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2009年8月30日 (日)

未完の名曲

昨年に続き、親銀行(三菱東京UFJ銀行)のオーケストラ演奏会に行った。

私の同業(兄弟会社)の社長さんが、このアマチュアオケでクラリネットを吹いていてお誘いを受けたのである。

場所は墨田トリフォニーホール。曲目は

ウエーバー:魔弾の射手序曲

シューベルト:交響曲第7番(未完成)

サンサーンス:交響曲第3番(オルガン付)

という魅力的なプログラム。

聴きものはメインのオルガン交響曲。いままで何回となく聴いている名曲だが、ライブで聴くとオルガンの音が小さいことが多い。今日の演奏はオルガンの音色がよく聴こえてとてもよかった。空気の振動する様を実感できるのは快感である。特に、第一楽章の後半はオルガンとオーケストラ、特に弦楽器の掛け合いがとても美しく、まるで大聖堂でミサを授かっているような雰囲気であった。オケも熱演で、終盤の盛り上がりが感動を与えた。

さて、問題・・・・というか、驚いたのは未完成。こんなゆっくりとしたテンポの未完成を聴いたのははじめてである。アマチュアのオケだからテンポを落としているわけではない。指揮者(山口哲人)の解釈である。第一楽章の終わりでは、演奏がストップしてしまうのではないかと、ハラハラしたほどである。経過部分のホルンのソロなどは引っ張るだけ引っ張って吹いていて、よく我慢したと思う。

テンポが遅いだけではなく、伸縮もユニーク。解釈も重厚で、金管群もかまわず強奏する。まるで、ワーグナーを聴いているような錯覚を覚えた。あるいは、かのフルトヴェングラーが未完成を振ったらこんな具合になるのではなかろうか?最近は、躍動感あふれるスッキリとした演奏が多い中で、こうした重厚な解釈は珍しい。その意味で大変楽しめた演奏ではあった。

社長さんのクラリネットはこの未完成に登場。クラリネットソロはとても品のよい雰囲気のある演奏でさすが。

アンコールは、エルガーの威風堂々。大いに盛り上がった。再来年の2月~3月ころ、銀行合併5周年を祝し、銀行オーケストラと銀行合唱団の共演でベートーヴェンの第九を演奏するらしい。合唱団の人数が足りないので、私の合唱団にも出演依頼が来ている。アンコールには、この威風堂々を歌いたいな。私は二度ほど合唱付の威風堂々を歌ったが、大変気持ちよく、歌いたい曲である。

さて、来週は銀行合唱団の演奏会である。

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2009年8月25日 (火)

二つのパッション

今夜は業界団体の懇親会があった。私が仕事をしている業界は、100年に一度という大不況。どん底、いや底が割れている状態にある。そうしたなかでも、前向きに仕事をしてゆきたい気持に変わりはない。

参加者のスピーチが面白かった。その方は、厳しい時期だからこそ、パッション=Passion=情熱をもって仕事に取り組みたいという話をされたが、Passionにはもう一つの意味がある。それは「受難」だ・・・・・というのである。今は「受難」の局面だからこそ、「情熱」が大切・・・・なかなか洒落たスピーチであった。

確かに、受難曲はPassionと表記される。バッハの「マタイ・パッション」などと。私はすぐに、どうして一つの言葉が「受難」と「情熱」という正反対な意味なのかと尋ねたが満足な答えは返ってこなかった。

帰宅して、ネットで色々調べてみたところ、およそ次のような経緯のようだ。もともとPassionは中世以降の教会用語で、キリストの「受難」の意味から始まったようだ。ところが16世紀になると「情熱」の意味が出てくる。Passionには元来「動かされる」といった受動的な意味がある(だから受難曲。Passiveと同じ)。そして、「感情」は受動的な心的現象と捉えられていたというのだ。つまり、理性・意志は能動、感情・感覚は受動という概念である。Passionも14世紀ごろまでには「感情」一般をあらわしていたようなのですが、それがいつの間にか激しい感情=情熱をあらわすようになったらしいのです。

