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2008年10月29日 (水)

スカウト部長

丸の内合唱団スカウト部長の続きです。

昨夜も1名獲得。私一人では手に余るので(笑)、女性団員の協力を得て入団確約を取り付けました。業界用語(どこの業界?それは秘密ですが)でいう「くの一」というヤツです。

そもそも、男性の獲得には男が声をかけても限界がある。ここは、女性には恐縮だが(怒らないでください)、女の魅力でひきつけるのが効果的。「007」ではないけれど、男は女に弱いと相場が決まっています。もっとも、女性の魅力(これまたお詫びしますが)というより、「女声」の魅力でしょうか。澄んだソプラノや豊かなアルトの声を聴くと、本当に夢見心地になります。先日の「ダッタン人」がよい例です。女声団員の皆さん、ぜひとも男声の勧誘にご協力ください。

我ながらおかしな話ですが、前回のブログでちょこっとお話した高校生クン。今朝夢に見ました・・・・・後見人が必要ということで、高校生のご両親が入団手続きに来ている・・・・という夢です。

さてさて、寝ても覚めてもスカウトに余念がない(笑)。

今朝のクラカフェ(NHK FMのクラシックカフェ)で、ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」をやっていた。この曲は変奏曲の形態をとりながら、実際はオーケストラ伴奏の協奏曲。ラフマニノフ特有の技巧的なピアニズムとロマンティックな旋律が融合した名曲である。有名な「怒りの日」のコラールなんかが時々顔を覗かせたり、聴いていて飽きない。実は、年末のガラコンサートで、ピアノのミナエ先生がこの曲を弾いてはという話があるそうです。ただ、ご本人は・・・・・・?是非ミナエさんの名人芸を聴いてみたいものです。団員の皆さん、ミナエ先生の顔を見たらお願いしましょう。

Photo4359

いつごろのミナエせんせ?

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2008年10月27日 (月)

「モテット」への勧誘

ウェーバーの名曲に「舞踏への勧誘」があるが、今日私は「モテットへの勧誘」に行ってきた。「モテット」とは、丸の内合唱団で練習を始めたバッハの「モテット」のことである。

Bach_r_1

神尾さんから、男声特にテノールを増やすように厳命が下っているので、なんとか男性団員を増やしたい一心である。勧誘の相手は、以前マルガツで歌っていらした方なのだが、とても美しい声のテノール。なんでも、学生時代にモテットを歌ったことがある・・・・・というのを聞きつけて、会社に押しかけた(丸響の時同様、押しかけるのが得意なんです)。

話を聞くと、なんと歌っていたのは1番、3番(ほかに6番)と、今回の丸の内合唱団の選曲にピッタリ。なんという偶然、なんというシンクロでしょうか!これは、神様、いやバッハ様の配剤に違いありません(・・・と思い込むのも得意です)。なんとしても、一緒に歌ってもらいたい。

さらに話を聞き進めると、モテットにはとても思い入れがあるとのこと。学生時代、彼の奥様と知り合ったのがこのモテットの縁。奥様は当時アルトのパートリーダーだったとか。おまけに、お二人の結婚式のBGMにも、二人を結びつけたモテットの3番を流したくらい特別な曲なのだそうです。とてもいい話ですね。こうなったら、奥様も一緒に参加してほしいくらいです。

彼曰く、「モテットというかバッハは難曲。音符の数が違う」。確かに、カリスマ、いやスマスマ・・・・でもなかった・・・・・・メリスマ唱法といって、歌詞の一音節にたくさんの音符を割り当てる曲付けが特徴で、とても歌唱が難しい。彼はマルガツで大丈夫?バッハをバッカにするな(相変わらず駄洒落で申し訳ありません)・・・といわんばかりでしたが、そういわれたらマルガツは頑張るしかありません。また、だからこそ、彼のような経験者に入ってほしいと思うところなのです。

今日は相手の会社なので居座ることも出来ず、退出しましたが、まだまだあきらめませんよ。

そうそう、ほかにも入団希望者がいました。一人は休団中のバスの男声で、私が声をかけていましたが、なんとか来週から出てこられそうです。もう一人は?、なんと高校生です。これも休団中の女声から「高校生ダメですか?」との問い合わせがあったのです。彼女は男子高校で音楽を教えていて、どうやら生徒さんを連れてきたいみたい。私からは、「貴女が後見人になってくれるなら。まずは見学にきたら?」とお伝えしておきました。ひょっとしてボーイソプラノ(バスかも)誕生かもしれません。

こうして、男声団員勧誘に日夜頑張っているのでありました。役員ではなくて、スカウト部長に就任してもよいです(笑)。

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2008年10月26日 (日)

「歌に生き、恋に生き」

神尾さんがブログで「愛」の考察を書いていたので、早速コメントをつけた。でも、もったいないので私のブログにも書くことにした。最近流行の、使いまわしというヤツである(笑)。

神尾さんはゲーテの格言をあげている。「二十代の恋は幻想である。三十代の恋は浮気である。四十代にして初めて本当のプラトニックな恋愛を知る」。そこでまてよ、と私は思った。だったら、五十代の恋はなんなんですか?ゲーテはそこまで考えていなかったのか?五十代の恋は論外なのか・・・・・・などなど、ちょっと危ない発言ですが、当時と比べると平均寿命も延びているし、「老いらくの恋」という言葉もありますよね。

私は、生涯一捕手じゃないけれど、生涯多恋がよいと思う(やっぱり危ないか・・・笑)。恋は女性に対してだけではなく、色々なものに対してである。恋する、あるいは愛する気持が心を燃え上がらせ、人間としての魅力が増すのだと思う。

よい歌があった。「歌に生き、恋に生き」。ご存知プッチーニオペラの頂点、「トスカ」の名アリアである。私はボエームのほうが好きだが、トスカの激情ほとばしる愛の形も捨てがたい。このオペラ化を知ったヴェルディはプッチーニをうらやんだといわれている。今の私は、公式的には「歌に生き、仕事に生き」ではあるが、「恋に生き」も実践したいものである(笑)。

ユーチューブにこのアリアの名演奏があったので、ご紹介しよう。

http://jp.youtube.com/watch?v=_OIExoUb8jk&feature=related

歌詞の邦訳http://www7.ocn.ne.jp/~chamber/situnai/amore.html

これは、ゲオルギューのトスカ。映画版だと思いますが、才色兼備、天は二物を与えた例。ダンナのアラーニャも協演するオシドリオペラです。

http://jp.youtube.com/watch?v=1ZXwz0gj5fY&feature=related

こちらは、マリア・カラスの映像。圧倒的な存在感に打ちのめされます。トスカのカラスというよりも、カラスのトスカなんですが、観ていて熱いものがこみ上げてくる名演です。ゴッビのスカルピアも登場しますが、スカルピアほどいやな人間はいないといつも思います。現場に居合わせたら、間違いなく張り倒してやります(笑)。

