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2007年6月24日 (日)

デリュフレの本番

某オケ合唱団で、今日はデリュフレのレクイエム本番でした。

約半年かけて取り組んできた大曲。グレゴリオ聖歌をベースにした現代曲です。とても難しく、合唱駆け出しの私は「音取り」を必死に聴いて、やっとの思いでした。ゲネプロまでは「どうなるか」ととても不安でしたが、本番は不思議なくらい歌えました。もちろん、音程とか(♭気味ですし、高い音でないんです・・・・)どうしても難しい部分はあるのですが、合唱団みんなが息と力を合わせて、やった!!という達成感でいっぱいです。

練習のときはもちろん伴奏ピアノですが、オケが入ると素晴らしい色彩感であふれ、幸福の一言です。初心者でも合唱の楽しみを味わうことが出来ました。ご指導いただいた先生方に感謝です。

来年の歌は「合唱曲の最高峰」の名曲(未公表)とのことです。頑張らねば。

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2007年6月18日 (月)

ハネケンとダジャレ

題名のない音楽会で羽田健太郎(ハネケン)の追悼番組をやっていました。千住明、大谷康子などゲストの方々の面白いエピソードにハネケンの温かい人柄がにじんでいました。

Profile_photo1_1 でも、最高だったのはピアノの盟友前田憲男さんのコメントです。ハネケンの演奏の素晴らしさの80パーセントは彼のダジャレにあるというのです。なぜか?芸術もダジャレもそのタイミングと発想・構想がポイントだから・・・というのが理由です。ダジャレの好きな私としては、勇気づけられてわがことのように嬉しくなりました(うぬぼれ!)。そうなんです、単にお調子者ではなくて、ダジャレを言う時は、アタマをフルに働かせているのですよ。

ハネケンのダジャレが聞けなくなるのは寂しいです。あとは池辺晋一郎先生よろしくお願いします。

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2007年6月17日 (日)

中欧ツアー:アールヌーボー:ウィーン編

今回はアールヌーボーのウィーン編です。ウィーンはアールヌーボー=世紀末美術のメッカですが、ドイツ語圏ではユーゲントシュティールと呼ばれています。

20070429_dscf4354_3 ウィーンは15年ほど前に初めてのヨーロッパ旅行で訪れたことがあって、意識して世紀末美術を見るようにしましたが、今回はほとんど接する機会がありませんでした。ウィーン在住の友人と再会して、美術史美術館とオペラを見る目的があったからです。美術史美術館はルネサンスからバロック時代の名画の数々を収集していることで有名で、ルーブル、プラドと並んでヨーロッパ三大美術館の一つといわれます。

20070429_dscf4359_2 でも、ここにはユーゲントシュティールの作品もあるのです。ハプスブルク帝国最後の皇帝フランツ・ヨーゼフが帝国の威信をかけて建造したもので、様式は新古典主義ですが世紀末の遺産です。そして、美術館の大階段室には、ユーゲントシュティールの巨匠クリムトの壁画があります。エジプトとギリシャの女神を題材にした作品で、若描きなので写実的かつ官能的ですが、人物の衣装などにはクリムトの特徴である装飾的な文様が描かれていて、確りと自己主張しています。

20070430_dscf4389_1 それにしても、なんと壮麗な建物でしょうか。美術館の二階にはカフェ「ゲルストナー」があります。ウィーンの老舗カフェですが、こんな素晴らしい空間でお茶をいただけるなんて、本当に贅沢この上ありません。ウィーンの友人と記念撮影。

20070429_dscf4376_2 肝心の絵画を忘れてはいけません。でも、名画が多すぎるのです。有名なのは北方ルネサンス(フランドル)の巨匠ブリューゲルのコレクションです。本家のオランダより収蔵作品が多く、ハプスブルクの絶大な権力を感じさせます。写真は「雪中の狩人」。

20070430_dscf4382_1 日本人に人気の高いフェルメールもあります。「画家のアトリエ」は何年か前に日本にもきました。こんな名画を背景にして写真をバチバチ写せるのですよ。日本では考えられません。

20070429_dscf4380_1 写真は館内の様子。奥に見える大きな絵はルーベンスの「聖フランチェスコ・ザビエルの奇蹟」。日曜の午後でもこんなに空いています。日本では海外の作品が来るとそれこそ芋を洗うような混雑振り。常設展でも休日はかなり混んでいます。絵を観にきたのか、人を見にきたのかわからないありまさですね。