ちょっと難しい話ですが、お分かりいただけたでしょうか。上記スピーチの後に挨拶に立った私は、苦し紛れに「受難」は甘んじて受けるが「レクイエム」にならないようにと口走った。自分でも出来の悪いジョークだと思ったが・・・・。

ついでにいうと、果物のパッションフルーツのパッションは「情熱」の意味ではなく、「受難」のほうだという。花の形が、十字架にかけられたキリストの姿=受難に似ているからだという。詳しく言うと、花のめしべが張り付けの十字架に、5本の雄蘂が打たれた釘に、花を取り巻く副花冠がイバラの冠に、10枚の花弁及び萼が一人消えた師弟に例えられとのこと。なるほどなあ。

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2009年8月23日 (日)

面白写真集vol.3

旅行面白写真の続きです。

シャルトル大聖堂にあった聖母マリアの「聖衣」。サンクタ・カシミアと呼ばれ、マリアがイエスを産むときに着ていたチュニックだという。カトリックの世界で言うところの「聖遺物」である。世界中には聖遺物がごまんと存在するが、当然のこととしてその真偽は疑わしい・・・・・いや、はっきり言ってニセモノである。

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例えば、広く知られる聖槍(せいそう)、聖杯、聖骸布などなど。聖槍は十字架上のイエスを刺した槍のことで、イエスの血に触れたものとしてあがめられている。これを手中に収めた者は天下を取るとの伝説から、ヒトラーが気に入っていたことは有名。また、聖杯はイエスが最後の晩餐で「これは私の血である」といって弟子達とワインを飲んだ盃。のちに、数々の聖杯伝説を生むことになる。また、聖骸布はイエスが磔刑に処された後に遺体を包んだ布のこと。イタリアのトリノ大聖堂の聖骸布が有名(写真)。

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一番我々に身近なのは、映画インディージョーンズ。一作目が「失われたアーク(モーゼの十戒を収めた容器)」、三作目「最後の聖戦」ではまさに聖杯が採り上げられている。

次は、ルーアン旧市街のチョコレート屋さんのショウウインドウ。盆栽風のデコレーションで、盆栽はフランスでもブームのようだ。

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ルーアン大聖堂にて。主祭壇の周りにはキリストの一生(あるいは受難など)をテーマにした彫刻が並んでいることが多い。たまたま目にした面白い表現。最初の写真は幼児期リストの「割礼」の場面。ユダヤ教の儀式ではあるが、嫌がっている(痛がっている)?のはほほえましい。次の写真は、キリスト昇天。天に昇る様を、キリストの足元だけを描くことで示している。これには笑ってしまった。

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ルーブルに展示されていた彫刻。背中は天使の手か?詳しくはわからないが、これもなんともほほえましい。

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ルーブル美術館。ブラチェスコの受胎告知。我々がよく知っている受胎告知の絵は、フラ・アンジェリコやダヴィンチの静謐かつ劇的な場面。ところが、このブラチェスコのものは、大天使ガブリエルから告知されてよろめいているようだ。というか、これは迷惑そうな表情にも見える。軽いノリというか、吉本の漫才を見ているようだ。

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これもルーブル。ドラローシュの「アルプスを越えるナポレオン」。ロバに乗ったなんとも弱弱しい姿。同じテーマを扱った、ナポレオンのお抱え画家ダヴィッドの作品が有名だが、実際はドラローシュの絵のようだったのだろう。

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2009年8月21日 (金)

満腹、また満腹

今夜は合唱の練習があるので、昼夜ともに外食。今日、ちょっと悲しい事があったので、やけ食いではないんですがかなりのボリューム食。

昼は、会社近くの「バルバリ」というおかしな名前の肉専門店。親子丼、しかも塩たれ親子丼がマスコミに紹介され人気メニューだが、たまに新メニューが登場する。久しぶりに仲間と出かけたのだが、「男のホルモン丼」という新メニューがあり注文した。これはかなりキワモノだと感じながら、好奇心旺盛な私としてはリスクをとった。

http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13023794/

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果たして、大きなどんぶりに、韓国風の味付けをした辛目のホルモン(モツ)がどっさり。圧倒される。やはり選択を誤ったかと思ったが、比較的淡白な味付けなので食が進む。でも、流石に途中でギブアップ。ハーフ丼でも通常の分量の店だから仕方ない。