さて、おしまいに有島武郎の言葉を紹介しよう。「愛は惜しみなく与えるだろう(おそらくトルストイの引用)。しかし、愛の本体は惜しみなく奪うものだ」・・・・・・・・うーん、真理をついているなあ。

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鯨のレクイエム

二つの合唱団で一緒に歌っているIさんが出演する、合唱団「鯨」の公演を聴きにいった。

曲目はヴェルディのテ・デウムとレクイエム(東京芸術劇場、オーケストラは東京シティ・フィル)。合唱団「鯨」は40年前に故芥川也寸志が設立した歴史ある合唱団で、今回の定期演奏会が60回目だというから恐れ入る。毎年1~2回オーケストラつきの合唱曲を採り上げていて、現在の常任指揮者は黒岩英臣。黒岩は一時は修道士の道も歩んだ敬虔なキリスト教徒(カトリック)であり、宗教曲に対して共感性のある演奏が感動を生む・・・・とプログラムに書いてあった。その通り、とても誠実な指揮振りであるが、一方でデューナミクに富んだ表情豊かな音楽を作っていた。

004_3 005   

さて、合唱団だが、「鯨」というからには、さぞかし「ホエール」(吼える・・・笑)のかと思っていたが、大変バランスのとれた素晴らしい合唱団であった。男声合唱が立派。特にテノールがよく伸びる声を出している。惜しむらくは、声の均質さがいまひとつで、個人の声が聞こえてきてしまう点。女声も聴かせるが、ややアルトが弱め。ソプラノはアインザッツに乱れが生じたり、出だしの高音部が上がりきらない(これは怖くてなかなか出せないものですが)箇所が散見されたのが残念・・・・・・・なんて、自分を棚に上げて失礼極まりない評価だが、合唱を始めてからほかの団体の歌を聴くと、とても勉強になるのです・・・・しかし、子音の発音も確り統一されていて心地よく、トータルではよく訓練されたよい合唱団だな、と感じた。

2曲ともヴェルディの名曲。テ・デウムは初体験だが、短いながら素晴らしい曲だと思った。冒頭にアカペラでグレゴリオ聖歌の旋律がそのまま男声合唱で歌われるのだが、聴いた瞬間に鳥肌がたつほど美しい響きなのである。混声8部(4部×2)が絡み合う難しい歌だと思うが、鯨の面々はよくこなし、感動を与えてくれた。ヴェルディはこのテ・デウムを絶対の自信作とし、死んだ時には枕の下に楽譜を入れてほしいと遺言したそうだ。いわゆるヴェルディらしくない清澄な祈りの音楽だが、晩年のヴェルディの心境をうかがわせる名曲である。

一方、レクイエムは演奏時間100分にもなろうという大曲。「怒りの日」の壮絶な合唱で有名なヴェルディの代表作である。テ・デウムとは対極的で、いかにもヴェルディらしい音楽である。特に、リコルダーレ、奉献唱、アニュスデイなど多くの部分でソリスト達が朗々と歌う様は、あたかもオペラのアリアのよう。初演時に「これはレクイエムでなく、オペラだ」と評されたことが、本当に良く分かる。素晴らしい曲だが、感動(共感)はしない・・・・・私にはどうも苦手な部類である。でも、この曲を来年秋に某プロオケ付属合唱団で歌うんだよなあ・・・・・・実際に歌ってみれば、好きになるかもしれません(笑)。だいいち、合唱もものすごく難しそうだし、大きな声を要求される。大変だなあ。

合唱は一年間?練習を積んできただけあって立派な出来。特にサンクトゥスの二重フーガは素晴らしい。独唱者もベテラン・若手を取り混ぜてレベルが高かった。まずベテランのテノール成田勝美は、相変わらず強い高音域が見事。ヘルデンテノールの面目躍如です。そして、カルミナ・ブラーナ以来ファンになったソプラノ松原有奈。豊かで澄み切った声質は本当に美しい。http://muko-dono.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_0050.htmlアルト西川裕子も健闘。アルトは普通地味な役回りだが、この曲は大変アルトが活躍する珍しい曲。バスの牧野正人も昔からのファン。藤原歌劇団の中核で活躍しているが、ちょっとトボケタ風貌が好き(歌と関係ないが)。

さて、最後にIさんのこと。彼は、私よりも年長だが、ものすごい合唱への情熱を持っている。少なくとも3つ以上の合唱団を掛け持ちしているが、まさに合唱=命という感じで頭が下がる。ご自分が声が出なくなるまでに、オーケストラつき合唱曲約40曲(日本で舞台に上がる曲)を制覇するという目標を立てているのだ。百名山と同じくらい、いやそれ以上に大変なことだと思うが、Iさんの情熱と行動力を以ってすれば、遠くない将来達成されるのではないか。Iさん、今回も感動をありがとうございました。

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2008年10月23日 (木)

バナナダイエットの波紋

神尾さんがバナナダイエットについて投稿していたので、私もひとつ同じお題で。

昼食は会社の周辺のお店に行きます。時々出かける中華のお店。ここで、日替わりランチを頼むと、デザートにバナナがついてきます。定食だけで、結構な分量なので、バナナはお土産にして、夕方会社で小腹が空いた時に食べることにしていました。これグッドアイデアなんです。

今日、久しぶりにその中華のお店に行ったら、デザートがバナナじゃなくてミカンになってます。さては、諸物価高騰の折節約したかな?店員さんに尋ねてみたら思いかけない答えが返ってきました。バナナダイエットブームで、バナナが品薄。八百屋さんから入荷できないのだそうです。そんなバナナ・・・・いや馬鹿な。

これは、困ったことです。ダイエット目的で、バナナを段ボール箱ごと買ってゆく人までいるそうです。神尾さん、あんまりバナナ食べないでね。

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写真はバナナの代わりにミカン。そのかわり以前より餃子が大きくなっているような気がします(笑)。ラーメンとマーボーナス。春雨サラダ。これで890円はお安いです。

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2008年10月22日 (水)

スポンサー社長

今日昼間はお取引先のパーティーで水天宮にある某ホテルへ。
ものすごい数のお客さんです。500人以上はいたかなあ。
そのなかで、見覚えのある顔の紳士が…
そうだ、マルガツスポンサー会社の社長さんです。
この機会を逃してなるものかと、何時もの厚かましいスタンスで(笑)、歓談中の所に割って入りました。
もちろん丸の内合唱団の宣伝とご支援のお礼を申し上げておきました。社長さんもマルガツの事はご存知で、私は丸の内からの文化発信なんていう、何時もの得意な話をしておきました。社長さんも喜んでいた事は言うまでもありません。
こうして、スポンサーさんとの深厚を図っているのです。
仕事+マルガツが私のテーマです。

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2008年10月20日 (月)

マルガツ、ついにテレビ出演ヵ?!

