ウナギロッポン
ウナギロッポン?!・・・・・答えは最後に。
昨日の記事の続きで、「うなぎ腹いっぱい」をご紹介します。去年まで勤めていた会社の仲間が、私の○○就任祝いをしてくれました。本当に嬉しいことです。わずか1年しか居なかったのですが、思い出一杯で、良い仲間に恵まれました。ちょっと前にもほかの方がお祝いをしてくれたりして、大感激です。
さて、場所は浅草「初小川」。鰻の老舗です。浅草は天麩羅や鰻といった江戸前料理のメッカ。鰻でも、池波正太郎が愛した「前川」や「色川」などなぜか川がつく店が目立ちます。
入口は大きな暖簾がかかっていて、いかにも浅草の老舗という感じ。ところが、中に入ると、まさに鰻の寝床のように細長い客席が・・・・・・そう、我々が入ったこ上がりを含めて10数人で一杯になるような小さな店です。しかも、内装が古色蒼然。なにか昭和初期にタイムスリップしたような不思議な世界です。
ビールを頼むと「鰻の骨のから揚げ」がつまみに。続いて、粘り気のない「納豆のようなもの」が出ました。これはゆでた大豆に醤油・和からし・青海苔を振って食べます。まさに発酵していない納豆で、そのままの味。
次が名物「肝焼き」。ほかのブログでも普通の店の三倍あると書かれていて、巨大です。仲間が、なんでこんなに大きいの?と聞くと、気のよさそうな主人が言うには、ほかの店では、肝の周りをそぎ落として中心部分しか使わない。初小川では丸ごと使うので旨みが出るし、大きくなるとの事でした。食してみると、なるほど野性味のある旨みが口全体に広がります。これは好き好きでしょうが、上品ではないけれど鰻本来の風味を味わうことが出来ます。なお、肝焼きは日によって入荷しないこともあるし、売り切れることもあるとのこと。人気メニューです。
そして白焼き。山葵をつけていただきます。食通は蒲焼よりも白焼きを好むようですが(私は蒲焼が好き)、初小川の白焼きは、肝焼き同様に鰻の旨みが詰まっている。一般的に関東風は蒸してから焼くのでふんわりしている。関西では蒸さずに焼くので香ばしいということでしょうか。ここの鰻はその中間という感じです。あまり蒸さないので、油も適度に乗っていて、白焼きならではの鰻の風味が広がります。すでに、このあたりでおなかが膨れてきます。
この後、肝吸いが。ところがその大きさにビックリ。お椀ではなく小ぶりなどんぶりになみなみと盛られています。これも初小川の名物らしい。ちゃんと肝も入っています。最後に真打の「蒲焼」登場。鰻の連続で、もう食べられないのでは・・・・という不安が頭をよぎりましたが、これが美味しいんです。タレが独特できりっとしたしょうゆ味。あまり甘くないのです。さらっとした感じと言えばよいだろうか。おそらく、最初からこの鰻重を食べていたら、ちょっと物足りなかったかもしれませんが、締めに食べると、この淡白感が絶妙です。また先ほどの初小川特有の焼き方にこのタレがよくマッチしています。美味しいので、写真を撮るのを忘れて、半分食べ終わってから撮りました(汚くてすみません)。
さて、鰻尽くしで腹いっぱい。当分鰻は食べたくなくなるだろうなあ(笑)。最後に、これを書くかどうか迷いましたが、トイレに入ってびっくり・・・・・カミ、紙なんです。ここ30年、いや40年くらい見ることのなかったカミです。トレペじゃなくて、いわゆる便所紙というやつが、傍らに鎮座ましましているのです。まるで小学生時代の友人にばったり出くわしたような気持(笑)。いったい、どこに売っているのだろう?天然記念物です。初小川って、どこまでもレトロな店なんです。
ところで、ウナギロッポンとは?鰻+鼠先輩(笑)?いや、今週は鰻を食べて、六本木に遊びに行くのです。
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