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2008年11月17日 (月)

浅草めぐり

昨日は久々に浅草にあそびに行った。夜錦糸町で以前働いていた銀行関係者のコンサートがあったので、その前に浅草に赴いた。

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ただ、あてもなく行ったわけではなく、浅草大観光祭が目当てである。そのためか、仲見世はいつにも増して人人人の大洪水である。興味深いのは浅草寺のご本尊、お前立て観音のご開帳があること。ただ、遠くから見るとボヤっとしていて、小体であることもあってよく分からないというのが実態である。

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本当の本尊は聖観世音菩薩だが、これは絶対秘仏として知られていて、1400年もの間一度もご開帳されていない。このため、浅草寺のご本尊は紛失して今はない・・・という噂もあるのだ。かなり前のことだが、なにかのパーティーで浅草寺近くにある寺の住職から聞いた話。秘仏にしているのは、ご本尊が失われているから・・・・・実はその住職の寺にご本尊が安置されているから間違いない・・・・といういかにも嘘っぽい話だったのだが、坊主が嘘をつくわけもないし、と今まで半信半疑でいる。

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面白かったのは、お手綱。期間中、本堂前には3本の開帳塔婆が立ち、その塔婆からはお手綱が渡される。 お手綱は本堂のお前立観音の手に繋がっており、このお手綱を手に取ることで、直接お開帳のご本尊さまとご結縁できるというもの。 お手綱は、赤・黄・白・緑・紫の5本あって、参詣者が手にとってありがたく拝んでいた(私は黄色、家内は赤)。

そのあと、普段は見ることが出来ない伝法院の寺宝と庭園を見学。中でも作庭家として名を成した小堀遠州作による回遊式庭園は見事であった。浜離宮や六義園などと比べると小規模だが、浅草寺の寺塔特に五重塔を借景にした景観は見事であった。

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さて、ちょいと早いが食事でもと伝法院を出ると、奥山風景といって出店や大道芸が賑やかに催されています。面白かったのが見世物舞台。「大いたち」「大猿小猿」「大かみ娘」とオドロオドロしい化け物の看板が並んでいます。

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時間がなかったので中には入らず、塀の隙間から覗き手見ると、なんと「大かみ娘」は大きな和紙に筆で黒々と娘の字が大書されています・・・・・・なるほどねえ。と感心することしきり。この発想で行くと「大猿子猿」は「大きなザルと小さなザル」。「大いたち」は「大きな板に血(のようなものが)塗られてる」ということになるでしょう。他愛のない言葉遊びですが、なんともユーモアたっぷりで江戸時代の町人文化のウィットが感じられて楽しくなります。

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食事はもんじゃ焼き。家内が食べたことがないというので鮨屋通りの「祭りばやし」という店で。鉄板焼き、お好み焼き、もんじゃ焼きのセットで一人前1500円は安くて上手い、言うことなしです。

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最後は喫茶「アンヂェラス」を探し当て、名物梅ダッチコーヒーをいただきました。これは、アイスコーヒーに梅酒と梅をいれたこの店独自のメニュー。池波正太郎も贔屓にしていたという浅草らしい、浅草の良さを伝える名店です。

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