まるで、スポーツ新聞の見出しのようですね(受け狙い)。

この話はあとでするとして、今日の丸の内合唱団臨時総会はとても良かった。何が良かったというと、役員スタッフ増員議案で、団員の皆さんが積極的に名乗り出てくれたこと。先日、このブログにも書きましたが、神尾さんが言っていた「お客さん」じゃなくなった証です。役員さんへのプレゼント(カンパ)にも感激しましたが、団員の皆さんが、皆さんの丸の内合唱団という思いを強くし、団としての一体感が確実に、そして大きく生まれてきたということなんです。役員さんも、そしてなにより神尾さんもとても喜んでいたに違いありません。マルガツは成長している・・・・ということが実感できた、本当に爽快な総会(笑)でしたね。

そして、帰りの電車の中で団員のアンケートを読みましたが、これにも大変感動しました。皆さんの熱い思いがヒタヒタと伝わってきて、「感激屋」の私としては鳥肌がたつ思いでした。一人ひとりの感動が文集からにじみ出てくるようでした。この感想文はぜひスポンサーの三菱地所さんにも見せていただきたいと思います。

また、私は単に丸響さんとの橋渡しをしただけですが、その後の役員さんたちのご苦労は大変なものでした。アンケートを読むと、それを皆さんが高く評価し、自分たちも手伝いたいという意見が多くあったことをとても嬉しく感じましたし、副団長さん以下役員さんたちのご苦労も報われたのではないかと思います。

さて、お待ちどうさま。思わせぶりなタイトルの話ですが、役員さんからのお叱りを覚悟で頭出ししちゃいます。本日、スポンサーさん経由で私のところに、某国営放送(笑)からマルガツに出演依頼(正確には検討中)があったのです。テレビですよ。しかも全国放送。そしてナ、ナ、ナマ出演です。勿論歌を歌います。これ以上書くとお叱り、いや合唱団を除名されちゃうので止めておきます。あとは事務局のご判断です。でも、絶対出たいですね。チャンスはすべからくモノにするのが、これまでのマルガツのスタンスでしたから。皆さん、ひたすら出演できることを念じましょう。念じ、妄想(笑)すれば思いは叶うのです。ということで、最後にひとつだけ。団員の皆さん、来年3月1日日曜日の予定は空けておいてください。

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人のフンドシ

人の褌(ふんどし)で相撲をとる・・・・・なんか、ムズムズしてきますが(笑)、要するにカバーのことです。

私は年甲斐もなくJポップスが好きで、ヒットチャートを出来るだけ見るようにしています。年齢や流行に関係なく、良い歌は良い歌なのです。先日気がついたのは、今年の秋は結構カバー曲が多いということ。

ひとつは、Kraというヴィジュアル系バンドが歌う「雨音はショパンの調べ」。懐かしい往年の名曲です。1984年発売というから、私の年代は皆知っていますが、歌手・モデルの小林麻美がアンニュイに歌って大ヒットしました。Kraの歌は、かなり怪しげな雰囲気を漂わせていていて、PVを見てもちょっと鬼気迫るような不気味さです。

http://www.pscompany.co.jp/move2/kra/081008_amaoto.html

もともと、この歌はガゼボというイタリア人歌手が作曲した「I Like Chopin」が元歌で、これにユーミンが日本語詞をつけて小林麻美が歌ったもの。いわば、フンドシの又貸しに当たります(フンドシだからマタだなんて、相変わらず品のない私ですが)。

二つ目が学園天国。並木瑠璃という女の子が歌ってます。女の子といっても、小学四年生の少女。でも、エレキを片手に結構なノリです。なんでも「さんまのからくりTV」発のタレントだそうで、一応ギタリスト。一人前にオフィシャルサイトも持ってます。昔の言葉で言えば、ジャリタレですが、ちょっと痛々しいなあ。下記サイトからPV見てください。

http://www.namikiruri.com/ongaku.html

学園天国も、元歌のフィンガー5から始まって、小泉今日子、香取慎吾のカバーが有名。相当使い回して擦り切れて、色も黄ばんだ(失礼!)フンドシというところか。まあ、美少女?瑠璃ちゃんの歌は、フィンガー5に先祖返りしたと見ることも出来るでしょう。

三つ目のフンドシがペッパー警部。知らない人はいない、ご存知ピンクレディの名曲です。作詞は先年亡くなった阿久悠(学園天国もそうです)、作曲都倉俊一。これをモーニング娘。がカバーしている。

http://www.dohhhup.com/movie/DP9U36LN9zWD1UzbWSPWhW5LeKNj19pg/view.php

イントロは別曲の雰囲気だが、歌に入ってからはほとんど原曲に近いアレンジ。しかし、やはり時代を反映してか、クールな雰囲気の編曲に仕上がっている。当時、父兄から顰蹙をかった土井甫の「マタを開く」振り付けも今になってみれば何のことはない。モーニング娘。の振り付けはむしろ色っぽい感じですが・・・・・。最後に、「ペッパー警部だよ」というセリフが入るのもお約束どおりで、オヤジ心をくすぐる名演奏(笑)だと思います。ただ、モーニング娘。は女性だからフンドシは困ります・・・・。

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さて、なぜカバー曲がヒットするのか考えてみた。ひとつには、もともとヒットした曲だから聴く者に訴える力を持っていること。二つ目は、元歌以来の広範囲なジェネレーションを対象とすることが出来ること。私なんぞも、思わず懐かしいなあ・・・・とビデオに録画したくらいである。三つ目に、歌手が代わり、元歌のアレンジを変えることにより、新鮮味を出すことが出来る・・・・・・・などなどがあるだろう。フンドシは締めれば締めるほど体に馴染んでくるといわれるが、古着のように人のフンドシは締め心地、聴き心地が良いのだろう。

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2008年10月19日 (日)

晩祷とナスミカン

やっとゴルフから帰ってきました。那須まで自宅から車で往復6時間。遠いです。

昨日の晩祷のブログは、帰宅の電車の中で書き込んだので、十分にコメントすることが出来ませんでした・・・・・というわけで、その続きです。

東京カテドラル聖マリア大聖堂(関口教会)の音響の素晴らしさは前述しましたが、残響時間は空席時で7秒と非常に長く、ヨーロッパの大聖堂よりも長いといわれています。当日は補助椅子まで入れておよそ800人の聴衆がいましたから、残響時間は多少短めになっているはずですが、それでも壮麗な響きには驚かされました。以前、ミサに出た時にも大司教の声が朗々と響いていましたし、歌ミサでしたから合唱隊のコーラスも非常に美しかったことを思い出しました。内装はコンクリート打ちっぱなしですが、音響設計に工夫を凝らしているのでしょう。

