国連合唱団と多田羅さんリサイタル
昨日は二回目の藝大練習。おりからの台風接近による大雨で、一時はどうなることかと思ったが、無事開催。練習の前に合唱団のチラシを丸ビルまで取りに行ったのだが、偶然にも国連合唱団がリハーサルをしていた。
丸の内合唱団は、31日本番で藝大さんとコラボレーションを行うのだが(前回記事)、その際来日中の国連合唱団をゲストとして迎えるのだ。国連さんは「赤とんぼ」と合唱の名曲である「大地讃頌」を歌う予定だが、この大地讃頌は、われらがマルガツの持ち歌でもある。一緒に合唱できたら、それこそ美しい国際交流になる。そこで、私が国連さんにお誘いの提案メールを出したのだが、ナシのつぶて。英語がまずかったのか?届いてないか?などなど、大変不安であった。
先週になりようやく、国連さんの日本側窓口である毛Yさんと連絡を取ることができて、なんとか話の糸口を見つけることが出来た。毛Yさんは、中国の古箏奏者で、藝大に留学されていて、今回国連合唱団とのツアーが組まれている。そして、昨日の国連さんとの「遭遇」なのである。なんという偶然。国連さんと会いたい、コンタクトをとりたいという思いが通じたのかもしれない。
私は英語が不自由なので、毛Yさんにご紹介していただこうと考えていたのだが、生憎毛Yさんはご自分の演奏準備で手一杯。えい、ままよ・・・・・とばかり、国連さんに突撃した。自分で言うのも気が引けるが、こういうところは、我ながら大胆というか厚かましいのである。まず指揮者を見つけて自己紹介&握手。そして、団長(プレジデント)を探し出して同じように握手をした。たどたどしい英語で、丸の内合唱団の実行委員長であると自己紹介すると、お二人とも大変喜んでくれた。これで、われわれのイベントの成功は間違いなしである(笑)。
さて、本日は藝大アートシリーズで丸ビルホールに出かけた。藝大教授で日本を代表するドイツリート(オペラにも沢山出演していらっしゃる)の名バリトン多田羅先生のリサイタルである。
思えば、一年前、この丸ビルホールでの藝大コンサートで、瀧井敬子先生と知り合いになったのだ。その時はフルートのコンサートで、丸ビルホールの音響が余りに素晴らしいので、なにげなく三菱地所の関係者にお話をしていたら、それを聞きつけたのが瀧井先生。瀧井さんが音響の調整をやられていたのだった。瀧井さんは、その時私に対して、単刀直入に「来年オペラを歌いませんか」と誘われたのだ。はじめてあった男に、なんと大胆な・・・・・とは思ったが、それがキッカケで今日の丸の内合唱団がある・・・ここまで来てしまったのである。私も、「ナブッコなら今ここででも歌えますよ」(丸の内交響楽団とのジョイントコンサートの演目であった)と大風呂敷を広げたのを、昨日のことのように思い出す。
今年の丸ビルホールの音響も素晴らしい。多田羅先生の素晴らしいリサイタルについては後日書くとして、スタインウェイのピアノの音色が秀逸である。このピアノ特有の鋼のようなきらびやかさではなく、ドイツリートに合わせた落ち着いた澄んだ音色が胸を打った。これも瀧井先生の手による音響調節の上手さなのだろう。
マルガツでは、リハーサルの発声練習に使う丸ビルホール。体育館のような印象のスペースだが、この藝大アーツの時期は、本当に素晴らしいホールに生まれ変わるのだ。
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