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2007年11月 4日 (日)

松原有奈というソプラノ

昨日11月3日は私の誕生日。文化の日は「晴れ」の特異日だし、国民の方々が祝ってくれるので(笑)、お得な誕生日です。そんな話には関係なく、地元鎌倉交響楽団のコンサートに行ってきました。創立45周年、第90回の記念コンサートです。ここはアマチュアですが団員が100人超もいてさすが文化水準の高い?鎌倉だけのことはあります。団の長老の話では、戦中戦後、今のN響の方々が鎌倉に疎開していてメンバーになっていたこともある由緒ある楽団。コンサートマスターが同じ会社の後輩だったのでよくご案内をもらっています。

Matsubara_2 さて、前置きが長くなりましたが、演目は「未完成」とオルフの「カルミナブラ-ナ」です。後者は実演では初めて聴きましたが、感心したのはソプラノの松原有奈さん。素晴らしく美しい声です。清冽で透明感があって、それでいてしっとりと温かみのある声。たとえは陳腐ですが、乙女か天使か、それとも聖女か・・・・・といった感じでしょうか。容姿もチャーミングで舞台栄えします。リリカルな声質ですが、鎌倉芸術館の大ホールが「幸せ」で満たされるのをこの耳、この目で実感できました。プログラムのプロフィールを見ると、新国にフィガロのスザンナで初登場し大喝采をうけたとか。納得です。

Photo ソリストではバリトンの牧野正人さんに期待して行ったのですが、松原さんを聴けて思わぬ収穫でした。さて、カルミナブラーナは20世紀ドイツの作曲家カール・オルフの大曲。曲全体に様々なリズムがあふれていて、さながらリズムの祭典でオケ、合唱ともに迫力満点です。中世の詩集が下敷きになっていますが、享楽的、風刺的でとても大きなエネルギーを感じます。歌詞の配列にも工夫が凝らされていて、聴く者を飽きさせません。戸塚混声合唱団は大変立派な演奏でした。聴いていて難しい箇所も随所にあるのですが、チームワークで切り抜けていました。本当に良い曲なので、機会に恵まれれば、ぜひ歌ってみたいものです。

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コメント

お誕生日おめでとうございます!偶然同じ演奏会に出没してました(笑)。ソプラノ松原さん、すばらしかったですね。オケも合唱もまとまっていてうまいなぁと思っていたらそういう歴史があったんですね。

投稿: なもこ | 2007年11月 4日 (日) 10時26分

なもこ さま

コメントありがとうございます。へー。そうだったんですね。
東京ならいざ知らず、大船でね・・・・。
なもこさんのブログにコメントします!

投稿: ムコ殿 | 2007年11月 4日 (日) 15時09分

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» カルミナ・ブラーナ@鎌倉芸術館 [お歌のおけいこ]
風邪引き11目。まだ鼻声、一進一退、こんなに長い風邪は初めてかも。そんな中、ウタ友O氏のでる演奏会を聴きに鎌倉市(大船市、ではないのだ)まで。大船は昔住んだたことがあって、懐かしいかもと思ったら、都会っぽく変身しててビックリ。 それはいいとして・・・なんと、この演奏会、超満員!!立ち見もでるほど。通路に座ってみていた人後半は係員に誘導されて座れたようだけど、踊り場や通路に補助席(パイプ椅子)出して、すごいことになっていた。階段をわっせわっせと昇って3階席中央に座れた。木の反響版が素敵なホール。... [続きを読む]

受信: 2007年11月 4日 (日) 10時23分

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