15s 9s

昨日の演奏では席が右壁よりでしたので、多少偏って聴こえるかなと思ったので、アンコールの時に、一番後ろ中央に立って聴くことにしました。果たせるかな、中央で聴くと、両側の壁の反響が相俟って、体全体が音の厚いベールに包まれるような感覚を味わいました。ただ、晩祷は合唱の人数も多いし、ダイナミクスの幅も聖歌などに比べると非常に大きいので、強奏部分では音が飽和状態になるきらいがあります。もう少し、合唱の人数を絞って演奏する選択肢もあるかと思いました。それと、どうせなら神田駿河台にあるニコライ堂で晩祷の演奏を聴いてみたい気がします。ニコライ堂はハリストス正教会(ロシア正教会)の大主教座聖堂であり、壮麗なイコンなど内装が素晴らしいと聞いています。まさに、晩祷にピッタリだからです(ホームページを見る限りでは使用に制限があるようだが)。

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800人の聴衆の中には、丸の内合唱団やその姉妹合唱団で、神尾さんの指導を受けている人たちが何人もいて、口々に素晴らしい演奏だったと褒め称えていました。

さて、今日のゴルフの話を少し。非常にへたくそなのでゴルフ自体には触れません(笑)。面白かったのはゴルフの帰りに同じ敷地にある露天風呂へ入浴したこと。那須のホウライカントリーというゴルフ場は、千本松牧場という広大な敷地の中にあって、素晴らしい景観のコースです。その敷地に千本松温泉があるのですが、小規模で地元の人たちが入る温泉です。しかし、露天風呂がなかなか立派で、かけ流し。ゴルフの疲れを癒してくれます。そこで、お土産に買ったみかん(夏みかんじゃなくて那須みかん)と大根。地元の農家が作っているのでしょうが、それぞれ100円と格安。那須大根は有名なブランドだそうです。

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夕食は幹事さんの案内で那須インターからほど近い、「和牛」というステーキのお店へ。私もテレビのグルメ番組で見たことがある有名店。ブランド和牛の高級な部位だけを使い、味付けも塩コショウのみでとてもシンプル。口に入れるととろけるような美味しさです。ステーキの鉄板で供されるガーリックライスも秀逸。今回は同業の集まりでしたが、昨今の暴力的ともいえる経済情勢に心を痛めている我々にとって、格好の憂さ晴らし(笑)になりました。

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2008年10月17日 (金)

素晴らしい晩祷

丸の内合唱団指導者である神尾さんのトロイカ合唱団公演を聴いた。

場所は東京カテドラル(関口教会)。日本の大司教座がある教会である。関口教会はミサでは何回か訪れた事があるが、演奏会でははじめてだと思う。

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肝心の演奏だが、実に感動的だった。プロが歌うので、上手いのは当たり前だが、毎年歌いこんでいるだけあって、合唱団が共感をもって歌っているのが凄く伝わってくる。
そして、大聖堂の素晴らしい響きに圧倒された。やはりこの歌は教会で聴かなくては。アリルイヤ合唱団の時も感動したが、大聖堂の壮麗な響きは筆舌に尽くしがたい。

それにしても、この晩祷はなんと不思議な歌なんだろう。宗教曲(典礼歌)の形をとっているが、ラフマニノフの情念のようなものが聞こえてくる。滔々とした大河の流れが悠久の時を刻んでいるようで、テクストの存在が消え失せて、ただただハーモニーの渦に身を任せているような錯覚にとらわれる。歌詞が分からないせいもあるし(笑)、お聖堂の残響が大きいこともあるのだが…。

マルガツでお世話になっている生駒さん、田辺さん(ソリスト)、永澤さん、鎌倉第九の指導者でもある我等ミッキー辻端さん(ソリスト)。トナカイの渡辺史さん、皆さん素晴らしかったです。
神尾先生感動を与えて下さってありがとうございます。なぜか、先生の姿が可愛かったです(ヘアースタイル?)。

明日は下手なゴルフで4時起きです。
おやすみなさい。

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2008年10月16日 (木)

シャンソン at 出張

丸の内合唱団コンサートの話題が続きましたので、ここいらで趣向を変えましょう。海外と国内、出張の移動中に機内放送で同じ音楽を聴きました。

ひとつはシリコンバレーに行く飛行機内の放送。もうひとつは名古屋出張の新幹線の車内放送です。音楽はシャンソンの「パリ、愛のうた」というアルバムで、クレール・アルジエールというフランスの女性歌手が歌っています。ジャケ写(丸の内合唱団の「有楽町」録音の時ビクタースタジオで覚えた業界用語です)を見ると、なかなかの美人。しかも知性的な顔立ちです。

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シャンソンというと、読者の皆さんはあまりご縁がないかもしれません。私も専門家ではありませんが(笑)、フランスのエスプリはシャンソンにあると思っています。収録曲の「愛の讃歌」は有名ですよね。「ムーラン・ルージュの歌」「バラ色の人生」「パリの空の下」「聞かせてよ愛の言葉を」など名曲揃いです。変り種として「見上げてごらん夜の星を」なんて日本の歌も入っています。下記を試聴してください。

http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?pdid=20366659

このアルバムが飛行機と新幹線で同時に採り上げられているのは不思議です。考えるに、①往年のシャンソンのスタンダード名曲を採り上げていること、②歌手が美人で歌が上手い・・・・というような理由があるのでは?いずれにしてもとても素敵なアルバムで、いっぺんにアルジエールのファンになりました。

しかし、おかしいなと思ったのは、アルバムの紹介が彼女を「表情豊かな歌声」と評していること。私が聴く限り、彼女の声は素直そのもの。素人っぽい飾らないまっすぐな歌といっても良いだろう。悪く言えば「そっけない」。でもシャンソンといえば、不世出の名歌手エディット・ピアフの十八番「愛の讃歌」に聴くような情感に満ち満ちた(彼女の人生が全て投影されているような)声や、「聞かせてよ愛の言葉を」で有名なリシェンヌ・ボワイエのような甘く切ない個性的な声を思い浮かべがちです。ところが、アルジエールの声はあたかも詩を朗読しているような調子なのです。でも、それがかえってとても新鮮で、聴く者の心をつかむのです。

エディット・ピアフの「愛の讃歌」を聴き比べてくださいhttp://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=386652&GOODS_SORT_CD=101

リシェンヌ・ボワイエ「聞かせてよ愛の言葉」を聴き比べてください。左上の再生ボタンを押します。http://frenchpops.net/40/boyer_parlez_moi_d_amour.html

さて、今ご紹介したリシェンヌ・ボワイエの「聞かせてよ愛の言葉を」に面白いエピソードがあります。故 武満徹が作曲家になったキッカケがこの歌だったんです。独学の天才武満徹は押しもおされぬ現代日本作曲家の巨匠であることは言うまでもありません。