夜は仕事を切り上げて、合唱の練習がある荻窪へ向う。食べてすぐは発声できないので、日本橋(八重洲通り近く)の「札幌や」。昔、このあたりの会社に出向していたので時々食べに行っていたが、なんの変哲もないラーメン屋である。しかし、ここの「ごまだれ冷やし中華」は天下一品。おそらく、私が今まで食べた冷やし中華の中でもダントツの一位だろう。癖になる美味しさで、時にむしょうに食べたくなる。ボリュームも十分で、また満腹。でも、今日の出来事、悲しみは雪のように・・・・・。

http://30min.jp/place/3736

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2009年8月20日 (木)

私のブログの影響力?

自分のブログがどのくらい読まれているか気になるものである。私の場合ミクシィにリンクしているんで、ここから入ってくる読者のことはわかる。

さて、引き続き「銀の鈴」の話になるのだが、今朝は大変驚いた。毎朝、東京駅のグランスタを通って通勤しているので、否が応でも「銀の鈴」を横切る。今日も半分寝ぼけ眼で通り過ぎようとしたのだが、「なにかが違う」。「違和感を感じる」のである。

ふと立ち止まってしげしげと見ると、あの七色光線がないではないか!!!

前回のブログで紹介したとおり、最近なって鈴の下からカクテル光線を当てるようになったのだ。しかし、これはチョッとやりすぎだし、品がない。宮田芸大学長の作品に対して失礼であるとブログで苦情を申しあげたばかりである。今日の写真と、前回(二日前)のブログのそれを見比べてほしい。

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七色光線がなくなるなんて、これはどうしたことか?ひょっとして、私のブログを見た関係者が、慌ててライトを撤去したのではないか・・・・・だとしたら、この「ゆびはじぶんに」ブログって凄い影響力があるんだな・・・・・と我ながら嬉しくなったのだ。思わず自惚れてしまったが、同じような感想を持った方がいたのかもしれない。それでも、嬉しいが、ちょっぴり恐ろしい事でもある。

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さて、先日テレビでグランスタの特集をやっていて、一緒に番組を観ていた父親が「美味しそうだな」とつぶやいたのが、バズサーチのフルーツロール。今日は早く帰宅できるので御土産に買って帰った。結構な大きさで1260円也。ふわふわのスポンジがとても美味。親孝行をした一日であった。

余談だが、このケーキショップ、グラマシー・ニューヨークやキース・マンハッタンと同じ系列で、プレジィールという名前の会社が売っているのだが、アメリカとは全く関係ない。名古屋の会社なのだそうだ。ブランド戦略が成功した例なのだろう。

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2009年8月18日 (火)

七色銀の鈴

前回号で、藝大学長の宮田亮二さんの話をしたのだが、今日の日経新聞朝刊をみて驚いた。

日本を代表する「金属工芸家」宮田藝大学長の一番ポピュラーな作品が、東京駅地下グランスタにある「銀の鈴」。なんと、日経の「首都圏けんてい」欄でグランスタが紹介されていて、宮田さんの「銀の鈴」が大きく採り上げられていたのである。

これもシンクロか?大体において、私はこの手のシンクロが多い。ちなみに、シンクロとはシンクロニシティのこと。竹内まりやの歌ではなく(笑)、ドイツの心理学者カール・ユングによって提唱された共時性=偶然の一致のことである(乱暴な言い方で正確性に欠くがお許しいただきたい)。

新聞記事によると、現在の銀の鈴は4代目。描かれている図柄は、前回紹介した宮田さんが得意とするシュプリンゲン=イルカが描かれていて、これはJRならではの旅立ちを表現しているそうだ。ちょっと、こじつけ気味だが、なるほど!

