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2009年5月 7日 (木)

ルネ・マルタンに会いました

丸の内合唱団公演のお礼に、団長と一緒に関係者に挨拶に行った。

ノーアポなので会えなければ仕方ないと思いつつ、まずスポンサーさんの部長さんのところへ。生憎離席中で名刺を置いて退出。続いて、スポンサーさんのマネジメント会社へ。担当の方の機嫌は上々。いつもは忙しくてイライラしていることが多いのだが、さすがに大イベントが終わったて、ほっとしているからでしょうか?秋の藝大イベントのこともお願いして引き上げた。

驚いたのは梶本音楽事務所(社名変更でKAJIMOTOに)。幸い担当のIさんがいらしたので、しばし歓談。マルガツのフォーラムでの公演は迫力があってとても良かったと褒めていただいた。合唱団の公演が珍しかったこと、出演者が一番の大人数で見栄えも十分。さらに集客度合いも観客の反応も良かったようだ。前のブログにも書いたことだが、プロから評価されて、こんなに嬉しいことはない。ギリギリまで練習した成果だろう。

そのあと、最近知り合いになったS顧問(元副社長)さんと社長室でお話を。Sさんは私と同じ大学の先輩に当たり、オーケストラ部(私は謡曲部だが)。偶然Sさんと共通の友人が複数いて、数ヶ月前にSさんと会食したばかりである。S顧問いわく、「東京国際フォーラムに文化の香りを持ち込みたいとの想いからラフルジュネをはじめた」のだと。「熱狂の日が終わってしまうと、フォーラムもひっそりとしてしまう。なんとか街をもっと活性化したい」とも言っていた。まさに、我々マルガツの目指す、「丸の内から文化=音楽を発信する」発想と同じで、大変共感を覚えた。スポンサーさんの部長さんとも親しいようで、しばし噂話に花が咲いた。

これも偶然で驚いたが、スポンサー会社の担当役員さんとS顧問は親しい間柄だということなのだ。なんと、同じ大学のオーケストラ部に所属していた・・・・・ということは、担当役員さんは私の大学の先輩でもある。Sさんのご紹介で担当役員さんにご挨拶に行こうと思う。

Kajimoto_2

そうこうしているうちに、梶本の社長さんが部屋に入ってこられしばし歓談。これがカッコいいんだな(写真)。経営者というより芸術家の風貌。長髪で顔立ちもイケメン(上記写真失礼しました)。梶本社長さんからは、ラフォルジュネ・ジャポン誕生の経緯や、最初は東京都や企業から受け入れられなかったエピソードなどをお聞きし、しばし歓談。しばらくすると、なんとラフォルジュネの総監督ルネ・マルタンが入ってきたのです。マルタンに挨拶、握手までしてもらい感激。来年はショパンとロマン派(本家のナントではショパン+メンデルスゾーン、リスト、シューマン)ということなので、よろしくお願いしますと頭を下げ梶本を後にした。

Martin

皆さん、丸の内合唱団も将来梶本さんにお世話になるかもしれませんよう。

さて、昨日のブログの続き。5月4日の1時間目(11時から)の演奏の紹介をしたい。ファビオ・ビオンディの指揮・独奏ヴァイオリンとエウローパ・ガランテによるヴィヴァルディの四季である。今回の熱狂の日の聴きものの一つ。というのも、ビオンディは、1990年代初頭に古楽器によるこの四季の演奏で一躍名を知らしめたからである。

Biondi

ヴィヴァルディの四季というと、古くはフェリックス・アーヨの艶やかな独奏バイオリンとイムジチ合奏団のイタリア美の極致のような流麗な演奏や、ドイツのカール・ミュンヒンガー指揮シュツトガルト室内Oの玲瓏たる構成美の演奏が思いうかぶ。ビオンディの演奏は、それらとは全く次元の違う、ロック音楽といってよいほどの過激な演奏なのだ。即興性の極致、ダイナミズムの幅は想像を絶する。まずはMixPod6曲目、7曲目を聴いてほしい。6曲目「冬」第一楽章の不気味な出だしからして只者ではない。独奏バイオリンのテーマが出てくると、破天荒そのもの。トゥッテイになるとロック音楽である。

7曲目の「夏」のプレストは、まさに夏の嵐。嵐が吹き荒れていて全てのものを吹き飛ばしてしまう。ジェットコースターに乗っているような眩暈さえ覚える。

実演を聴くと、ビオンディは弓を短く持ち、激しいボウイングで疾走するように演奏する。細かいことには拘らずに、即興性を重視しているように見える。オーケストラも一癖も二癖もあるアーティキュレーションで、ビオンディは美音(笑)を犠牲にしてまでも、あくまでも躍動感に富んだシュールな演奏をしたいようだ。従来の穏やかで豊かな演奏の対極にあるので、一般的に親しまれている春や秋よりも、どちらかというと地味だった・冬の演奏に強烈なサーチライトを当てるようなイメージだ。触れれば火傷をするような、なんとも刺激的な演奏に大満足だった。

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コメント

まさにHNの如く驚愕しております。ムコ殿の行動力に天晴です。
ご苦労さまでした。
そうなんですよ〜…梶本の社長は岩城滉一が良くなった感じのイケメンですよね(笑)
来年もフォーラム期待出来そうですね!

投稿: おどろきいっぱい | 2009年5月 7日 (木) 23時15分

厚かましいだけかも。厚顔無恥ならぬ厚顔ムコ(笑)。
なるほど岩城こういちね。
僕は長髪のピーターバラカンと思った。

投稿: ムコ殿 | 2009年5月 7日 (木) 23時28分

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