なんでこんな甘いシャンソンを聴いて現代音楽の道を歩みだしたのか不可解ですが、戦時中のすさんだ世の中にあって、武満の心にリシェンヌ・ボワイエの歌声がしみこんでいったにちがいありません。事実、彼はこのように述べています。

中学で終戦間際1年ほど、陸軍に勤労動員に行った。埼玉の山奥と群馬の山奥で、道路を作ったり倉庫建てたり、食料を運んだり、兵隊と一緒に1年間家には全く帰らず、電気もない山の中の掘建て小屋みたいな宿舎に泊まっていた。兵隊の中にも学徒動員の人達がずいぶんいた。
そのなかの1人が、ある時若い学生にシャンソンを聞かせてくれた。蓄音機というやつで。リュシエンヌ・ボワイエと言う人が歌った「聞かせてよ愛の言葉を」という曲だったんだけれども。それを聴いたとき、なんともいえない感動があったわけですね。普段軍歌ばっかり歌ってたわけですけれども。そこに全く異質な音楽が聴こえてきたわけですから。音楽ってこんなにすばらしいものなのかって思って。
僕はもし戦争が終わったらどうしても音楽をやろうと思ったんですね。

まさに、人生を変えた音楽です。

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2008年10月15日 (水)

マルガツ+丸響コラボの評価

コンサート明け、コンサートを聴きに来てくれた会社の同僚に感想を聞いてみた。「第二部の合唱が加わってから、良い演奏になった」とのこと。また、マルガツでお世話になっている音楽イベント企画会社のWさんからメールが来て「合唱が入ってから、格段に演奏が良くなった」との評価をいただきました。当日のアンケートでも同じような趣旨のコメントがありましたが、音楽の専門家がそういうのだから、本物ですよね。自画自賛ではないと思います。歌ってる本人が鳥肌がたつくらい感動しましたし。そうそう、スポンサーさんの部長さんからは、「マルガツのレパートリーが驚異的に増えた」「歌い終わった後の皆さんの笑顔がとても印象的だった」との感謝のメールも来ました。誇らしい思いです。

また、ある友人からは「今度は丸響さんのほうから誘いが来ますよ」という嬉しい予想も。そうなったら、個人的にはとても幸せです。だって前日のブログに書いたように、今回は私が「強引に?」(笑)丸響さんに頼み込んだことになっているのですから・・・・・・。

でも、役員さんは大変な苦労があったみたいだし(丸響の団員さんと「またお願いします」と話していたら、複雑そうな顔をしていた某役員さんがいました)、神尾先生はきっと「今度は自分が指揮する」と言ってくるのだろうなあ。勿論、私自身神尾さんに本棒(本番の指揮)をお願いしたい気持はとても強いものがあります。しかし、丸響は高原先生が専属指揮者だから、そうなったらまことに悩ましい話です。マルガツの皆さん、どうお考えですか・・・・・と相変わらず「心配性」かつ「妄想族」の私ではあります。

昨日のブログの写真は、いまのところどなたからも苦情が来ないので、しばらくはこのままにしておきますね。

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2008年10月14日 (火)

マルガツさらし者懇親会

言いたい言葉をくっつけたら、こんなタイトルになってしまいました。お約束どおり「さらし者」の話です。

丸響+マルガツの懇親会もたいそう盛り上がりました。シビックホール26階の展望ラウンジです。飲み放題でご馳走もなかなか豪華。二つの団体の交流にも弾みがつきます。

ここで私が「さらし者」にされたんです。丸響団長のSさんがご挨拶で今回のコラボの経緯に触れました。

「丸の内合唱団の団長が頻繁にメールしてきて会いたいという。二日おきくらいの頻度でかなり強引。とうとう私の会社がある笹塚まで押しかけてきて、昼飯を食べながら話したんです。是非、一緒にコンサートやりたいとのことでした。」

「私からは、ヴェルディのレクイエムなどを提案したのですが、いきなりそんな大曲は無理。威風堂々とか千の風といった小品をいくつかやりたいとのことでした。」

・・・・・といった具合です。いくらなんでも二日おきのメールは酷いなあ。確かに強引さは否定しませんが、精々三日おき位だったと思いますが(笑)。でも、これがキッカケで丸響さんとの協演が決まったのです。S団長さんありがとう。私は狙った的は外しません(笑)。下の写真はS団長と私、そしてマルガツ役員+ピアノ先生の方々です。

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実は、まだ続きが・・・・・。次いで登場した神尾さんのご挨拶。ここにも私が引きずりだされました。神尾さんいわく

「彼はかなり強引な男ですが、今回公演の立役者の一人です」云々。褒められているのか、けなされているのか良く分かりませんが、年長者を捕まえて強引な男とは失礼かな。でも、事実そうですし(笑)。私は神尾さんを尊敬しているので許します。そのあと会場の女声陣と懇談していたら「男女関係と同じで強引じゃないと話が進まない」との嬉しいコメントもいただきました。

さて、マエストロ高原先生もお見えになり、大変和やかかつ盛り上がった懇親会でした。マエストロは大変気さくな方で、練習時の厳しさ?とは打って変わって、だれとでも親しくお話をしてくださいました。この写真は無謀にもマエストロに密着してポーズをとるマルガツの役員。でも、マエストロは大喜びでしたよ(役員さん、問題があれば写真掲載中止します)。

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さて、マエストロの練習は温かく丁寧かつ厳しくご指導いただき非常に勉強になりました。印象に残ったことを二つ書き記します。ひとつは、「音楽はギフトである」ということ。ギフト=プレゼント=現在であり、音楽を聴きに来る人たちに、今そこでプレゼントをする、という気持で演奏しなくてはダメだということ。そうです、音楽をする喜びは、それを聴く人たちに喜こんでいただくことにあるのだと思います。

二つ目は、懇親会でお聞きしました。音楽もビジネスも前進あるのみ。演奏中にミスをすることはよくある。でも、そこで立ち止まる、あるいは前に戻ることは出来ない。音楽を先に進めるだけである。ビジネスの世界も同じ。失敗して後戻りしても意味がない。前を向いて果敢に挑戦するだけである・・・・・・というお話です。うーん、その通りだなあ。私の信条も同じです。困難に直面しても後ろを向かない。できるだけ前向きに考えてゆく。

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最後に神尾先生のソロを先導に、両団体全員で「千の風」を大合唱。素晴らしい懇親会でした。でも、一方でもう終わってしまうのだなあ・・・・・という一抹の寂しさもこみ上げてきます。音楽は一回限りの芸術です。生まれるそばから消えてゆく・・・・・・しかし、その思い出はいつまでも耳、そして心に残るものです。さらに言えば、合唱者はノドに思い出が残ります。そこが音楽の素晴らしいところだと思います。

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マルガツ+丸響公演 大成功!

