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2007年5月20日 (日)

ブログ・・・・・の憂鬱

先日、あるブログ友達(Xさんとします)と口論になりました。口論といってもブログ上ですし、もっぱら私に非があるようなので、険悪な関係になったといったほうが正確かもしれません。

事の発端は、Xさんのブログに私が無神経なコメントをつけたことにあります。軽い気持ちでユーモアを交えてコメントしたつもりだったんですが、後で考えれば、確かに思慮が不足していて、Xさんを傷つけてしまったのです。

それを弁解しようとして、ますます頓珍漢なメッセージを送ったりして、ますます深みにはまり込んでしまいました。とても悲しいことです。

Xさんは、①私が実際に経験したこともないのに、勝手に想像してコメントを書くな、②私のブログを見ることを強要するな、と指摘していました。確かに①は軽率だったと思います。また、②は私のブログもごひいきに・・・という軽い気持ちなのですが、Xさんにはそのように伝わっていなかったようです。Xさんはまじめな方で、きっと自らにも厳しい方だと感じます。私のようないいかげんな気持ちでブログを書く人間を許せなかったに違いありません。

その後も修復を試みようと思いましたが、直接会って話をするのとは違うブログの難しさ・・・・・とうとう最後通牒を突きつけられてしまいました。

そもそも、相手が百人いて、百人に全てに好かれるのは非常に困難なことだと思いますが、さらにブログには相手の顔が見えないという難しさがあります。

Xさんにしてみれば、私の名前さえ見たくないのだろう・・・・足あとをつけられるのさえ不快になるでしょう。やはり相手の立場に立てば、相手の気持ちを乱さないためには、これ以上近づかない(コメントを書かない)ことが第一だと思いました。

こうした事態を招いたのは、もっぱら私が悪いのですが、皆さんどのように対処するのがいいとお考えでしょうか。ブログを今年からはじめた初心者としては、本当に悩んでしまいました。

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2007年5月13日 (日)

中欧ツアー:高いところが好き編

三回目は高いところが好き?編です。

20070427_dscf4017 今回のツアーの目玉の一つは、ザルツカンマーグートでシャッフルベルク山に登山電車で登ることでした。この山から湖をみる眺望は最高だといわれています。映画サウンドオブミュージックの冒頭で、マリアが子供たちと山の草原で戯れ、カメラが空へ引いていって、素晴らしい山の景色が眼前に広がる・・・・というあの有名な場面は、ここで収録されたのです。

20070427_dscf4069 ところが、登山電車の運行が始まるのは私たちが訪れた次の日。そんな馬鹿な!という思いで、私は出発前から旅行社に問い合わせて、日程を変更するように申し入れたのですが、結局ダメ。当初16人の参加だったツアーが、半分の8人に半減してしまったのもこの理由かもしれません(でも、大きな観光バスにゆったり乗れたメリットもありましたが)。写真はザンクトヴォルフガングの後ろに見えるシャフルベルク山。

20070427_dscf4077 そんなことにはめげません。時間に余裕があるというので、予め調べておいたザンクトギルゲンという村にあるツヴェルファーホルン山へ登るロープウェイをリクエストしました。それが、ビックリするくらい素晴らしい眺めなんです。途中の展望台からはヴォルフガング湖全体が見渡せてこのうえなく心地よいです。

20070427_dscf4086 この冬欧州も暖冬で、4月末で気温が既に25℃前後にもなる暑さです。もっとも、日本に比べて湿度が低いので過ごしやすいですが。この山は標高1522メートルでちょっと寒いくらい。カンマーグート自体が標高500メートル前後ですから、所要時間片道15分程度で1000メートルも一気に登ります。どうでしょうかこのすがすがしい眺め。メンバーは大喜び。お勧めです。