この四代目銀の鈴はグランスタ開業にあわせて付け替えられたものだが、最近下部からライティングされるようになった。しかも、七色光線(表現古いが)で時間に応じて色がくるくる変わる。これは、ちょっと品がないなあ。いくら、宮田さんが遊び心に富んだ、フットワークの軽い人でも、ここまでくるとやりすぎ感がある。七色光線は後から別の人が付け足したのではないかと考えるが、どうだろうか。

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さて、今夏休み特集としてNHKハイビジョンで「絶景シリーズ」と銘打ったヨーロッパの紀行番組をやっている。日曜日はフランス特集。先日旅行してきたばかりなので、つい全編4時間見てしまった。

今夜は早く帰宅してテレビをつけると「ドナウ川」シリーズをやっていた。フランスもドナウ川もかつての特集番組を再編集したものだが、ハイビジョン画像は大変美しい。今夜も全編2時間タップリ観てしまった。二年前にやはり家族旅行でオーストリー、チェコ、ハンガリー中欧三カ国を観光したので、懐かしい画像のオンパレードだった。

今夜のドナウ編は画像もよいが、バックに流れる音楽がハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、ヨハン・シュトラウスなどなど名曲揃い。目も耳も楽しませてもらった。シュトラウスの「美しき青きドナウ」ではじまり、イヴァノヴィチの「ドナウ川のさざなみ」で終わる選曲も心憎い。

特筆すべきは、ソプラノの幸田浩子ちゃん(「ちゃん」というのは、いつもFM番組の「きままにクラシック」で相方の笑瓶が呼んでいる)の5年前の可愛い姿が見られること・・・・もちろん、歌声も素敵である。

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2009年8月16日 (日)

藝大学長からのエール

「題名のない音楽会」は大昔から親しんでいるクラシック音楽番組。ギネスブックにも登録されている長寿番組だ。

先週、今週と45周年記念「伝説の名場面スペシャル」をやっていた。司会者は黛敏郎、武田鉄也、羽田健太郎、いまの佐渡裕へと続くが、どれもこれも懐かしい想い出でいっぱいだ。特に驚いたのは、30年前に録画された岡本太郎のピアノ。岡本はアンチ・音楽論者だと紹介された。絵画はどんな下手な人でも描けるが、音楽は楽器を介在しないと演奏できないからだという。なるほど、と思ったが、この言に反して、岡本太郎の弾くピアノは凄かった。ショパンの軍隊ポロネーズ。もちろん、完璧な演奏ではなかったが、グランドマナーというか堂々とした演奏スタイルは、分野は違うが、一流と呼ばれる芸術家は凄いと感じ入った次第。

また、美空ひばりの「トスカ」。「歌に生き恋に生き」の堂々たる貫禄。まさに、この題名からして、名実ともに美空ひばりに書かれた曲のようではある。

http://www.youtube.com/watch?v=HX2U_VN0jN0

さて、なぜかこの記念番組に、東京藝大学長の宮田亮平さんが出演していた。彼は、司会者の佐渡裕の友人で、佐渡の「題名のない」初回番組に友情出演したそうだ。なぜ、親しいか・・・・・宮田さんは生まれが新潟県の「佐渡」だから・・・・と発言していたが、なかなか宮田さんは面白い人である。いや、初めて尊顔を拝したが、フットワークが軽くユニークな人・・・・・とても学長とは思えないノリのよい人なのだ。爆笑問題のテレビ番組に出演するし、大学構内を自転車で乗り回す。私自身も、周りから「とても○○に見えない」と陰口をたたかれているようだが、私は「軽い」、宮田さんは「ノリがいい」レベルは違うが(笑)・・・・・親近感を感じる。

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このブログで宮田さんを採り上げたのは、もちろんマルガツで10月に藝大さんとのコラボレーション(オペラ・ガラコンサート)があるからだ。宮田さんの作品を見たければ、東京駅の地下、最近評判のグランスタに行ってみるといい。そこにある「銀の鈴」が宮田学長の作品である。彼はわが国有数の金属工芸家である。特に、シュプリンゲンというイルカをモチーフにしたシリーズは、銀の鈴でも見ることができる。