20070429_dscf4349 おまけに、国立図書館(プンクザール)です。「世界で最も美しい図書館」といわれています。昨年のNHKの番組「毎日モーツァルト」で紹介されて、ぜひ行ってみたいところでした。建物は18世紀前半に建てられ、宮廷の書庫として使われていたものを国立図書館に模様替えしたそうです。うっとりするほどの美しさです。

20070429_dscf4342 壁一面に膨大な蔵書が収められている様子はまさに圧巻の一言です。ここは私たちのような観光客は少なく、穴場中の穴場。はるかにハプスブルクの栄光に思いをはせることが出来ました。

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2007年6月 9日 (土)

中欧ツアー:アールヌーボー:プラハ編

久しぶりに中欧ツアーについて。まだ写真の整理も出来てないんですが、どうしよう・・・・・・ということで、アールヌーボーのプラハ編です。

20070426_dscf3925_3 「百塔の都」プラハはロマネスクから現代まで様々な様式の建物があることで有名。「建築博物館の都」とも呼ばれます。特にキュビズム建築で知られますが、プラハはかのハプスブルク家が支配していただけあって、アールヌーボーの素敵な美術がいたるところに見られます。写真は20世紀初頭に建てられたアールヌーボー建築のホテルエヴロパ。こんな素敵な建物が街中ゴロゴロあるんです。

20070426_dscf3707 画家では、なんといってもミュシャ(チェコではムハ)でしょう。ミュシャはパリで活躍したアールヌーボーの画家で日本でも装飾的な美人画ポスターで人気がありますね。でも、彼は晩年はチェコに戻り、スラヴ民族の自立を促す国民的な大作を次々に描いたことは余り知られていません。プラハ城のある丘に建つ聖ヴィート大聖堂には彼の素晴らしいステンドグラスがあります。パリ時代のポスターとは明らかに違って強い意思が感じられます。

20070426_dscf3871 そして、プラハの旧市街にある市民会館の正面モザイク画もミュシャによるものです。この市民会館自体アールヌーボー様式の美しい佇まい。そうそう、この中に「プラハの春音楽祭」で有名なスメタナホールがあります。「わが祖国」が演奏されるのもここです。ホールには入れませんでしたが、赤い絨毯の敷かれた階段前で中の様子を覗いました。

20070426_dscf3903 自由時間にミュシャの美術館にも行きましたが、規模も小さくイマイチ。先般日本橋高島屋で催された展覧会のほうが立派でした。でも、ミュシャが使った机などの調度品の展示などもあって、これはこれで興味深い(なぜか撮影禁止でしたがコッソリ撮っちゃいました)。

20070426_dscf3873 そして、中欧のアールヌーボーといえばカフェ。カフェの建物・内装が素晴らしいのです。プラハにもいくつもの豪華なカフェがあります。まず、市民会館のオベツニー・ドゥーム。高い天井に華麗なシャンデリア・・・・うっとりしますね。

20070426_dscf3879 市民会館近くにあるカフェ・パージュ。入口の装飾が実にシックです。

20070426_dscf3928_1 最後に、先ほどのホテルエヴロパの一階にあるカフェ・エヴロパ。プラハ随一の繁華街ヴァーツラフ広場に面していますが、一歩店内に入ると落ち着いた美しい装飾に囲まれ、まるでタイムスリップしたような静けさです。ピアノ演奏を聴きながら、美味しいコーヒーをいただきました。

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2007年6月 6日 (水)

銘酒 八海山

今度は新潟に出張です。今回は、ギフトカードの会社見学とコシヒカリの作付け状況の見学・・・・という奇妙な取り合わせ。

Photo_58 ご存知のように、新潟の名物といったらコシヒカリに日本酒です。私はお酒は弱いのですが、全国的に有名な銘酒八海山(ハッカイサン)。名前からして海の近くの山かなあと考えていましたが大違い。米どころ魚沼市から仰ぎ見る越後三山の一つでした。山の頂がぎざぎざになっていて八つの峰があることからこの名前がついたそうです。

Photo_59 お昼に雄大な八海山が間近にみえるところで蕎麦を食べました。なぜお米でなくて蕎麦かということですが、水が綺麗なところで打った蕎麦は美味しいのです。「岡寮」という風情ある蕎麦屋。八海山の酒蔵が経営しているようです。手打ちの10割蕎麦が売り物で、結構遠くから食べに来る人があとをたたず。10割蕎麦は作り置きが出来ないので、この日も私たちが最後の10割蕎麦を食べることが出来ました。

