« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »

2007年12月31日 (月)

本当に犬も来た・・・・マルガツ第九

本当に犬が聴きに来たんです・・・・・・今日の丸の内合唱団の第九。

私にとって本年最後の第九を歌いました。12月16日から都合4回、3つの合唱団・・・・体調管理には気をつけましたが、無事終わってみて感無量です。インフルエンザやノロウィルスの脅威を撥ね付け、なんとかここまでたどり着きました。また、仕事や家庭を顧みず(ちょっと大げさだが)やってこれたのも、職場や家族の理解があればこそです。

Photo_3 正直今日の第九は最後ということもあって、おもいっきり楽しみました。もちろん、練習に励んだ成果でもありますが、丸の内の第九は一種のお祭りでもあり、やはり盛り上がりますね。聴きに来た友人やウタ友の感想を聞いてもとてもよかったとのこと。そして、皆さん一同に音響のよさを褒めていました。マルキューブはなかなかよい器なんです。でも、反省点が二つ。一つは途中、合唱の出を間違ったこと。事前に先生から注意されていたのに、指揮者のキューが無かったこともあって、出遅れてしまいました。もう一つは、寒さ対策。昨年はカウントダウンだったので、ホッカイロを背中にしょっての出演。今年は時間が早いので無防備でしたが、やはり寒い。特に私は最後列だったので、冷気が背中から襲ってきます。「歓喜の歌」ならぬ、「寒気の歌」になってしまいました。でも、終わりのほうは歌の熱気で汗ばむほどに。マエストロ吉田も大熱演(写真はリハーサル)。オケもとてもよい音を出していました。

スポンサーさんの意向を汲んで、我々団員は集客に力を入れました。私も都合7名を動員。ウタ友、会社の同僚から、毎日立ち寄る喫茶店のウェイトレスさんまで声をかけ・・・・・・・これって我ながら涙ぐましい努力。果ては自民党員じゃありませんが、犬猫まで集めよう!と宣言したのですが(笑)・・・・・な、なんと、本当にワンちゃんまできてしまいました。というのは、友人が愛犬持参で聴きに来たのです。彼女いわく、ワンちゃんも耳をピクピクさせながら楽しそうに?聴いていたとか。次回は子犬のワルツでも採り上げなくちゃ。

ということで、われわれも日夜頑張っています。スポンサーさん、どうか我々に練習の場と発表の機会をご提供ください。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2007年12月30日 (日)

人気歌手??結局はムーディー○○

今日29日は超多忙な一日でした。某プロオケ付属合唱団で第九本番→丸の内合唱団リハーサル→同合唱団懇親会→団メンバーのお嬢さんのコンサート・・・・という具合です。

第九本番は池袋で終演4時半、そこから丸ビルの丸の内合唱団リハーサル会場まで急行しました。リハーサル開始は5時なので着替えもせず舞台衣装(タキシード)のままコートを羽織って、同じ境遇のIさんと出動です。丸ビル到着は5時を10分ほど回ってしまい、ホールは黒山の人だかり。でも、楽器の搬送が遅れたとかで、ぎりぎりスタートに間に合いました。折も折、ちょっと前ですが年末のレコード大賞→紅白歌合戦に「人気歌手」が移動するような気持ちで、思わず笑ってしまいました。

さて、池袋の第九本番は日本の誇る巨匠KKさんの指揮です。KKさんの第九に対する思い入れはものすごく、第一楽章から「うなり声」が随所に出てきます。演奏中も彼の熱い想いにただただ感動。心が熱くなります。当然、合唱に対する要求水準も高く、我々は四苦八苦。でも、彼が第九を、音楽を心底から愛するが故の要求なのです。指揮者と心をひとつにすべく頑張り、なんとか歌いおおせたという感じです。

丸の内合唱団のリハーサルは順調に進みました。指揮は初演以来のマエストロ吉田裕史さん。秋以降練習を重ねた成果が問われますが、経験者も多く神尾先生の素晴らしい指導のもと順調に仕上がってきたようです。オケも去年より上手いと感じましたが、吉田さんが引き連れたプロの方々と聞いて納得。この丸ビルのホール(マルキューブ)は5階くらいまで吹き抜けで、残響も多くなかなかの器です。例年は大晦日のカウントダウンのイベントでしたが、ミレナリオ(光の芸術)がなくなったので今年から夕方に時間が繰り上がりました。開演は31日17時30分~18時、無料ですのでぜひいらしてください。