丸の内合唱団の丸の内交響楽団コラボ公演は大成功でした。

終演後、懇親会と二次会に出席していたので、帰宅が深夜。今日はあまりブログに書けないのですが、お許しください。明日以降追加します。

まず、本番に強いマルガツの本領発揮で、歌っていてもとても充実感のある演奏でした。タンホイザーからトバシましたが、曲が進むにつれて尻上がりに良くなり、歌っていても笑みがこぼれるほど気持ちよく歌えたのです。オーケストラの出来も最高でした。もちろん、合唱に小さなミスや至らなかったこともあったのですが、本番の良い意味での緊張感も好作用し、初めてのオケつきホール公演に感動しました。

懇親会でお客様のアンケートを読みましたが、9割がた絶賛してたように見受けられました。特に、初めての合唱つきの公演ということで、多くの方からお褒めの言葉をいただきました。中には、「まるで、オペラを聴いているようだ」なんて嬉しいコメントもありましたよ。アンケートをお借りしてじっくり読んでみたいものです。

特に女声の美しさには感心しました。「ダッタン人」のソプラノの美声は、さながら天使の歌声のよう。天国に誘われるような恍惚とした気持になります。また、特筆すべきはアルトのまとまり。アルトは比較的地味なパートですが、この演奏会になってとてもまとまりが出来て、確り自己主張をしていました。凄い進歩ですね。

面白い話としては、オケのチェリストと私の家内も言っていたのですが、ダッタン人の合唱で「アホネーン」とか「アンポンターン」ト連呼していたのはなぜ?これって「ハンコンチャーク」じゃないかなと思います(笑)。発音はいまひとつだったのでしょうか?

考えてみれば、今回の演奏会はわずか3ヶ月弱という短い間に、ドイツ語、イタリア語、ロシア語、日本語、英語というそれぞれ違う言語の歌をマスターしたこと。まさに「神業」、いや「神尾業」(笑)です。神尾先生やミナエ先生のご指導は勿論ですが、役員さんのご苦労は筆舌に尽くしがたいものがあったはずです。本当に感謝の気持でいっぱいです。

そして、嬉しいことがもうひとつありました。団員の皆さんが、役員さんたちの労をねぎらうために、ある運動をしていたのです。これには感激しました。私は以前役員でしたから良く分かりますが、団員の皆さんが役員さんたちの仕事をよく理解していただけた・・・・・・これは、合唱団として一体感が高まってことの表れだと思います。神尾さんが言っていた、「お客さん」が確実に減ってきて、団員としての一体感、価値観が共有されつつあることを実感しました。この意味からも、今回の演奏会は大成功だったと考えるのです。

さて、本日はこのくらいにして、次回は懇親会で私がさらし者にされた話をいたします。乞うご期待。

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2008年10月12日 (日)

審美耳!?

「しんびみみ」と読むのでしょうか?歯を白くする審美歯科の親戚だとすると、耳を聴こえやすくする医療でしょうか?

いつもブログの食いつきでひねっているのですが、今回はちょっと無理がある(笑)。つい最近、丸の内合唱団でお世話になっている方から、「私には審美耳がある」と言われた。審美眼は、美を識別する能力のことだから、審美耳は音楽を識別する能力がある・・・・ということになるのだろう。そういわれて、正直嬉しかった。でも、審美耳って才能なんだろうかと考えた。

絵画や音楽は沢山見聴きすることによって、眼や耳が養われるという。確かに私は音楽が好きで、これまで色々聴いてきた。でも、自分で楽器が出来るわけでもなし、音符が読めるわけでもない。また、クラシック音楽が中心だが、どちらかというと広く浅く聴くほうで、歌謡曲、ポップス、ジャズ、邦楽、能楽とロック以外は拒絶しない。だから、クラシックを私より聴いている人は世の中にゴマンといるはずである。もちろん、私は相応の年長者であるから、長い間音楽に触れてきたことは事実。しかし、クラシックを聴く経験の集積度が高いとはいえないだろう。

経験に加えて、聴く人の感性も大切だというのが、私の一応の結論である。感性というと本来、直感的、無意識的なものと受け取られる。モーツァルトのような天賦の才・先天的な要素もあるが、経験を積むことによって感性を高めてゆくこともできる。だから、骨董の世界では良品に触れることを一義とし、音楽でも質の高い演奏を聴くことが大切とされる。

でも、この場合、私が大切な感性だと思うのは、頭で音楽を聴くことである。演奏者の解釈や演奏意図をどこまで感じ取れるのか、それには頭を使わなくてはだめ・・・という意味で知的な感性だと思う。結局、音楽を構成しているのは、作曲家(&作詞者)、演奏者、聴衆であり、前二者を理解する聴衆がいなければ、音楽は成り立たないのだと思う。審美耳を養うには、頭で音楽を聴くことが大切である。

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2008年10月11日 (土)

マルガツを想う

いよいよ丸の内交響楽団with丸の内合唱団コンサートがあと二日後になった。これまでの練習の成果を最大限に発揮しましょう。

ただ、神尾先生や事務局はかなり前から次のイベントを考えている。神尾ペーパーにあったように、すぐに第九の練習をはじめないと間にあわない。質の向上を図るために出席率も問われることになるらしい。我々団員にとって、一つひとつのイベントは達成点であるが、ヴァリューアップという観点からは通過点に過ぎないのである。一方で、次にどんなイベントを持ってくるかについては、先生や事務局が頭を悩ませるポイントである。アトラクティブなイベントを企画することによって、合唱団としてのレベルアップと団員の満足度の両立を図らなければならないからだ。

私は役員を降りていて非公式だが「相談役」という受身の身分なので、合唱団事務局が何を考えているかは知らないし、むしろ合唱団事務局とは距離を置こうと思っている。しかし、私の場合、今回の芸大イベントのように相手から話が転がり込んで来てしまう。団長時代の「有楽町で逢いましょう」もそうだったが、なぜだか分からない。いつも言うように、嵐を呼ぶ男なのである。運が良い・・・・・ともいえるだろうが、運を呼ぶこむ力があるのだろうか?

