« 丸響じゃなくて・・・・・ | トップページ | 昇天寸前!? »

2008年7月21日 (月)

いたいた・・・水村さん

本題に入る前に、昨日団員さんに「緊急告知」を送りビックリさせてしまいました。番組が始まっていたので、あの方法しかなかったのですが、お詫びします。あとで録画したDVDで確認したら、いましたよ水村さん。セカンドヴァイオリンのトップを弾いていました。この番組はなかなか面白くて、また次の機会にアップします。それと、船場吉兆みたいに「使いまわし」の得意なNHKですから、また再放送するはずです。期待してましょう。水村さんの写真、ちょっと雰囲気違いますけど・・・・。

Photo_2 

昨日は、丸スペを聴きに行く前に、新日本フィルの定期を聴きにいっていた。というかこちらのほうがメインである。

昨日のプログラムは比較的地味目。指揮は音楽監督アルミンク

ショスタコーヴィチ作曲 ヴァイオリン協奏曲 2 嬰ハ短調 op.129
ウィリ作曲 永劫~ホルンとオーケストラのための協奏曲(2007)(日本初演)
 
ベートーヴェン作曲 交響曲 2 ニ長調 op.36

ショスタコの2番は名曲だった。1番はよく演奏されるし、CDも結構沢山あるけれど、2番は初めて聴きました。楽章ごとにモデラート→アダージョ→アダージョ~アレグロという珍しい構成。30分ほどの曲だが内省的で、知的で、そして美しい。バイオリンはほとんど全楽章を通じて弾きっぱなしで、平明な曲想に比して技巧を大変要求されるらしい。でも、どこかで似たような構成の曲を聴いたな・・・・と考えていたら、シベリウスのバイオリン協奏曲だった。ショスタコより60年以上前の曲だが、私的には20世紀に書かれた協奏曲の中では最高位にある名曲だと思う。でも、このショスタコもそれに次ぐくらいの素晴らしい曲だと思った。シベリウスが「凍れる叙情」とすれば、ショスタコは「凍りつく叙情」とも言うべきか(イミ分かります?)。新日本フィルのコンマス 文洙のソロは、艶やかでかつ質感のつんだ美音を繰り広げ聴かせます。もう少しスケール感が備われば言うことなしです。

二曲目のホルンソリストはベルリンフィル首席のシュテファン・ドール。オーストリア生まれの作曲家ウィルの曲は、ジャズの要素を取り入れた分かりやすい曲想。ドールのホルンには絶句。なんという技巧、なんという力強さ・・・・やはり世界の超一流は凄い!しかも、余裕を持ってそれをこなしてしまうのだから、何をかいわんや・・・である。

一番期待していたのが、三曲目のベートーヴェンの2番シンフォニー。好きなんですこの曲(愛聴盤はイッセルシュテット:ウィーンフィル)。ベートーヴェンの偶数番シンフォニーはあまり目立たない存在ですが僕は好きです。たとえば、この2番、4番、8番あたりなんかわくわくしちゃいます。2番は初期の作品ですが、爽やか・鮮烈という言葉がピッタリな曲です。以前、同じアルミンクの指揮で4番を聴いた時にも感じましたが、2番も曲想がアルミンクにピッタリです。聴いていて自然に体が動き出すくらい生き生きとした情感にあふれています。アズキ色の表紙のスコアだったから、ベーレンラーター版(新版)なのでしょうか、解釈も正攻法。弦のビブラートも極力押さえて一気呵成に演奏しました。猛暑の夏に聴く、「一服の清涼剤」でした。

音楽ブログランキング ここをクリック

|

« 丸響じゃなくて・・・・・ | トップページ | 昇天寸前!? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/198925/22436779

この記事へのトラックバック一覧です: いたいた・・・水村さん:

« 丸響じゃなくて・・・・・ | トップページ | 昇天寸前!? »