そのあとが丸の内合唱団の懇親会です。約50名が丸ビルのレストラン貸切で大いに盛り上がりました。こうして団員との懇親が深められるのは大変有意義なことです。吉田先生や神尾先生の励ましのスピーチがあって一同感激!特に神尾先生は週に1日だけあった月曜の休みを我々合唱団のために割いてくれるとのこと・・・・・ありがたい限りです。団員の皆さん、頑張りましょうね。

Photo 懇親会の会場で、団員のAさんのお嬢様がすぐ近くの東京国際フォーラムでコンサートをするという情報を聞きつけ有志で向かいました。芸大の現役学生を中心とした「たじオケ」(指揮者が田尻さんという人)の演奏です。メリーウィドーをやるというので、このワルツが好きな私は酒の勢いもあって、道すがら熱唱・・・・あー恥ずかしい。演奏曲目はシュトラウスのワルツやハチャトリアンのオペラ「仮面舞踏会」からの組曲。これがなかなか親しみやすい曲で、あの民族色丸出しのハチャトリアンとは思えないような曲想でした。掘り出し物です。

そうそう、話は戻りますが、リハーサルで一人だけタキシードを着ていて(前の本番から直行)、ちょっと恥ずかしい思いをしましたが、懇親会でピアノのMちゃん(あえてちゃんづけ)から、あれ「ムーディー勝山」みたいと言われてしまいました。人気歌手と思っていたのに、ムーディー勝山とは・・・・・・トホホ。

「♪あーあ~、この丸の内砂漠~」(分かります?)。ムード歌謡も好きです。今度、白いタキシード作らなくちゃ。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年12月28日 (金)

合唱の(別の)楽しみ

合唱は本当に楽しいです。でも歌うこと以外の「別の」楽しみも・・・・・・。

某オケ合唱団の練習は、たいてい池袋か荻窪。ここってなぜかラーメン激戦区なんです。池袋は新興ラーメン、荻窪は老舗系。会社を早く抜け出して(ちゃんと定時以降ですが)、腹ごしらえのためラーメン食べ歩いてます。

Photo 今日は丸の内合唱団の練習。本格活動は去年からなので、決まった練習所がなくあちこちFLYING状態。さまよえる合唱団か。スポンサーさんよろしくお願いします。今日は幡ヶ谷のマイスペース アスピアで。でも、幡ヶ谷もなぜか(笑)ラーメン激戦区。下調べを一応して、いざ「たけ虎」というお店に出撃。お勧めの「全部のせ」を注文しましたが、いやービックリ。なんせチャーシューがどんぶりから大きくはみ出して、まるで花びらのよう。骨付き鶏肉も入っています。麺は直中細で、ややコッテリ系のスープにからんで美味。化学調味料を使わず、鶏とアゴ(とびうお)の出汁を使用しているので後味はあっさり。室井滋の絶賛コメントが張り出してありました。ライスも頼んだのですが(写真端)、小ライスにして大盛。これはこれはで、腹いっぱい。おかげさまで発声練習では声じゃなくてゲップが出そうで苦しみました。過ぎたるは・・・・・なんとやらですね。

http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13014461/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月25日 (火)

土屋アンナと千住真理子

土屋アンナと千住真理子。この取り合わせはありえないと思いますか?

NHKハイビジョンの特集番組「千住真理子と過ごすハイビジョンの一日」(12月21日放映)を見ました。過去放送されたNHKの番組の中から千住さんがチョイスして一緒に楽しむという趣向です。そこで思いもかけず感動したのが「宿坊:ココロとカラダが満ちる旅(2007年7月16日放映)」シリーズで土屋アンナが恐山菩提寺に一泊二日の修行にゆくという番組です。土屋・千住の種明かしは後回しにして・・・・・とにかく内容がすごいんです。とても感激・感動したので、少々長くなりますが番組の中身を書き出してみました。

若者のファッションリーダーである土屋アンナがなぜか恐山に修行に行く。恐山はあの世と見まごうばかりの恐ろしい景観。「三途の川」を茶化しながら渡るアンナ。

住職の南直哉さんから、修行の心得の説明(所持品をいったん没収)があったあと座禅へ。この南住職は脱ラサ後、永平寺で20年修行した坊さん。眼光鋭く威厳あるが、どこか親しみやすい感じもする。

