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2008年2月25日 (月)

マルガツ丸の内文化祭出演!

土日は仕事持ち帰りで、アップが遅れました。期末はとても忙しいです。というわけで(笑)、2月23日丸の内合唱団が「丸の内文化祭」に出演しました。丸の内を冠とする合唱団ですから、こうした文化事業?には率先して出演します。

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曲目はシューベルトのミサ曲第四番ハ長調からキリエ、グロリア、アニュスデイの三曲。場所は我々のホームグラウンド、丸ビルマルキューブです。丸の内文化祭は5月5日、6日に出演する「熱狂の日」イベントの前哨戦の位置づけです。今年の「熱狂の日」のテーマがシューベルトなので、この曲を選んだわけです。宗教曲ですから堅苦しいと思いきや、さすが「歌曲の王」(古いなあ)シューベルトだけあって、美しい旋律に彩られた名曲です。でも、音の跳躍が多くて、けっこう歌いにくい。練習は2ヶ月弱しか出来ませんでしたが、なんとか歌い終えることが出来ました。

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マルキューブは30×30×30mの大空間で、とても残響が素敵。某音楽家がヨーロッパの大聖堂のようだ・・・・と言ったとか。そういう点では、今回のような宗教曲はぴったりなんです。グロリアの最後、アーメンの響きにはゾクゾクするものがありました。今回はピアノ伴奏でした(最初の写真で合唱団の間にピアニストが見えます)。熱狂の日の本番では、ぜひともオーケストラ伴奏で演奏したいものです・・・・・・・スポンサー様よろしくお願いします。

○合唱指揮:神尾 昇
○ピアニスト:鈴木 美苗
○ソリスト
 ♪ソプラノ  生駒 圭子
 ♪アルト   田辺 いづみ
 ♪テノール  永澤 健
 ♪バス    今尾 滋

そうそう、合唱団の練習風景が、東京新聞に紹介されたんです。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008022102089356.html

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2008年2月11日 (月)

イケメン3連チャンとアクトリ

イケメン3連チャン?アクトリ?・・・・・。意味不明のタイトルが多い私のブログですが二つともコンサートです。昨日9日土曜日はコンサートの連チャンでホール(17時10分終演)→錦糸町駅・・・電車・・・・・本郷台駅→ホール(18時30分開演)と走りに走りました。

Photo_2 イケメン3連チャンとは新日本フィルの定期のこと。イケメンの指揮者が連続して登場するという意味です。いくらキャッチが大切とはいえ、ここまでしないとお客さん呼べないのか・・・というくらい衝撃的な(笑)タイトルですね。中心となるのはご存知新日本フィル音楽監督のアルミンクですが、この日はアルミンクと同世代のマルク・アルブレヒトが指揮をしました。曲目は「さまよえるオランダ人序曲」「デュティユーのチェロ協奏曲」(チェロ:ベルリンフィル首席のクヴァント)、「英雄の生涯」です。アルブレヒトはイケメンかどうかは別として、エネルギッシュな指揮ぶり。踊るように指揮します。アルミンクが貴公子然としているのに対して、野生的といえばよいでしょうか。ただ、音楽はハッタリのないオーソドックスな作り方です。オペラの経験が豊富で、ワーグナーは勿論、R・シュトラウスも情景描写に長けています。英雄の生涯はシュトラウスが自分を英雄にたとえた「はなもちならない」作品ですが、ホルンが8本も登場するゴージャスな曲。トロンボーンの首席がこの日はユーフォニウムを吹いている・・・・・など、見ていても楽しい曲です。それから、オランダ人序曲は、昨年観たウィーン国立歌劇場の小澤復活第一夜を思い出して懐かしかった。序曲って、オペラの名旋律が上手くちりばめられていて聴いていて楽しいですね。そうそう、ついでに言うと、先日家族が借りてきた「パイレーツ・オブ・カリビアン」を視ていたら、ここに登場する幽霊船はまさに「オランダ人」の物語を下敷きにしているんですね。

Photo さて、お次のお題はアクトリ。冬といえば鍋、鍋といえばアクトリ・・・・・・じゃなかった。アクアトリニティという女性三人のトリオなんです。写真をごらんあれ。新日本フィルがイケメン3連チャンなら、こちらは美女3連チャンでしょうか(失礼しました)。バイオリン、チェロ、チェンバロという変わったアンサンブルです。バイオリンの礒絵里子さんは以前近所に住んでいらして(その後私が引越し)、そのころからのファンでコンサートもかなり聴いています。また、水永牧子さんは実演を聴く機会は無かったのですが、バロック音楽が好きな私としては関心を持っていました。お二人ともこのブログの「お気に入り」に入れさせていただき、時々コメントを書かせていただいています。そのお二人が、偶然にもアンサンブルを組むというのでコンサートに駆けつけたのです。なお、水谷川さんは家内が鎌倉円覚寺でのコンサートで聴いたことがあったそうです。そうそう、アクアトリニティという名前は三人の姓が水に関係があることからつけられたもの。第一部のステージ衣装は水色が基調で、なるほどなるほど。