Photo_51 今回は高いところにずいぶんと登りました。最後には添乗員さんが、みなさん高いところお好きですね・・・とあきれるほど。プラハでは自由時間に市庁舎の塔に。あの12使徒が出てくる天文時計で有名なスポットです。70メートルの塔でエレベーターで昇れます。プラハ旧市街が一望できるゴキゲンなスポットです。

20070428_dscf4212 お次は、ザルツブルクのホーエンザルツブルク城。昔きた時に入場できなかったので、今度こそと添乗員さんにリクエストして自由時間に行きました。標高120メートルのお城まではケーブルカーで数分。とても堅固なお城で、ローマ教皇も一目置いた大司教区の権勢を感じさせます。ザルツァッハ川をはさんで新市街、さらにはザルツカンマーグートの山々まで見渡せます。

2_10 さて、ハンガリーはブダペシュトの聖イシュトヴァーン大聖堂からの眺めも素晴らしい。大聖堂は1905年に完成。ハンガリー初代国王イシュトヴァーンを祭ったネオルネサンス様式の教会です。普通教会はキリストを祭っていますが、ここはハンガリーのキリスト教化を進めたイシュトヴァーンが主祭壇に置かれていてとても珍しい(ローマ教皇が承認したとか)。教会内部にはイシュトヴァーンの右手のミイラなんかも安置されています。

20070501_dscf4621 ここの展望台はエレベーターで昇ると聞いていましたが、途中から階段に、しかも相当キツイんです。展望台に出ると、バルコニーの欄間?が広く開けらていて、子供だったら落っこちてしまいそう。私は高所恐怖症気味(笑)なので、足元がすくんですくんで・・・・・。展望は最高なんですが。写真の緑の屋根の建物は、ハンガリーのガウディと呼ばれるレヒネル設計による郵便貯金銀行です。屋根のタイルはハンガリー名産のジョルナイの陶器製。美しいです。

20070501_dscf4752 最後は極めつけ。世界最高の夜景の一つといわれる、ゲッレルートの丘からのブダペシュトの眺め。真ん中はくさり橋。高いとこからだと、ブダ、ペシュト、ドナウ川の三つがこんなに綺麗に見えるのです。世界遺産になったのもなるほどと思われます。ツアー最後の夜だったこともあって、我々は立ち去りがたく長い間見とれていました。

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2007年5月 7日 (月)

中欧ツアー:朝食編

中欧ツアー:音楽の次は私の大好きな食事といきますか。まずは朝食編から。

20070426_dscf3650_2 今回のツアーはデラックスとはいえませんが、まあまあのホテルに宿泊しました。プラハのホテルコリンシア・パノラマの朝食です。チェコは内陸の国なので肉食が主体。というわけで朝食もハム・ソーセージの種類が豊富。ややスパイスが効いています。パンも多種類あって結構なボリュームでした。

20070426_dscf3649 ペストリーも沢山あって、目移りしてしまう。全部食べ比べられたら幸せなんだがね(笑)。

20070428_dscf4126 ザルツブルクのホテルがオーバーブッキングで、郊外にある山荘風のホテル:フーバーティシュホフへ宿泊。すぐ裏がアルプスに連なる山すそで眺望抜群です。これは怪我の功名かも。

20070428_dscf4122 食事は新鮮な野菜、パプリカやセロリが盛られていて、美味しい空気とあいまって食欲をそそります。

20070428_dscf4124 ここのホテルでは麦を粉に挽いていない全粒のパンがあったりして面白いです。口の中で粒と粒がこぼれる食感が素朴でユニーク。下はパウンドケーキみたいです。

20070429_dscf4273 ウィーンのルネッサンスホテルの朝食は、内陸にあるためか野菜がピクルス中心。緑の唐辛子?のピクルスはピリッと辛め。ヤングコーンに白い丸いのはミニのたまねぎみたいなピクルスです。三角のパンはフレンチトースト。丸パンはひまわりの種?がまぶしてあって香ばしい。