アンナの座禅の姿を見て、南住職「不摂生のせいで内臓が悪い」と喝破。

アンナ「よく分かったね。私は本当に内臓が悪い。でもみんなが心配するから黙ってる」

次は写経。アンナが筆を持つのは小学校2年以来とのことだが、とても丁寧に書くアンナ。綺麗な字だ。

南住職「あんた、真面目だねえ。いやーおどろいたよ。最初から終わりまでまったく同じペースで書いたでしょ。普通そういう緊張の状態の中で最後まで書けない。あんたそれだから普通の人の倍疲れる。手を抜くことをまったくしないし、手を抜くという意味も分からない、真面目な人だ。」

一日の修行を終えて、

南住職「いやでなかったら教えていただきたいんですが、本当に自分がやる気になってここに修行に来たのですか?」

アンナ「私のイメージは強い女。ロック歌手、映画もヤンキー役とか・・・・・涙で言葉に詰まる」

南住職「そうですね。たぶんそうとしか見られないですね」

アンナ:大粒の涙をこぼしながら・・・「だったら、見た目が悪いから悪い人間か?タバコすってるから気が強い性格かとか・・・と思っているような人間が大嫌いで。わたしがこの修行をすることで、なにかが変わったらいいな。外見で人を決め付ける人たちを(自分も含めて)変えたいと思って来たのです。今はそうした周囲が思っている役とか、イメージを壊さずにそのままやり続けているが、本当はもうイッパイイッパイなんですよ」

南住職「だろうね。そう思うよ。でも、本当の自分じゃないような気がするといって、本当の自分を探そうとすると・・・・これはたぶん見つからないね。当たり前でしょ。どうして見つからないと思いますか?」

アンナ「本当の自分ってなんだろうと思う反面、今のこれが自分だと思う。その時点で答えが見つからなくても、それは自分自身の脳が決めていることだから、それも自分だし・・・・」

南住職「あなた、頭いいねえ。そのとおりだと思う。本当の自分はなんだろう・・・と考えることのほうがすっと大事。もっといえば、その疑問は悩むに値すると思う。ただ、取り扱いを間違えるとこの疑問は非常に危ない。考えることに意味のあることだが、答えを出すことにはたぶん意味が無い。あなた頭がいいなと思ったよ」

アンナ「そういえば、私の夢ときかれると、昔から海岸に小さな家を建ててイルカと泳ぐこと・・・・と答えていて今も変わらない。でも、ふと考えるとこんな夢でも今は無理だな。スケジュールがイッパイでと愕然とする」

南住職「あんた、そりゃ休まなきゃダメだな。でも、あなただけじゃなくて、休むって難しいこと。がんばるほうがずっと楽なんです。人間にとって、休むということは意識的な努力が必要。たいていの人は休むと称して遊んでいるだけ。道元禅師は、座禅のことを万事を休息するといっている」

南住職「わたしは貴女がこのまま突っ走ると、生きていること自体を損傷するような気がする。そうすると、それはあなたの不幸にはとどまらない。一番まずいのは息子さん。息子さんはあなたが頼りですから、あなたが傷つくということは息子さんは二倍傷つく」

アンナ:眼を伏せるアンナ・・・「私泣き虫なの」

南住職「これは、僕なんかが言わなくてもあなたが一番分かってることでしょ」

就寝時布団を敷きながら

「南(住職)さん好きよ。ちゃーんと見ていて、ちゃーんと理解してくれる。物事をちゃんと言ってくれる。これからは、子供のために、酒の量を減らして、ご飯もちゃんと食べる」

修行終了後に

南住職「自分は仏教をえらび、あなたはアーティストの道を選んだ。そこに自分の生きる道があり、自己を表現する場がある。でも、あなたは別にアーティストにならなければいけなくて生まれてきたのではない。ただ、でてきたのですよ」