ひとついえるのは「妄想力」。こうなったらいいな、そうならないかな・・・・と勝手に妄想してしまうこと。念じれば通じるという感じである。神尾さんがかつて言っていた「私が言い出すと、実現するかもしれないと思えてくるから不思議」というのである。もうひとつは、マルガツを人1倍・・・・・・失礼、これでは神尾さんに叱られるので、人2倍と言い直しますが(笑)・・・・・・愛しているということかもしれない。違う角度から言い換えると、団員の皆さんに喜んでもらいたい・・・・・・それにはどうするか、という一心で物事を考えるところもあるような気がする。ちょっと鼻持ちならないキザな表現になってしまったが、事実そうなのである。

となると、二つ前のブログに書いたように、距離を置こうと思っても、どうしても「前のめり」になってしまい、結果誤解されることもあるのだ。団員に喜んでもらいたいと動いたことで誤解されるのは、非常に残念で悲しいことであるが、これも私の不徳のいたすところであろう。

相談役としての「分」をわきまえて、妄想族として暴走族にならないように自戒したいとも思う。こんなことを考える今日この頃です。

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2008年10月 9日 (木)

モーニングおじさん。

モーニング娘。の向こうを張っているわけではありません。

久しぶりに名古屋に出張しました。仕事の上でも名古屋の名物を体験するのが大事だと考えチャレンジすることにしました。といっても、前に勤務していた会社の出張でかなりの名物は経験済です。たとえば、ひつまぶし、名古屋うどん、手羽先などです。

今回は名古屋といえばモーニングということで、モーニング娘。ならぬモーニングおじさん。にチャレンジしました。名古屋ではモーニングがことさら豪華で、無料でトースト、ゆで卵、ヤクルト・・・・・はては茶碗蒸しまでついてくるところがあるという。いつもはホテルで朝食をとるが、今回は喫茶店でモーニングすることにした。ところが、豪華モーニングは名古屋郊外に行かないと食すことができず、市内はフツーの店が多いとの事。でも、いろいろ調べて文明館という老舗にでかけた。

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名古屋ではトーストにネオマーガリンを塗って小倉餡を載せて食べる小倉トーストが有名。文明館ではモーニングではないが、この小倉トーストがメニューにある。出された現物を見て少々驚いた。厚切りのトーストに小倉アンコがたっぷり挟んである。食してみると温かいパンと小倉アンコの相性が抜群。かなりのボリュームですがペロッとたいらげました。考えてみれば、ジャムの代わりにアンコなのですが、洋風+和風のハーモニーにしたところが、いかにも名古屋風です。

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さて、岐阜県の取引先訪問を終えて、ちょっと遅い昼食。もうひとつの名物、あんかけスパゲティです。これも、洋風+和風=意外な旨さ・・・・の名古屋方程式です。以前も名古屋で食べたことはあるのですが、今回は本家本元の「ヨコイのスパゲティです」。昼のピークを過ぎていてもテーブルはいっぱいで、並んで待ちます。あんかけとはいうものの、とろみのかかったソースが特徴で、麺はモチモチ感があります。スパゲティというよりも焼きうどんに近い食べ物です。色々な種類があるのですが、定番のミラカンを注文。ミラカンとは=ソーセージの乗った(ミラネーゼ)+野菜スパ(カントリー)を合わせてミラカンと呼びます。ソーセージは昔懐かしい魚肉ソーセージを使い、ソースは胡椒の効いたエスニック風のもの。具と麺をごちゃごちゃに混ぜて食べるのが流儀だとか(写真右)。チープ感が漂いますが、値段は900円とやや高め。分量も多いのですが、味付けの妙か、なぜか食が進み完食です。地元の人に聞くと、凄く美味しいわけではないが、一週間もするとむしょうに食べたくなるそうです。名古屋を代表するB級グルメでしょう。

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さて、午後は名古屋郊外の取引先を訪問しましたが、近くに名古屋大学があるのに気がつきました。そうです、今回ノーベル賞を一挙3人も輩出した名古屋大学です。ということで、タイミングを逸さず表敬訪問(笑)。テレビ局のカメラが来ていました。名古屋大学は全国2位のキャンパスの広さを誇る国立大学(因みに第一位は東大)。とにかく広く、敷地の真ん中を幹線道路が走っています。こんなに空間のある大学だからこそ、ノーベル賞に繋がるような自由な発想が生まれるのではないでしょうか?記念に写真を一枚。後ろが名大のシンボルともいえる豊田記念講堂(トヨタ自動車が寄付)です。

道路を接するように隣にはカトリックの南山大学があります。東京の上智大学と姉妹校の関係。地元の人によれば、女子生徒のセンスは圧倒的に南山が高く、夕方にはアッシー君たちの車が並ぶそうな。

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2008年10月 7日 (火)

重要なお知らせ:芸大イベント

丸の内合唱団関連のお知らせは最後に書きます。

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今夜は三菱地所さんからお誘いがあった藝大アーツin丸の内コンサートに行ってきました。藝大と地所の共催でいくつかのイベントがあり、マルキューブには有名な藝大神輿も展示されていて迫力満点。学生とはいえアーティストの大学ですから出来が違います。

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私は丸ビルホールの「三菱地所賞」記念リサイタル(連続4夜)へ。マルガツが発声練習で使わせていただいている丸ビルホールが、階段状の椅子が並ぶ立派なホールに早変わりしています。本日はフルートの竹山愛さんです。藝大修士課程在籍中の若手、しかも美人です。愛さんという名前には美人が多いのか?同じフルートでは神崎愛、歌手の大塚愛、卓球の福原愛もいます。そうそう、マルガツにも愛ちゃんいますよね。竹山さんはチューニングするとき客席に綺麗な背中を見せますが、ちょっとドキッとする瞬間です(おやじ的表現で失礼しました)。

演奏はとても素晴らしいもの。彼女は大学院生ですが、とても表情豊かでプロとしても十分通用する華があります。特に中低音のふくよかな響きに惹かれました。モーツァルトのロンドは典雅な響き。テレマンの名曲「無伴奏フルートのための12の幻想曲」は、さながら秋の名月をめでるような美しい響きに満ちています。また、ベーム式フルートで有名なベーム作曲の「シューベルトの主題による幻想曲」では、フルート奏者ならではのアイデアが随所に見られる難曲ですが、鮮やかかつ美しく吹ききっていました。

おもいかけず、こんなに素晴らしい演奏に接することが出来て、地所さんに感謝です。それと、丸ビルホールの音響がなんとも素敵。フルートの芳醇な響きがホールを一杯にするような感覚に少々驚きました。よく考えられて設計されているのでしょう。

さて、重要な話はココからです。幸いなことに、マルガツでお世話になっている地所のH部長さんが会場にいるではありませんか。ご挨拶に伺うついでに、合唱団の役員さんに対して差し出がましいとは思いましたが、年末の第九について確認しました。部長さんは「実施する方向で考えている」とのこと。ポイントであるオケ費用についてもご支援をお願いしたことはいうまでもありません。マルガツの皆さん、まだ確定ではありませんが、おそらく第九大丈夫でしょう。練習頑張りましょう!