舞台から4列目という至近距離で聴きましたが、ホールの響きも大変よく、ナマ音の迫力に圧倒されました。礒さんのバイオリンはますます磨きがかかり、聴くたびに素晴らしくなっています。シャープな持ち味の上に、艶やかな色彩が加わってきたような気がします。水永さんのナマは初めてですが、典雅なチェンバロの響きにうっとりです。当然、音量は小さいはずなのですが、演奏方法に工夫もしたのでしょう、ほかの二人に負けない存在感が感じられました。会場で「イングリッシュ・ガーデン」というCDを買い求めましたが、イギリスルネッサンス音楽の小品がちりばめられいて、まさに英国庭園を逍遥するかのような癒しの空間を提供してくれます。そして、水谷川さんのチェロ。私はチェロをこんなに間近で聴くのは初めてですが、迫ってくる音の波に包まれる幸せを感じました。いや、距離は関係ないのでしょう。曲に感情を移入して伸びやかに音を紡ぎだす、水谷川さんの音楽性にうたれました。それにしても、チェロって素敵な楽器ですね。

長くなりましたが、演奏曲の感想を少し書きます。ヴィヴァルディからピアソラまで、大変意欲的な選曲。特に印象に残ったのは、①亡き王女のためのパヴァーヌ:ラヴェルの擬古風な曲想にチェンバロの響きがぴったり。②ゴッドファーザー:ニーノ・ロータの名曲を加藤昌則さんが編曲。バイオリンとチェロの切々たる旋律が胸を打つ編曲も素晴らしいが、その演出がユニーク・・・・・観た人ではないと分からないですね。③ドヴォルザークのスラヴ舞曲:チェンバロがツィンバロン(ハンガリーですが)風の響きをうまく出していた。④ピアソラ3連チャン:ただただ、圧倒されました。というわけで、なにより三人が楽しく、そして時には鬼気迫るテンションで演奏していたのがとても嬉しかったです。ファーストコンサートでしたが、これからも是非是非続けていてほしいものです。次回は、三人それぞれの独奏も聴かせてくれると良いと思います。それから、観客の位置によっては、チェンバロの水永さんが隠れてしまうので、立ち位置にひと工夫ほしいものです。

コンサート終了後、サイン会がありました。新日本フィル定期のあった錦糸町で買い求めたお菓子(三人分!)をプレゼントして、色紙にサインをしてもらって霙が降る中、暖かい気持ちで家内とホールを後にしました。

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2008年2月 3日 (日)

ジュリー~~!

沢田研二がなぜジュリーと呼ばれるのかわかりました。彼はジュリー・アンドリュースのファンだからだそうです。

Photo_2 J・アンドリュースといっても若い人たちは知らないかもしれません。映画「サウンドオブミュージック」の主演女優(マリア役)です。4オクターブという驚異的な声を持ったソプラノ。私は幼いころ(笑)、新潟の映画館で三度も観て(僕にとっては三度オブミュージックなんです)以来のファンです。

2_2 先日、彼女の来日公演の番組を見ました。来日といっても1993年ですから、15年も前のこと。それを当時としては珍しくハイビジョンで収録していて、「よみがえる伝説のステージ」というタイトルで放映したのです。いやー、とても良い番組でした。彼女の素晴らしい歌声は勿論ですが、バックがNHK交響楽団、指揮がなんとアンドレ・プレビンなんですから。

3 彼女は1998年に声帯を手術してから「歌声を失った」状態にあるので、そういう意味からも貴重な記録映像です。収録当時は58歳だったはずですが、あの澄み切った、そして力強い美声は健在でした。おなじみのサウンドオブミュージックのテーマ曲やチムチムチェリーなどで楽しませてくれましたが、私が感心したのはガーシュウィンメドレー。ガーシュウィンのスタンダードナンバー自体私は大好きなのですが、なんとも丁寧に美しく歌ってくれて、鳥肌の立つ思いでした。彼女の最近のインタビューが番組の途中に挿入されるのですが、チャレンジの意味でガーシュウィンを歌ったと述懐していました。

これを受けて、プレビンが弾き語りで「ラプソディ・イン・ブルー」を熱演。実演では山下洋輔を聴いて圧倒された思い出がありますが(今でもベスト)、プレビンのピアノはなんともチャーミングでとてもリラックスさせてくれました。もう一曲プレビンはラヴェルの「ラヴァルス」を指揮しましたが、N響の熱演に支えられて迫力満点の演奏でした。今は80歳という老齢で、去年N響指揮で来日した時は、すっかり背中も曲がっていたようですが、このときはまだ60代前半で優雅で華麗なバトンさばきを見せてくれています。

4 最後は、エーデルワイスを歌い上げ、NHKホール満員の聴衆も熱狂。彼女も感極まって涙ぐむシーンもありました。それにしても、彼女のディクション(言葉使い)はとてもチャーミングで明晰。歌声にしても話声にしても、聞きほれてしまいます。翌日、同じ企画でライザ・ミネリの95年来日公演の番組も放映されました。彼女もその後病気で体重が増えてしまい声も出なくなったとのことで、これも貴重な映像なんですね。

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