20070501_dscf4509 ブダペストのホテルへーリアは温泉付の大きなホテル。食事はちょっと大雑把かな。左の皿の黄色いのは洋ナシの芯みたいに固い野菜。なんだろう?紫の液体(笑)をグレープジュースかと思って飲んだら、えぐい味。ひょっとしてビートを絞ったものじゃないかな。一口でやめました。スパイスの国なのでソーセージにもパプリカが効いていてピリッとします。ハンガリーの朝食は変わっています。

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2007年5月 6日 (日)

マルガツの後は・・・中欧ツアー:音楽編

連休を使ってプラハ→ザルツブルク→ウィーン→ブダペスト=中欧ツアーのお話です。時系列にするのも芸がないので、ジャンルわけしてご報告します。私の行動パターンからすると、まず食べ物(笑)と来るところですが、節度を保って音楽の話から。

Photo_49 中欧三国は音楽と縁の深い国ですが、そのなかではオーストリアのウィーン。学生時代の友人がウィーンに駐在していて、幸運にもオペラ(ウィーン国立歌劇場)のチケットを取ってくれました。それも、小澤征爾さんの病気復帰初日の公演。演目はワーグナーの「さまよえるオランダ人」です。オペラ座は絢爛豪華な内装で、見る者を圧倒します。

20070430_dscf4406 我々の席は、オケピットと舞台が間近に見えるボックス席。パルケット・ロージェ(平土間に接するボックス席)というそういです。音響的にはイマイチかもしれませんが、オペラグラスがなくても舞台が良く見えるし、小澤さんの指揮ぶりもばっちり見ることが出来ました。これで95€(15000円)ですから日本と比べると本当に安いのです。

20070430_dscf4411 小澤さんはとても元気。力感あふれるタクトさばきが見事です。息遣いさえ聞こえてきます。序曲の最後では、体全体がオケピットの後ろの壁にぶつかるほどの力演で、感激しました。歌手陣も立派。タイトルロールとヒロインの二重唱などは息をのむ美しさです。コーラスも迫力に満ちていて圧倒されました。

20070430_dscf4414 演出はクリスティーネ・ミーリッツで新奇な演出で有名らしい。確かに、一部眉をひそめるような露骨な描写はありましたが、全体的にはオーソドックスで、特に幕切れでヒロインが火に身を投じる(本物の火なんです)場面にはビックリ。日本では消防法の規制で、出来ないんじゃないかな?当然、ブラヴォーの嵐でした。

20070429_dscf4286 もう一つの音楽は、ウィーンの王室礼拝堂で、ウィーン少年合唱団のミサを聴いたこと。これはツアーに組み込まれているイベントです。ただ、毎週日曜日のミサに出席するのですから、日本人の我々にとっては違和感があるでしょう。私は中高とカトリックの学校でしたから親近感はありますが、ほかの日本人の方はどれだけ理解できたか?

20070429_dscf4299 さて、曲目はハイドンのミサ曲第8番「ハイリゲ・ミサ」。ミサの儀式の合間に管弦楽の伴奏で合唱隊が歌います。ただ、オケと合唱隊は礼拝堂の高い部分にいて、我々は姿を見ることが出来ません。このほかに教会専属のカントールム(聖歌隊)もいてグレゴリオ聖歌を歌う歌ミサの形式です。

20070429_dscf4301 音楽は素晴らしいの一言です。日本では、演奏会としてホールでミサ曲が採り上げられますが、本来は教会音楽。教会の中でミサとともに歌われるべきものなのだということが実感されました。それにしても少年合唱団はまさに天使の声。天使の声が空から降ってくるようでした。女声合唱部分を歌うので、男声は成年の合唱団が歌っていますが、礼拝堂全体に響く迫力も見事なものです。それに、オーケストラがウィーンフィルのメンバーときては、まさに天に昇る気持ちでした(笑)。