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宮田学長は、題名のない音楽会の番組の中でこう言っていた「題名のない・・・・はこれから美術とのコラボレーションをやったらいい」。また、「藝術に枠を作ってはダメだ」とも。藝術教育に携わる人たちへの要望として、異分野への挑戦をどんどんやってほしいという話だったが、私には丸の内合唱団へのエールに聴こえたのである。ほかの合唱団にないユニークなマルガツらしさを大切にしてほしいものである。

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面白写真集vol.2・・・食いしん坊編

フランス旅行第四弾。今回は食べ物を中心とした話題にしよう。

フランスはワインの国だが、北部ノルマンジー地区はブドウノ栽培に適さない。そこで、ワインに代わってりんごのお酒、シードルが飲まれている。ルーアンでも、モンサンミッシェルでもそうだった。アルコール度数は3度くらいだから、お酒が飲めない私には丁度よい。面白いのは、グラスではなく、コーヒーカップのような陶器で飲むこと。フランスでは酒の部類に入らないのかもしれない(以下の写真は全てクリックするとポップアップします)。

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フランス一、いや世界一の観光地「モンサンミッシェル」はノルマンディーとブルターニュの境目にある。ここでの名物料理は二つ。一つは有名な「巨大オムレツ」。オムレツというより、シフォンケーキのような味わいだ。昔、島に渡ってくる巡礼者のためにボリュームのある食事を・・・・とマダム・プーラールが考案したものらしい。名人技により凄く泡立てられた卵をふわっと焼いてくれる。淡白で甘くなのでペロッと平らげた。

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もうひとつの名物が「プレ・サレ」。正確には、モンサンミッシェル周辺のプレサレ=低湿地帯で育てた子羊の肉のことを指す。海の潮風を受けた牧草をタップリ食べる羊は独特の風味を持ち、肉も柔らかい。地域限定の幻のラム肉である。プレ・サレはなんとしても食べたかった。ツアーだから料理はお仕着せだが、もし出なかったら別注文しようとまで決心していた。はたせるかな、モンサンミッシェルのランチにお出ましと相成った。通常はローストで供されるが、ソテーで出てきたのと、ツアーの料理だからたいしたことはないと思い込んでいたが、食してみるととても柔らかく、羊特有の臭みもほとんど感じられない。大変美味であった。

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四日目はロワール川の古城めぐり。これも定番観光です。「6人の女の城」として優美な姿で有名なシュノンソー城でランチをとった。特産の川魚カワカマスも美味だったが、デザートのケーキにはビックリ。いったいなにが始まるのかと驚いた。ツアーでここまでやるのは、エライ!デザートを切り分けると甘いアイスクリームケーキだった。

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フランスはチーズ王国としても知られているが、ロワール地方ではシェーブルという山羊乳のチーズが有名(写真右上)。写真は当日宿泊した古城ホテルのディナーで出されたものだが、サント・モールという地名ヲ冠したシェーブル。円筒形で表面に灰が付着していて、真ん中に藁が一本通してある。美味しかったので、帰りの空港で買ってきた。

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最後に、日本ではまずお目にかからない、イチゴ味のヴォルヴィック。チャントいちご果汁が入っていますよ。

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2009年8月14日 (金)

面白写真集vol.1

夏休みフランス旅行第三弾。として、面白い写真をピックアップしてみた。

ヨーロッパ、特にフランスは日本食ブーム。フランス到着日のホテル、ドゴール空港近くのロワシィーという小さな町にも日本食レストランがあった。OISHIIという店名と赤提灯が笑える(以下写真は全てクリックするとポップアップします)。

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ヴェルサイユのレストラン街にも寿司ショップが・・・・・・ルイ14世もびっくりだろう。

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ゴッホ終焉の地、オヴェール・シュル・オワーズ村内、ゴッホ公園にあるゴッホの像。ロシア出身で後にフランスを代表する彫刻家となったオシップ・ザッキン作の「野山を歩くファン・ゴッホ」像である。どうやってもゴッホには見えないが、デフォルメされたゴッホの姿には、最晩年の孤独な天才ゴッホの雰囲気が余すところなく表現されているようだ。ちなみに、この像は我らが丸の内仲通りにもある(orあった)らしい(右側写真)。驚きである。