Photo_60 肴類も充実しています。驚いたのはニシンの山椒漬。山椒の利いたしょうゆに漬けたものですが、なんとも香ばしくて美味。燻製のような風味です。お土産に買って帰りたかったくらいです。ほかには山菜の天麩羅などなど。眼にまぶしい新緑と美味しい空気。旬のものがシャキっとした蕎麦と一緒に食べられるのは、都会に住む我々にとって堪えられない時間でした。

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2007年6月 5日 (火)

追悼ハネケン

ハネケンこと羽田健太郎さんが亡くなりました。残念です。mixiにも書き込みしましたが、このブログでも思い出をひとつ。

かなり昔ですが、銀座のスゥイングというジャズライブで、彼がピアノを弾いたビッグコンボを聴きました。往年の名プレーヤーたちが揃ったバンドで、前田憲男が指揮。たしかウィンドブレーカーズという名前だったような気がします。素晴らしいピアノでした。テクニックはもちろんですが、とてもリラックスしたピアノ。この時もガーシュウィンのラプソディー・イン・ブルーのさわりを弾いていたように記憶しています。

彼は桐朋を首席で卒業しながら、ジャズ・ポップス界に身を置いた人。ジャンルを超えた稀代のエンターテイナーでした。山本直純さんのように。音楽の普及に力を尽くした方ですが、個人的にはジャズ・ポップスの道を究めてほしかった。

前田憲男が老境の域に達し、佐藤允彦とのトリプルピアノも聴けなくなるんだなあ・・・・・・・合掌。

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2007年6月 4日 (月)

復活!鬼束ちひろ・・・そしてアンジェラ・アキ

CSのMTVをみてビックリしました。鬼束ちひろが新曲を歌っていました。「everyhome」。本当に久しぶりです。ヒット「月光」は昔カラオケでよく歌いましたが、ここ数年は業界から消えていました。

Umck51711 「everyhome」ものすごくいい歌です。しかも重い。ずしりと来る衝撃。詞の重みもさることながら、声をぶつけるような歌い方。鬼束の本領発揮です。こんな歌い方してたら、体が持たないんじゃないかと心配するような迫力。

http://www.universal-music.co.jp/onitsuka/

プロモーションビデオがまた凄い。左手を上下させて歌うところは昔のままだし、やっぱり裸足。裸足の歌姫のままです。バックはピアノのみ。声だけで勝負です。久々に圧倒される歌に出会いました。あまりに大きな歌でこれはチョッとカラオケでは歌えません。

Jacket_m1 アンジェラ・アキの新曲「孤独のカケラ」。素晴らしい。「サクラ色」から間もないのに続々いい歌を出してきます。本当に気持ちよさそうにシャウトしています。

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2007年6月 3日 (日)

ご当地ホテル?

5月に工場見学で福井に出張しました。その時、敦賀のホテルに宿泊。敦賀は港町で、日本三大松原の一つがあったりで、風光明媚なところ。かつては温泉街などもあって観光客も来ていたようですが、地方都市の例に漏れず最近は寂れています。

Photo_54 そのなかで、たった一つ残った温泉ホテルに宿泊しました。山の中腹で見晴らしはよいのですが、結構年季の入ったホテルです。エレベーターに乗ってびっくり、なんと部屋の名前が全国の都市名。オーナーの趣味だそうですが、ちょっとねえ・・・・。今の若い人が見たらビックリするだろうなあ。

Photo_55 私の部屋は「函館」でした(笑)。敦賀に来て函館かあ・・・・・・不思議だなあ。家に電話したら、なんで福井に出張じゃなかったの?って、非常に怪しまれました。困った「ご当地」ホテルです。

Photo_56 ネットで事前に調べたら、部屋は古い、トイレは和式、料理は冷めている(天麩羅は石膏のよう)と散々な評価でした。覚悟して行ったのですが、お料理は存外に美味しくて大満足。地の魚が美味でした。きっと平日で宿泊客が少なかったので暖かいお料理が出たのでしょう。仲居さんも親切。ブラジルから出稼ぎに来ているそうです。そうそう、トイレはちゃんと洋式でした。

Photo_57 ここの温泉は敦賀トンネル温泉といって、北陸トンネルの工事中に湧き出した温泉だそうです。アルカリ質のヌルッとした美人の湯。温泉は最高でした。窓から見る敦賀の夜景。かつては10万ドルの夜景(ちょっとショボイ)といわれていたそうですが、かなり寂れてしまいました・・・・とタクシーの運転手の弁でした。

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