アンナ「そう。そうなのよ。」

南住職「そうなのよって、勝手にわかられちゃ困るんだけど・・・・」

アンナ「でも、みんな勘違いしちゃうの。自分はこのために生きてきたんだって・・・・」

南住職「縁があってアーティストになって。だったら、その縁を豊かにしなきゃいけないんですよ」

千住真理子はこの番組をみてものすごく感動したという。土屋アンナの素直で、あたたかい人間性・・・そして自分自身の過去に重ね合わせていた。

千住さんのデビューは12歳。自分自身と世間が見る眼にすごいギャップを感じていた。とても重圧を感じ、悲しんだり苦しんだりした10代だった。当時は天才少女といわれ・・・・・自分自身はとてもいやだった。自分自身は努力してやっと弾けるようになったのに、世間はそれを認めてくれない。しかし、そう見られてる自分のように振舞わなくてはならない。しかしそれは、自分の意思とはまったく違う方向なのに。

千住さんは、この土屋アンナの番組を見ると、素直な自分になろうとしているのに気付くと評しています。確かに久々にすごい番組を見ました。南住職の言葉にもシビレますが、それと向かい合うアンナの純粋な心にも打たれます。そしてそれを讃える南住職・・・これはすごい高次元な魂のふれあいのように感じます。ホントに感動しました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月23日 (日)

世界で一番美しい音楽

「世界で一番美しい花」ではありません。音楽です。それは、人それぞれ、時期によっても違うものでしょう。私がいま、というかずっと一番美しいと感じているのは、ベートーヴェン第九の第三楽章です。基本的には弦が好きなので、チャイコフスキーの弦楽セレナーデ、同じくエルガーやドヴォルザークのセレナーデも美しい。マーラーのアダージェット、グリーグのホルベア組曲などなど挙げていったらきりが無いのですが、やはり第九の第3楽章にトドメをさします。

この季節第九のオンパレードで、私も合唱するのですが、合唱の前に聴くアダージョのなんと安らぐことでしょうか。誰だったか思い出せませんが、「第九が三楽章で終わってくれたら、どんなにか嬉しい」と言った人がいたそうです。四楽章合唱は例えようもなく偉大かつ素晴らしいですが、第九全体から見れば異質とも感じられます。その点、三楽章はただただ美しく、「ベートーヴェンのアダージョで最も美しい」とか、「ベートーヴェンが書いた最美の音楽」ともいわれます。でも、私にとっては「世界で一番美しい音楽」なんです。

木管の密やかな動機に導かれるようにしてヴァイオリンの奏でる第一テーマは神秘的で安らかな雰囲気で我々を包んでくれます。特に、テーマがビオラに引き継がれるところは胸が締め付けられる思い。オーケストラの通常配置では、ヴィオラの顔は合唱団に向いているので、とても艶やかな音で迫ってくるのです。そして、この世のものとも思えないくらい美しい第二テーマがヴァイオリンから紡ぎだされます。まるで、力尽きた戦士をいたわるかのごとく、シルクの布で包み込むように優しく語りかけてきます。まさに恍惚の歓喜に身を委ねることができるのです。ここは、いつも「くるか、くるか・・・・・・・あーきたっ」という感じで鳥肌がたちます。でも、ベートーヴェンは四楽章で更なる高みに上ってゆく・・・・・。

合唱を歌うことも勿論大きな喜びですが、舞台から三楽章の静かで美しさに満ちた愛の響きに身を浸すことが出来るのも大きな喜びです。今年は既に2回、あともう一回この喜びを味わえるのです。大晦日の第九も三楽章から出来ないでしょうか(笑)。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年12月17日 (月)

クリスマスのお菓子

久しぶりにグルメ?のお話を一つ。クリスマスのお菓子のことです。

Photo 昨日の第九の差し入れで友人からいただいたのがシュトーレン(Stollen)。ドイツのアドヴェントに欠かせないお菓子です。アドヴェントとはキリスト教で、イエズス・キリストの降誕を待ち望む待降節(クルスマスイブまでのおよそ4週間)のことを言います。ドイツではこのシュトレーンを少しずつ薄く切って食べ、キリストの誕生を心待ちにするそうです。ですから、ドイツではクリスマスケーキといえばこのお菓子を指します。味も形も固めのパウンドケーキに似ていて、ドライフルーツが入っています。いかにもドイツらしい素朴な味。私はこれが大好きです。パウンドケーキと違うのは、全体が真っ白な粉砂糖でまぶしてあって、あたかも産着をまとった幼子キリストのお姿のよう。なんて素晴らしい発想でしょう。