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2日目のルーアンの旧市街。ローマ時代からの歴史を持つ古都で、木骨組のなんともいえない風情のある町並みが続く。上層に行くほど壁がせり出している家が面白い。

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同じくルーアン。ジャンヌダルクが火刑に処された場所に建てられたジャンヌダルク教会。1979年建立と新しく、斬新な海をイメージしたデザイン。彼女は異端を理由に火あぶりとなったが、カトリックでは近世1920年にようやく聖人に列せられた。教会内部に入ると、素晴らしく美しいステンドクラスが我々を包み込む。このステンドグラスは16世紀のもので、サン・ヴァンサン教会から移築したものらしい。

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ジャンヌダルク教会がある旧市街広場には食材のお店が軒を並べている。肉屋にはウサギの肉が。日本ではなかなかお目にかかれない。桃も扁平なものが売られていた。

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チョコレート(ショコラ)屋さんのショウウインドウ。日本の盆栽もブームらしい。印象派から時代は変われどフランスはジャポニスム。

続く

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2009年8月11日 (火)

私達の貴婦人

夏休み旅行の第二弾である。時系列でダラダラ書いても面白くないので、前回の「フランス印象派の旅」と同じようにテーマで横串を刺してみたい。実は、昨年のイギリス旅行もそう考えたのだが時間がとれずに途中で放棄した。

今回のテーマは「私たちの貴婦人」。フランス語でいうところの「ノートルダム」(Notre-Dame)の日本語訳である。ノートルダム寺院あるいはノートルダム大聖堂というと、パリのセーヌ河岸にある有名な教会を思い浮かべる人も多いだろう。たしかにあれはノートルダム大聖堂である。しかし、実はフランスにはたくさんノートルダム教会が存在するのである。今回観光ツアーでもルーアン、シャルトル、パリと三つのノートルダムを観た。

ルーアン(写真をクリックしてください)

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上記したように、ノートルダム=我々の貴婦人なのだが、ただの貴婦人ではない。聖母マリアのことを指す。だから、ノートルダム教会とは、聖母マリアに捧げる、日本流にいうと聖母マリアを祭った教会という意味なのである。ノートルダム教会が沢山あるということは、フランスやベルギーなどのフランス語圏で、マリア信仰がいかに盛んであったかを示すものといえよう。

パリ(写真をクリックしてください)

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キリスト教(カトリック)は本来一神教、つまり神であるイエズス・キリストを唯一神とする宗教であるが、なぜこのようにマリアを讃えるノートルダム教会が沢山建てられたのか?

勿論、キリストの母親であるから、神聖なものには違いない。しかし、それ以上にキリスト教が西ヨーロッパ各地に勢力を拡大してゆく時期に、地場土着の神様(女神)との習合の結果マリア信仰が生まれたという見方がある。土着の女神=マリアは先住民の心に深く刻み込まれた心の故郷であり、キリスト教も宗教上の軋轢を避けるために、こうしたマリアの信仰を大切にしてきた経緯がある。

もう一つの見方に、マリアの「母性」を重んじる考え方がある。キリスト教の神は厳しく畏れられる神であり、父性的ともいえる。ところが、厳しさばかりでは信者の共感を得ることは難しく、父性の対極にある母性が求められてきた。つまり、慈しみ許しを与える神の側面である。人間の弱さを許したもう「母なる神」を求めて作られたのがノートルダム教会なのである。

シャルトル(写真をクリックしてください)

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今回訪れた3つのノートルダムのなかで、一番楽しみにしていたのは世界遺産のシャルトル大聖堂であった(パリの大聖堂は二回目の訪問)。パリ南西部の一面の麦畑をバスで走っていると、突然前方に尖塔が見えてくる。近づくにつれ尖塔がどんどん大きくなり期待が膨らむ。間近でみると、なんとも壮大で華麗な教会である。ルーアンやパリのノートルダムよりも一回り大きく威圧感さえある。しかし、内部に入ると一転して静謐の世界が広がる。有名なステンドグラスもため息が出るほど美しい。建造当時のステンドグラスが大部分残っていて文化的な意義も非常に高いのだ。特に蒼く幻想的な光を放つシャルトルブルーは感動的。代表作の「美しき絵ガラスの聖母」は、ノートルダムの本尊ともいうべきマリアを讃美し、みる者を天国に導くようだ。

