バッハ=熱狂の日オープニングコンサート
丸の内に大聖堂が出現した。
私のブログでもことあるごとに、丸ビルマルキューブはヨーロッパの大聖堂の響きがあると絶賛してきたが、それが現実になったのだ。
今日、丸の内合唱団のスポンサーさんにチラシを届けに行く帰りに丸ビルに立ち寄ったら、ちょうど「熱狂の日」と並行して行われる「丸の内ミュージックイベント」のオープニングセレモニーと出くわした。
マルガツ広報担当のMさんとランチを済ませ、コンサートを覗きにいった。客席には総監督ルネ・マルタンの姿も。マルタン氏にご挨拶しようと待ち構えていたのだが、彼は一曲目でそそくさと退出され残念。スポンサーのH部長さんは、相変わらずかっこよく決めている。
ステージも完成されていて、東京メトロポリタン・ブラスの四重奏が演奏された。トランペット2、トロンボーン、チューバの編成でメロウな響きがなんとも心地よい。金管は強奏するばかりではないのだ。ステージ奥中央には、立派な電子オルガン(ロジャース)が鎮座していて、飾りの?パイプもついている。オルガンの上には、普段は厳粛な顔だが、大バッハの笑顔が・・・・・・。
我々丸の内合唱団はミナエ先生のオルガン演奏をバックに歌うんだなあと考えると、俄然やる気が湧いてきた。
さて、夕方はこれまた偶然にも会社のアドヴァイザーと丸ビルで会食の機会があり出かけたのだが、運よくオルガンコンサートを聴くことが出来た。森武靖子さんのソロでバッハを三曲。教会といえばパイプオルガン、いやー、まさに大聖堂の響きに感激です。一階フロアでも素晴らしいが、三階あたりで聴くと、吹き抜けの空間にオルガンの重厚かつ柔らかな響きが満ち満ちて、なんともいえない感動を味わうことが出来た。マネジメント担当のKさんと短い話をした。音響調整に苦労されたようだが、とても自然な響きである。
曲目は、まずフーガト短調。小フーガとして有名な小品である。ソプラノから足鍵盤(ペダル)のバスに至るまでクッキリとした旋律が美しい。
二曲目はオルゲルビュヒライン(オルガン小曲集)から第24曲「おお人よ、汝の大きな罪を嘆け」。これは受難節のための小曲だが、高音部に以前このブログでも述べた「十字架音型」が現れ、バス=足鍵盤は半音階的な進行で、キリストのゴルゴダの丘への道行きを現す・・・・という深い悲しみの曲。
http://muko-dono.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-1559.html
最後にパッサカリアハ短調が演奏された。例の「トッカータとフーガ ニ短調」と並び称されるバッハオルガン曲の名曲。15分近い変奏曲の大曲だが、まさに壮麗で重厚なオルガンの響きに魅了された。特に足鍵盤の深く大きな響きは圧倒的である。
このオルガンをイベントのためだけに使うのはもったいないような気がした。丸ビルは素晴らしい大聖堂なのだから、定期演奏会をやってほしいものだ。
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