意の(笑)例の「偶然」があった。これは後日このブログに書こう。そうそう、ヘンデルとの出会いについても・・・・お楽しみに。

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