写真をクリックしてください。

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2009年8月10日 (月)

フランス印象派の旅

今回の夏休み旅行は知的好奇心を満足させる旅でもあった。ツアー旅行を選定する場合、当然のことだが、気に入った観光地がどれだけ盛り込まれているかがポイントになる。単にツアーに受身で参加するのではなく、自分の見たいものが何かを予め求めておく(あるいは予習しておく)ことが大切だと思う。その点で、今回のツアーは私の好きな印象派の絵画に縁のある観光スポットが上手く取り揃えられていた。面白いことに、絵画が描かれた現地を訪ね、その絵画を後に美術館で鑑賞することが出来たのである。

パリに当日夕刻到着し、翌日はパリ北西近郊の「オヴェール・シュル・オワーズ」という小村に向う。ここはゴッホ終焉の地。ゴッホは晩年精神に異常を来たし、とうとう自ら銃弾を胸に打ち込んで果てた。この村にはわずか2ヶ月間しか滞在していないが、70点もの作品を残している。なかでも有名な「オヴェールの教会」(ノートルダム教会)を見学。旅行終盤の自由時間を使って、パリのオルセー美術館でこの絵を観た。実物の教会は修復中で外観しか見られなかったが、絵のほうは深い紺青の空が印象的で、とても自殺を図るような精神状態とは思えないくらい美しい。この村ではゴッホと弟のテオが並んで埋葬されている墓地も見学できた。

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同日、次にモネのジヴェルニーの庭園へ向う。モネファンの私としては、ここはどうしても行きたかったところ。オヴェールからバスで1時間ほどの場所である。モネは50歳当時ここジヴェルニーに土地を買い、セーヌ河から水を引いて池を作り、あの「睡蓮」を植えた。モネが憧れた日本式庭園である。また、アトリエに接した庭には四季に咲き乱れる花々を栽培し、なんとも夢のようなモネの世界を作りあげたのだ。睡蓮の池の風景は息を呑むほど美しい。池の水面と風にそよぐ木々、とくに優美な柳の姿に暫し見とれていた。やっとここ、憧れのこの場所に来れたのだと感慨に浸った。モネのアトリエ(撮影禁止)は日本の浮世絵が所狭しと飾られている。印象派の画家達を風靡した「ジャポニスム」である。日本とフランス、印象派の遠くて近い緊密な関係を実感した。

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この風景を絵にしたのが、パリのオランジュリー美術館。ツアー最終日の自由時間に訪ねた。大昔パリに来た時に改修で閉館していて、地団駄を踏んだ思い出のある美術館。楕円形の二つの大広間の壁一面にモネの「睡蓮」が展示されている。大広間の中に居ると、あたかもモネの庭に佇んでいるような錯覚にとらわれる。まさに、癒しの空間。そして、二つの大広間が無限大=∞の記号のように接していて、時空を超えた感覚に襲われた。いつまでもその中に居続けたい空間、稀有な世界である。

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三日目にはルーアン観光。ルーアンはジャンヌダルクが火刑に処されたことで広く知られているが、ここルーアンが入っているツアーは数少ない。実は、ここのルーアン大聖堂もモネの連作で有名なところなのである。大聖堂の佇まいは壮麗そのもの。何世紀にも亘って手を加えられてきた大聖堂だが、様々な様式を超越して屹立している。内部のステンドグラスも美しい。モネは大聖堂の前にある建物(当時は下着ショップ、現在は観光案内所)の二階に陣取って、30点を超える作品を生み出した。興味深いのは、ほとんど同じ構図なのだが、時間の経過につれて見える大聖堂の有様を微妙な光のタッチで描き分けていること。

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このうちの数点をオルセー美術館で見ることができた。実物の大聖堂との対比をしてもあまり意味はないだろう。モネが描きたかったのは、大聖堂という建物ではなく、刻々と移り変わる大聖堂が反射する光そのものを絵に描きとめたかったに違いない。オルセーにある大聖堂の連作をまじまじと見て、印象派の本質が光の在り様であることについて、改めて思い知ったのである。

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2009年8月 9日 (日)

驚愕!・・・マルガツ団員が!!

