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2008年7月21日 (月)

昇天寸前!?

アリルイヤ合唱団のコンサートで「昇天」寸前でした!?

折角、奥さんと東京に出るのだからと(田舎者ですね)、六本木にある国立新美術館に立ち寄りました。「ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密」をやっています。昨年ツアーで訪れたウィーン美術史美術館から名品がやってくるとの触れ込みです。同美術館は世界でも有数なコレクションを誇り、ハプスブルク家が収集した名画の数々は素晴らしいの一言。http://muko-dono.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_b364.html

海外の美術館展だと、たいてい押すな押すなの大混雑ですが、静物画限定?の展示のせいか、お客さんの入りは少なくゆっくり鑑賞できます。それでも、ルーベンス、ベラスケス、ヤン・ブリューゲルといった大家の作品が並んでいるのは嬉しいもの。特に、ベラスケスの「マルガリータ王女」は有名。マルガリータを題材にしたベラスケスの画は5枚あって、お見合い写真の代わりに使われました。近づいてみると、思い切りがよく、かつ正確なベラスケスの筆致が良くわかって圧巻です。一方、ブリューゲルの「青い花瓶の花束」も見事な絵。彼は風俗画で有名なピーテル・ブリューゲルの二男で、花の絵を得意にしていたことから、「花のブリューゲル」と呼ばれています。この展覧会は915日までやっていますから、是非お勧めです。

さて、アレルイヤ合唱団のコンサートです。渋谷から井の頭線で三鷹台駅へ。5分ほど歩いた立教女学院の裏手に会場の聖マーガレット教会があります。時間ぎりぎりに到着しましたが、会場(聖堂)は満席。仕方なく立ち見で聴くことになりました。第一部は東京男声合唱団のロシア正教聖歌です。ところが、コンサートということで、クーラーの電源を切ってあるので、人いきれと合唱団の熱気で暑いこと暑いこと。私は昨日の寝不足がたたって(仕事です!)頭がクラクラしてきました。このままでは、聖歌を聴いて「昇天」か・・・・・と思われた頃休憩になり命拾いをしました。演奏は勿論素敵でした。男声の、特にロシア音楽特有の低音部の厚いハーモニーがなんともいえません。オクタビストという超低音のソリストにもビックリしました。

第二部がいよいよアリルイヤ合唱団の「晩祷」です。主催者の配慮でクーラーがつけられ、音楽に集中できます。晩祷を聴くのは初体験ですが、素晴らしい曲です。ラフマニノフというとロシアロマン派のほの暗く、そして甘美な音楽を思い浮かべますが、この晩祷は厳粛で禁欲的な感じさえします。これは宗教音楽だからの一言では片付けられるものではなく、ラフマニノフの音楽への関わり方の一面(真相)を示しているような気がします。古い時代の聖歌の旋律を引用していますが、リズムの伸縮や和声が複雑に入り組んでいて、ラフマニノフの作曲手法が凝らされているようです。でも、音楽としてはとても美しく、そして力強く、聴く者の心を強く打ちます。いずれにしても歌うのは難しいでしょうが、神尾先生の素晴らしい統率力の元、合唱団は縦横無尽に響きの饗宴を聴かせてくれました。アマチュア合唱団の素直な気持ちも良く出ていたように感じました。

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マルガツでお世話になっている前乃さん、鎌倉の第九で指導いただいている辻端先生にもご挨拶できました。マルガツからは、ミナエ先生、富樫さん、入江さんがみえていたようです。

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コメント

お暑い中、お疲れ様でした。私も先週から夏バテ気味で、同じ演奏中に昇天しかけました。私も去年、一昨年と真夏に教会で演奏会に出演したことがありましたが、同じように冷房が効かずに汗びっしょりの記憶がありますから、今回歌っていた方々はもっと大変だったんでしょうね。
マルガツ役員の方では、額賀さんと松村さんも見えられていました。

投稿: トガピー | 2008年7月22日 (火) 22時29分

トガピーさん

額賀さん、松村さん・・・・気がつかなくてすみません。
確かに教会って空調がないところが多いですよね。
マーガレット教会はまだスタンドアローンのクーラーがあって救われました。
信じるものは救われる(笑)です。

投稿: ムコ殿 | 2008年7月22日 (火) 23時58分

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