20070429_dscf4305 残念だったのは、時間の都合で途中退出したこと。ミサは曲によりますが、通常1時間半もあるのです。このミサの楽しみは、終了後少年合唱団が降りてきて一曲歌い、その後気軽に記念撮影に応じてくれることだといいます。私はミサ曲そのものが聴けたので満足でしたが・・・・・。途中退出はちょうど聖体拝領(キリストの体であるパンを信者が受けて食べる=キリストと一体になる儀式)のどさくさにまぎれて出ようと思いましたが、信者の方々の列に並ぶ羽目になり、信者でない私も拝領してしまいました。信者じゃないけど、シンパだから許されますよね・・・・お願いですキリスト様。

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ブラヴォー丸の内合唱団、そして・・・

楽しかったなあ。熱狂の日の丸の内合唱団。

009_1 私は5日のみの参加でしたが、またまた素晴らしい経験をさせていただきました。自主練習は都合がつかず、不安ではありましたが、mixiの書き込みを見たりして勉強していました。オアゾは平場のステージで響きもイマイチだったかな?。いきなりだったので、ちょっと燃焼感がたりないような気もしました。

020 でも、仲間のみんなは頑張っています。写真を見ると女声は整然とおしとやかに?歌っています。対して、男声はあっち向いたりこっち向いたりで自己主張!しているのが面白いです。勢いを感じますね。

006 二回目は丸ビルで。ちゃんとステージが設けられていて、天井も高くよく響きます。神尾先生の「これが最後と思え!」との叱咤を受けて、みんな万感の思いをこめて歌いました。私も「ふるさと」の二番では思わずジーンとなってしまうほど。客席を見ると、Aチームの応援団はもちろんですが、年配の方を中心に一緒に歌詞を口ずさんだり、シンミリしていらっしゃる方もちらほら。演奏者にも観客の皆さんにも感動を与えるなんて、やっぱり音楽は素晴らしいものです。

その後の「打ち上げ」も大いに盛り上がりましたよ。神尾先生、ミナエ先生本当にご指導ありがとうございました。

合唱団については、みなさんそれぞれにブログに書かれると思うのでこのくらいにしましょう。打ち上げのあと、熱狂の日コンサートに二つ出かけました。赤い顔をしてです(笑)。一つは、仲道郁代さんのグリーグピアノ協奏曲。コレがよかった。あの華奢なお体から、とても強靭でいてしなやかな音が出てくるのです。テクニックはもちろんですが、近年の中道さんの演奏には、もっともっと深い思索的な信念が感じられます。表情を見ていてもそれが分かるのです。それにしても、中道さんはキャリアを重ねられても相変わらず美しくかわいらしいですね。オケもなかなかのもの。指揮者も堂々たる体躯で(太っているということ!)シベリウスのフィンランディアは重戦車が砲撃をしているような迫力でした。

もう一つは、フォーレのレクイエム。声楽の「神様」といわれる指揮者コルボの十八番中の十八番です。このレクイエムは、6月に某合唱団で歌うデリュフレのレクイエムと姉妹関係にあるような名曲です。興味深く聴きました。

昨年もコルボの指揮でモーツァルトのレクイエムを聴きましたが、いかんせんAホールでは広すぎて、音の感動が届いてきません。ということで、今年は都合5公演のうち唯一Cホールの演奏をピンポイントでゲットしたのです(そのかわり終演11時です)。本当に感動しました。コルボの手兵ローザンヌ声楽アンサンブルは見事の一言。どこまでも透明でハーモニーも抜群。まるでソロが歌っているようでした。独奏者も素晴らしく、特にピエイエズのソプラノソロは、合唱団と同じステージに乗せて、まるで天上から天使の声が降り注いでくるようでした。コルボは40年近く前の録音ではフル・オケでボーソプラノを使っていましたが、今回はヴァイオリンのいない版での演奏です。いっそうたおやかな音色の中に、以前よりも彫琢の深い音楽を聞かせてくれました。

というわけで、昨日は音楽漬けの一日。大満足でした。

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