しかし、キリストを食べちゃう・・・・というのも我々からみると奇妙に感じます。でも、キリスト教では(特にカトリック)ミサの際に、キリストの血と肉を擬した赤ワインとパンをいただくのですから(聖体拝領)、彼らに違和感は無いのかもしれません。

昨年は、輸入食品のお店でシュトーレンを買いましたが、これは失敗でした。硬い上に(本来は硬い)香料がきつくて、口に合いません。今回いただいたのは、我々日本人にあったやわらかめで優しい味でした。因みに、お店は上野桜木のイナムラ。パティシェ・イナムラショウゾウって有名なお菓子屋さんだそうです。どうりで美味しいはず。素敵なクリスマスプレゼントをありがとう!!

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年12月16日 (日)

今年最初の第九

今年最初の第九を歌いました。といっても、合唱を本格的に?はじめたのが昨年からですが、今年は4回歌います。

Photo_2 今日は地元鎌倉で、日本語で歌う「第九」です。第九の日本語訳は「はれたるあおぞら、ながれるくもよ・・・・」が有名ですが、私が歌ったのは「なかにし礼」訳詩によるシラーの原詩に忠実な歌詞です。でも、freudeが「愛」になったりするのですが、かなり良く出来ていて、歌っていて楽しい第九です。なんといっても、意味が分かるのが良いです。それだけ、共感も高まるというもの。私はここ4~5年地元鎌倉で第九を歌ってきましたが、昨年は日本語で歌うというので「敬遠」し、東京の某オケ付属合唱団に入団、それが合唱にのめりこむ(笑)キッカケとなったのですから、不思議なご縁なんです。それで、今年は日本語にも挑戦しようということになり、家内と一緒に参加しました。

E_pict_ishida_yasunao_2 合唱は総勢250人、男性は例によってリタイヤされたシニアが多いのですが、富澤裕、辻端幹彦両先生の指導が素晴らしく、みるみるうちに上達します。本番では鎌倉芸術館のホールを美しく鳴らす演奏が出来たのではないかと自負しています。オケは神奈川フィル。指揮はカッコいい現田茂夫さん(ついでに言うと佐藤しのぶさんの旦那)。そして、お目当てはコンマスの石田泰尚さんです(写真)。かれは茶髪&ピアスのコンマスとして有名で、オーバーアクションとも思えるユニークな弾き振りです。でも、演奏はとても繊細で、そのアクションからは熱い想いがひしひしと伝わってきます。私は彼の姿に釘付け状態(笑)。あの、のだめカンタービレのモデルとも言われているのですよ。http://www.musiciansparty.jp/wp/ishida/ http://okepi.net/interview/03_ishida.html 

あと三回のうち、二回は某プロオケの合唱団で、最後は大晦日に丸の内合唱団で歌います。鎌倉の第九には丸の内合唱団の友人も駆けつけてくれました。ありがとうございます。そうそう、今年は年末29日から、丸の内ガラコンサート2007と銘打ってコンサートが催されます。皆さん大晦日の第九を含めてぜひ聴きにいらしてください。

たくさん歌うのでとうとうタキシードをこさえちゃいました(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 1日 (土)

楽しいこと尽くしのコンサート

Photo_3 楽しいこと尽くしのコンサートに行ってきました。「白石准とぴよ ~北方の音に溺れる夜~」というピアノ白石准+メゾソプラノ池田香織+コールアングレ篠崎隆によるジョイントコンサートです。場所は門前仲町天井(天丼ではない。注意!)ホールです。なにが、楽しいこと尽くしだったかというと・・・・・・

①ちょっと見は酒飲みのオッサン風だが(ホントに酒飲みとの噂もあり)、大変畏敬する天才ピアニスト白石さんと、熱くお慕い申し上げる歌姫(表現陳腐)池田さんが主役なんですから、Nオケ合唱団の第九の練習をサボってでも聴きに行かないわけにはゆきませぬ。お二人は偶然にオペラサロントナカイで発見した芸術家です。池田さんはズーット前、白石さんは最近ですが。そういえば、やはりトナカイで遭遇した白石さんの追っかけ、マイミクでもある「おばちゃん」ことYさんにも会場でお会いできて嬉しかったんです。