いやー、驚きました。丸の内合唱団の団員が・・・・まさに驚愕です。

・・・と書くと、オッシーやノリピーなど時節柄「ヤバイ」話と勘違いされますが、とてもよい話です。昨日深夜、夏休み旅行の写真をパソコンで整理していました。なんたって1000枚を超える写真です。デジカメだからどんどん写しちゃいます。だから、必要な写真をプリント店に出すのに、パソコン画面でチェックする必要があるのです。作業も終盤、疲れているところでしたが、パソコンで教育テレビ「トップランナー」の録画予約が始まりました。いつもは録画しても見ないことが多いのですが、この日は同じパソコンでデジカメ編集の途中であること、出演者がヴァイオリニストの庄司紗矢香だったこともあり見ていました。

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庄司さんの苦労話・・・これが非常に面白い・・・・に引き込まれてしまったのですが、そこになんとマルガツのMさんが突然登場したのです。ビックリしました。「なんでそこにいるの?????」と思わず叫び、腰を抜かす思いでした。観客の質問コーナーで選ばれて質問していたのです。最近は休団中で久しぶりでしたが、相変わらず見目麗しいお顔です。

彼女にリアルタイムで携帯メールをしたら、驚いた様子で返事が返ってきました。まさか、友達が見ているとは思わなかったみたい。

肖像権、いや著作権の問題があるかもしれませんが、前者はご本人に「ブログに書くぞ」と通告してありますので、お許しいただけるでしょう。慣れないことで、動画キャプチャーに時間がかかりましたが、下記リンクを見てください。

再放送は12日(水)午前3時からBS2で

http://www.nhk.or.jp/tr/

また、オンデマンドでも試聴できます。

https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2009009042SC000/index.html

http://video.nifty.com/cs/catalog/video_metadata/catalog_090809227680_1.htm">驚きました</a>

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2009年8月 7日 (金)

打ち水コンサート

夏休み旅行から帰ってきました。年に一度は海外に家族旅行するのが我が家の恒例行事。家内とフランスへ行ってきました。某旅行会社のツアーです。

訪問地は、パリ→ゴッホの終焉の地「オーベル・シュル・オワーズ」→モネの庭園のある「ジヴェルニー」→これまたモネと縁の深い「ルーアン」→フランスの江ノ島(笑)「モン・サン・ミッシェル」→優美なロワール地方の古城→大聖堂で有名な「シャルトル」→パリといった具合。盛り沢山な北フランス周遊です。

パリには一度立ち寄ったことはありましたが、北フランスの本格的な観光は初めてです。モンサンミッシェエルで豪雨に見舞われたほかは、天候もまずまずで知的好奇心も十分に満たされた楽しい旅行でした。この話は何回かに分けてお話しましょう。

そんなこんなで、今夜の丸の内合唱団の「打ち水コンサート」に参加することが出来ませんでした。残念。帰国は昨日でしたが、練習に全く参加できなかったことと時差ボケでかなりしんどい状態だったからです。でも、仲間たちの演奏を聴く事ができてよい経験でした。

「打ち水コンサート」は生憎の豪雨で開催が危ぶまれたようでしたが、予定時間には雨も小降りになり、演奏場所がビルの庇の下でしたので濡れなかったみたい。ビヤガーデンのお客さんもそこそこ来ていて、なかなかの盛り上がりでした。雨のせいで会場側ではなくビルに向っての合唱で、音響的には仕方のない部分もありましたが、それでも浴衣姿で楽しく歌っていたのが印象的でした。スポンサーの三菱地所の方も聴きにこられなによりでした。

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