もうひとつ、興味あるお話をします。同じ会場にH部長さんの上司に当たるI常務さんが見えていました。実は、常務さんとは以前三菱グループの集まりで数年間ご一緒させていただいたことがあって、よく存じ上げています。私の本業のベンチャービジネスでもつながりがあります。常務さんは品の良い女性と親しげに話されていて、私が割って入ってしまったのですが、その女性は実は藝大の教授さんで、私をご紹介いただいたのです。

しばらくこの藝大イベントについて先生とお話していたのですが、来年の企画の話になりました。先生は丸の内合唱団の活動をご存知の様子で、

先生「来年は、一階のマルキューブでオペラの歌をやりたいと思っています。ソリストは藝大生が歌うとして、合唱も入れたい。」

私「ご一緒にやらせていただけたら嬉しく思います。」

先生「たとえば○○○○なんか素敵だと思うんですが」

私は、その曲名を聞いて絶句した・・・・・・だって、今回丸響コラボで歌う「ナブッコ」だったんですから。

私「(かなり前のめりになって)先生、是非ともやらせてください。その歌なら、今すぐにでも歌えますから・・・・・」

とまあ、こんな具合だったんです。驚きですよね。私は「嵐を呼ぶ男」だと以前ブログに書きましたが、また嵐を、いや幸運を呼んでしまうかもしれません。合唱団の皆さん、覚悟していてくださいね(笑)。

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2008年10月 6日 (月)

マルガツ LAST練習・・・・そして第九

今夜は丸響with丸の内合唱団公演のマルガツ単独の最後の練習。

とうとうココまで来ました。役員・事務局の皆さんお疲れ様でした。もう、一息です。最後の最後になってアンコール曲の大幅改訂がありましたが、皆さん文句も言わずに(笑)、ちゃんとさらっていました。そして、合唱団としてのまとまりが出来てきたような気がします。自分自身としては練習不足でまだまだですが、女声パートはとても素晴らしく聴こえます。

すぐ隣がアルトパートですが、格段にまとまりができて、聴いていて上手くなったなあと実感しました。強化練習の賜物でしょうが、声だけでなく気持・心がひとつになった事が大きいような気がしました。

神尾先生からは、年末第九がまだ決まっていないが練習しようという力強い発言もありました。私個人としては、年末の第九がなくなるなんてことはありえないと思います。もしそんなことになったら、スポンサーさんの本社前でマルガツ団員がシュプレヒコール、いや第九コールを路上で展開することになるでしょう(これって脅し?)。いずれにしても、役員・事務局さんがスポンサーさんと早く連絡を取ることが望まれます。よろしくお願いします。

さて、今日はがっかりしたことがありました。「日本柔道を救った男」石井慧選手が格闘技に転向するというニュースです。石井選手については、このブログでも採り上げましたし、私の会社の期初会議でも「ビジネスでも通用する話」として社員の皆さんにお話したばかりだったのでショックでした。どのような事情があるか分かりませんが、日本柔道のために、いや日本国のこれからを考えても、柔道に戻ってきてほしいと思わざるを得ません。

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2008年10月 5日 (日)

丸響とオケ合わせ

今日は新宿村スタジオで丸響とオケ合わせ。正味3時間、休憩も取らずにぶっ続け、立ちっぱなしの練習はハードだった。ご指導いいただいた高原先生、神尾先生に感謝です。

本番まであと一週間しかない。米国出張で強化練習を欠席したのでかなり不安であった。結果、まだまだ歌いこんでいないと自覚。強化練習の時にアンコール「千の風」の追加があり、楽譜に大きな変更点があったようで戸惑ってしまった。私のような練習に参加できない人も居るので、パートリーダーさん、注意点をまとめてブログにアップしてくれると助かります。

それにしても、オケの伴奏で歌うと気持がいい。最初のタンホイザーでフォルテッシモをこれ以上ないくらい強く・・・・・と高原先生から檄が飛んだが、迫力あるオケの響きの中で力いっぱい歌える快感がある。一方、ヴェルディの「黄金の翼」や「ダッタン人」の女声コーラスは本当に美しい。高原先生からもお褒めの言葉をいただいたが、まだまだ改善点は多いので、追い込まなければならない。

さて、シリコンバレー出張の時の出来事を一言。リッツカールトンでのディナーミーティングの時、ピアニストが来て雰囲気ある曲を奏でてくれた。参加者はビジネスの話に夢中だったが、私は幸か不幸か英語が不自由なので、話題に入れず、ピアノを聴くともなしに聴いていた。スタンダードを中心になかなかいい曲を弾いている。私はジャズ、特にジャズヴォーカルが好きで以前は結構聴いていた。そこで、ピアニストにリクエストしてみることにした。こういうイベントではピアニストは添え物(BGM)で、客から拍手が起こるわけでもないし淡々と弾いていて、なんだかカワイそうな気がしたからだ。果たして喜んでリクエストに応えてくれた。「その曲は私のブックにある!」と。

曲名は「(Our) Love Here to Stay」。邦訳は「わが恋はここに」。ご存知ガーシュウィン兄弟の作詞作曲。彼らのメジャー曲ではないけれど、僕は大好き。とってもスインギーで思わず体が動いてしまう。メロディラインも聴かせます。そして、なにより歌詞の凄さ。http://members.at.infoseek.co.jp/su_san2002/Lyrics/loveishe.htm

「私たちの恋は永遠に。ラジオや電話、映画はひと時のもので時は流れさる。だが、私たちの恋は永遠だ。ロッキー山脈は崩れ、ジブラルタル海峡がひっくり返っても、私たちの恋はここにある・・・・・・・。」

外国のラブソングを邦訳すると恥ずかしくなるほど、彼らは臆面もなく愛を歌います。文化の差でしょうか?特にこの歌は、ロッキー山脈やジブラルタル海峡が崩れ去っても・・・・・・と大げさに歌うところがすごいし、気に入っている所以です。

第二ステージでは、「Fly me to the moon」を弾きだした。これも私の好きな曲。私はつかつかとピアノに近づきハミングしていたら、ピアニストが一緒に歌わないかと・・・・・・・思わず歌ってしまいました。ピアニストの喜ぶこと喜ぶこと。普段は淡々と仕事をしておしまいなのでしょうが、思いかけず東洋人とコミュニケーションが取れて嬉しかったのでしょう。私も英語は話せませんが、英語の歌はちょっと歌える変な日本人です。

因みにこの歌、今ではスタンダードの超有名曲ですが、作曲当初(1954年、私が生まれた年です)は「in another words」(言い換えれば)という題名でさっぱり売れず。1962年に宇宙ロケット時代を当て込んで改題したら大ヒットしたといういわくつきの曲なんです。この歌の歌詞も大げさです。

「月へ飛んで行かせて星の中で遊ばせて・・・・・言い換えれば、私の手をとり口づけしてほしい。あなたは私の望みとあこがれの全て・・・・・」邦訳すると赤面します。

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