②管楽器では一番好きなオーボエダモーレ(篠崎さん)の演奏を聴けたこと。なんたって「愛のオーボエ」ですからね。

③敬愛するC合唱団のHさん(Yさんとも言う)が隣に座ってくれたこと。嬉しかったです。もっとも、ちょっと遅くこられて、席が無かったんですが(笑)。

④会社の同僚の奥様がやはりC合唱団に入っているという話を聞いていたんですが、なんと偶然にも受付で初対面できたこと。私が受付で名前を名乗らなかったらわからなかったのです・・・・・終演後C合唱団に勧誘されました。

⑤私がリクエストしていた、ラフマニノフのヴォカリーズ(コールアングレ)とグリーグの「君を愛す」(アンコール)が聴けたこと。天にも昇る気持ちです(大げさだけど)。でもヴォカリーズは池田さんの歌で聴きたかったなあ。

番外:折角だからこれも採り上げよう。元会社の大先輩(とても偉い方なんです)だったUさんにもお会いできたこと。ナンデ君がいるの??と聞かれたので、私が池田さんのマイミクだといったら、やきもち焼かれました(笑)。でも、Uさんとは毎週Nオケ合唱団の練習で顔合わせているし、今日はお互いに練習サボって来ているので、なにをかいわんや。

ということで、伏字ばかりで読みにくくて申し訳ありません。個人情報最近うるさいですから(笑)。それでは、本題のコンサートのことを・・・・・・・。天井ホールは70人も入ればギュウギュウの小さなホールですが、意外と音響が良いのです。デッド気味なのでピアノは綺麗に聴こえました。歌もかぶりつきで臨場感たっぷり。

前半は「北方の音」ということで、没後100周年のグリーグと後期ロマン派の巨匠ラフマニノフ。白石さんのピアノはグリーグ(叙情小曲集)はキリリと軽やかに、ラフマニノフ(プレリュード)は気宇壮大に鳴って素晴らしい。やっぱり天才です。トナカイの時もそうですが、構えず、もったいぶらず、しらっと弾いてしまうところが憎いんです。池田姫は見るからに華やか、でも芯の強い声で聴衆の胸を打ちます。メゾは音が低い分地味な印象がありますが、彼女の声は密度が濃いのかな?グリーグのいつくしむような可憐な歌も素敵でしたが、なんといってもラフマニノフが素晴らしかった。ロシア語初挑戦とのことでしたが、言葉の不安なんてまったく感じさせず、大きなスケールで歌いきりました。拍手拍手です。

後半は、「妄想と三角関係」という「そそる」お題ですが、まあ、女+男性二人=三角関係という意味でした。冒頭にバッハロ短調ミサを持ってきたのにはビックリしました。三角関係では謹厳実直なバッハは驚くでしょうが・・・・。確かにオーボエとアルトという組み合わせではバッハですね。このアリアQui sedes はオーボエダモーレのオブリガートに乗った美しい曲。アンコールのクリスマスオラトリオの有名な「エコー・アリア」は本来はソプラノですが同様の趣向。面白いのは、池田さんのエコーを白石さんがオヤジ・ソプラノで歌ったこと。客席からもクスクスと笑い声が出ました。楽しいです。それにしても、バッハはアルトの名曲を沢山作っています。次回はぜひ名曲中の名曲、マタイ受難曲のアルト・アリア「あわれみたまえ、わが神よ」をリクエストします。

その後、仮面舞踏会・・・・これも妄想チックですが・・・をはさんで、締めはブラームスの二つの歌曲。来年合唱団でドイツレクイエムを歌うんですけど、ブラームスは滋味深くて大好きです。三人の息も合い、池田さんが見事に歌いあげてフィナーレ。池田さんは「三角関係」と記しましたが、私に言わせれば見事な「三位一体」。本当に素晴らしいコンサートでした。

ところで、池田さんをガン見していたら、まてよ誰かに似ている・・・・・ホラホラ、今シーズンでテレビでやってる・・・・・・フィギャの浅田真央ちゃん。池田さん童顔美人だから。クラシック界の真央ちゃん、ミラクル香織と呼ぼう!・・・・・・今夜はハイテンションで大変失礼いたしました。

| | コメント (6) | トラックバック (1)

« 2007年11月 | トップページ | 2008年1月 »